Feature 特集

久間田琳加、主人公との共通点に「もはや『これ私!?』って思う瞬間も」――「ブラザー・トラップ」インタビュー2023/01/24

 電子コミックサービス「LINEマンガ」にて1億3000万viewを突破した人気漫画を実写化したドラマ「ブラザー・トラップ」が、1月24日よりTBSほかにてスタート。

 元彼とわだかまりが残ったまま別れてしまったことがきっかけで、恋愛に積極的になれない大学生・立花あかり(久間田琳加)に訪れた久々の恋。しかし、あかりの恋の相手である年下男子・成瀬和泉(山中柔太朗)は、元彼・成瀬大和(塩野瑛久)の弟であったことが発覚。三角関係を中心に、繊細でいちずなドキドキのピュアラブストーリーを繰り広げます。

 ここでは主演を務める久間田琳加さんにインタビュー。少女漫画好きという久間田さんが語るドラマの見どころや共演者とのエピソードはもちろん、現場でも意見が分かれたという「和泉派 or 大和派?」の質問にも答えていただきました!

――まずは、本作への出演が決まった時のお気持ちをお聞かせください。

「私自身、少女漫画を読むことがすごく好きで、漫画原作の実写化作品は今後も挑戦していきたいと思っていた時にお話をいただけたので、とてもうれしかったです。同時に不安やプレッシャーもありましたが、楽しみながら撮影しています」

――立花あかりをどのようなキャラクターと捉えて演じていますか?

「あかりは周りに気を使えて、とても優しい気持ちを持っている人間のかがみみたいな子です。こんなにすてきな子はなかなかいないですし、なれたらいいなと思えるすてきなキャラクター。あかりの優しさに日々背中を押されていて、演じている自分自身もピュアな気持ちになっている感覚があります」

――理想の女性像なんですね!

「はい。原作を読んだ時から思わず応援したくなる子だなと思っていました。かわいらしいところはもちろんあるのですが、意外とへこたれず、いざという時には行動力も発揮できるのがすごいところです。つい守ってあげたくなっちゃうキャラクターだと思います」

――ご自身と共通する部分はありますか?

「周りを気にしがちで、心配性なところは近いかもしれません。ストレートに伝えた方がいいことをなぜか遠回しに言ってしまったり、すぐに伝えた方がいいことなのに『今じゃないかも』と思い続けて、結局遅くなってしまうところがすごく似ているなと。あかりも少女漫画が好きで、家では眼鏡にちょっとダサい服で漫画を読んでいたりするのですが、そういう家でのくつろぎ方も、まるで自分を見ているような気分です。最初に原作を読んだ時からそういった部分には親近感があって、もはや『これ私!?』って思う瞬間もありました」

――ご自宅ではリラックスした時間をお過ごしなんですね。

「そうですね。あかりは家にいる格好でコンビニに行けていますが、私の場合はコンビニにすら行けないような感じかも。髪も本当にボサボサのままなんです(笑)」

――あかりはあまり自分に自信がないタイプですが、そのあたりはいかがですか?

「そこも共感できるポイントです。私もネガティブなので、あかりが『私がこれを言っていいのだろうか』と自問自答しているシーンなどは、『その気持ち分かるよ』と思いながら演じています。困っている人を放っておけないというあかりの性格にも共感できるのですが、同じように手を差し伸べられるかと言われると難しいかも。ウザいって思われたら嫌だなとネガティブに考えてしまうんです。あかりは余計なことを考えずに、素直に行動に移せるタイプなので尊敬しています」

「原作のあかりの表情を記録して、顔つきを考えています」

――少女漫画好きとのことですが、本作は少女漫画としてどのジャンルにあると思いますか?

「ドロっとしているように見せつつ、優しい空気感の作品です。タイトルだけ聞いた印象だと、どんな三角関係が繰り広げられるのやら…と、思われるかもしれないのですが、登場人物それぞれに正義があって行動していて、誰も責めるべき人がいないんです。みんなを応援したくなる作品になっているので、正当派ラインの作品なのかなと思います!」

――では、原作のある作品を演じる楽しさと難しさを教えてください。

「普通には経験できないようなストーリー展開があるところが、演じていて楽しいなと思う部分です。難しいところは、原作ファンの方の期待を裏切らないこと。なるべく雰囲気を壊さないよう努めています」

――例えば、どんな工夫をされましたか?

「原作があると表情のヒントがたくさん散りばめられているので、あかりが出てくるページや印象的な表情を記録して、顔つきを考えるようにしています」

――鏡の前でちょっとまねしてみたりとか?

「それもします! 漫画に出てくる表情って、すごく“ぽ〜”っとしていてかわいいじゃないですか。その絵を実際に表情にするのは難しいのですが、なるべく近づけられるように頑張っています。気持ちだけでも皆さんに伝わればいいなと!」

――「青春シンデレラ」(ABCテレビほか)の撮影では、メークに対するアイデアを出されたと伺いました。今回も何か提案されたのでしょうか。

「『青春シンデレラ』とは対称的で、あかりはメークの力を借りていないような女の子なんです。そんなあかりのピュアさや優しさをビジュアルで表現できたらと思っていました。これまでの作品では、まつ毛をがっつり上げる役が多かったのですが、監督やヘアメークさんと相談して、今回の作品ではそのままを生かしています。あかりの心情にもすごく合っているようなメークをしていただいています」

山中柔太朗&塩野瑛久の印象は?

――和泉役の山中さんと、和泉の兄であかりの元彼・大和を演じる塩野さんの印象はいかがですか?

「お二人ともそれぞれのキャラクターに近い性格をされていると思います。山中さんは穏やかでおっとりとしていて、言葉数が多いわけではないけれど、唐突に口にする言葉が印象的で面白いです。塩野さんはコミュニケーション能力が一番高くて、いつも現場を盛り上げてくださっています。初めてお会いした時から、原作から飛び出してきたような感覚がありました」

――キービジュアル撮影のメーキング動画からも3人の雰囲気が伝わってきたのですが、山中さんはやはり物静かそうな印象でした。撮影を通して距離は縮まりましたか?

「今はお互いに心を開けたんじゃないかなと思っています。ただ、年齢がほとんど変わらないとはいえ、これまで相手役の方が年下ということがあまりなかったんです。だから、どうやって距離を縮めればいいんだろうと少し悩みました」

――どうやって距離を縮められたのでしょうか?

「仲良くなるためには共通点を見つけないといけないと思って、カラオケのシーンの撮影で、メニュー表を開いて『今、何が食べたいですか?』って聞いてみたんです。そしたら見事に食の趣味が合わなくって! 『私はこれが食べたいな』って言ったら、『結構重いの選びますね』って言われてしまったりして、あまりスタートダッシュはよくありませんでした(笑)。何とか共通点を探そうと思って、毎日『お弁当どっち選んだ?』って聞いていたのですが、ずっと同じにならなくて…。最終的には、『僕もう分かってきました。久間田さんはきっと肉の方を選んでますよね。僕は魚です』って言われてしまいました。日々そんな会話を続けているうちに、コミュニケーションが取れるようになったと思います」

――結局、選ぶお弁当はかぶらなかったのでしょうか?

「それが、この間ついに同じお弁当を選んだ日があったんです! 山中さんが『今日は肉にした』って言うからびっくりしちゃいました!」

――わざわざ合わせてくれたのかも?

「残念ながらそうではなくて、普通に食べたかったらしいです(笑)」

成瀬兄弟どちら派? 現場票では「若干ですが…〇〇の勝ち」

――演じていてキュンとしたシーンやセリフはありますか?

「大和から電話がかかってきて出ようとしたら、和泉に手をパシっと抑えられて『出ないで』と言われるシーンがあるんですけど、そこは結構ドキッとしちゃいました。年下がやるからこそ、ちょっと魅力的な行動に見えるというか。急に本音が見えた感じがして、演じていて心動かされました」

――久間田さんは、和泉と大和どちらがタイプですか?

「悩ましい選択です。撮影の序盤では大和とのシーンが多かったので、先輩らしい強引な感じもいいかも…と思っていました。でも、後半になって和泉とのシーンが増えると、和泉の優しい雰囲気にひかれて、それからは和泉派ですかね。真逆の2人だからこそ、どちらにも魅力があるんですよね」

――それぞれのどこに魅力を感じますか?

「塩野さんが演じる大和先輩は、強引さがいいのかな。そこはすごくドキッとするすてきな部分でもある一方で、『もうちょっとあかりの気持ちを考えてよ!』って思う部分でもあります。和泉は、年下ならではのかわいらしさや、たまに見せるドキッとする言動とのギャップが一番の魅力ですね」

――和泉派か大和派かというのは、視聴者の皆さんにとっても盛り上がるポイントになりそうですよね。

「盛り上がると思います! 現場でもスタッフさんとどっち派かという話をしているのですが、やっぱり票は分かれるんですよね」

――ちなみに今はどっちが勝っているのでしょうか?

「若干ですが…大和の勝ちですね(笑)。視聴者の皆さんにもぜひタイプを教えていただきたいです!」

――三角関係を演じる上で、山中さん、塩野さんと話し合いはされましたか?

「誰かがすごく責められる展開にはしたくなかったので、それをリハーサルで皆さんと細かく話し合いました。『この言い回し違うんじゃないですか』とか、『これは勘違いされそう』とか。ちょっとした手の動きがなれなれしく見えちゃう時もあるので、見てくださる方に勘違いされないように、そこの擦り合わせはスタッフさんも含めてとても細かくしたなと思います」

――それは話し合いも含めて盛り上がりそうな現場ですね。

「若いスタッフさんも多い現場なので、『こうしたらもっとドキッとするかも』などと言い合って、かなり盛り上がりました。私も意見を言いやすかったですし、それぞれ自分のキャラクターだけじゃなく、相手のキャラクターに対しても思ったことを言える時間があったので、現場でドタバタ決めることもなく、一つ一つ丁寧に撮影できていると思います」

「意外としゃべるんですねって現場でもよく言われます。いつもこんな感じです!(笑)」

――主演として現場で意識されていることはありますか?

「これまでの現場で、同世代のキャストが集まる作品ではコミュニケーションが大切だなと実感したので、本作でもなるべく自分から皆さんとコミュニケーションを取るように頑張りました。塩野さんがたくさん引っ張ってくださっているので、頼らせていただきながら撮影しています」

――塩野さんは現場のムードメーカーなんですね!

「そうですね。一番最初に会話してくださったのも、キービジュアル撮影の時に会話を回してくださったのも塩野さんでした!」

――久間田さんはどちらかと言えばおしとやかなイメージがあったので、たくさんお話される姿にギャップを感じてキュンとしました。一気に現場が華やかになるんだろうなと。

「本当ですか! 意外としゃべるんですねって現場でもよく言われます。いつもこんな感じです!(笑)」

――今も細やかに気配りされているんだろうなと感じるのですが、逆に力が抜けるタイミングはありますか?

「さっきのお弁当の話でバレているかもしれないのですが、食べることが大好きなんです。日常的に気を張っているつもりはないのですが、1日3食ちゃんと食べることで、しっかりリセットされているのかもしれません。私にとっては、朝、昼、晩、好きな食べたいものを我慢せず食べるっていうのが、とても大切なんです」

――女優もモデルもされているので体形維持も大変だと思うのですが、すごいですね!

「好きなものを食べるためにたくさん動くようにしているんです。毎日撮影が入ってバタバタしている期間でも、週2回はジムに行くようにしています!」

――では、最後に本作の見どころをお願いいたします。

「成瀬兄弟どっち派かというところで皆さんにもぜひ盛り上がっていただきたいですし、あかりがどちらと恋に落ちていくのかにも注目していただきたいです。視聴者の皆さんにもドキドキが伝わるように頑張っているので、ぜひキュンキュンしながら、あかりの恋を見守っていただきたいです!」

 テーブルに並んだレコーダーを見て「皆さん思い思いのストラップをつけていらっしゃる!」と興味津々の様子だった久間田さん。インタビュー中も、「まとめてくださってありがとうございます!」など、記者一人一人に対して心遣いあふれる言葉を投げかける姿が印象的でした。写真撮影ではグッと引き締まった表情で魅了する一方、インタビューではおおらかな笑い声とともにテキパキと質問に回答。久間田さんの飾らない人柄のおかげで、終始笑顔あふれる取材となりました。

【プロフィール】

久間田琳加(くまだ りんか)
2001年2月23日生まれ。東京都出身。AB型。ドラマ「マリーミー!」(ABCテレビほか)、「#コールドゲーム」(フジテレビ系)、「お茶にごす。」(テレビ東京)、「青春シンデレラ」(ABCテレビほか)、映画「ミックス。」(17年)、「青夏 きみに恋した30日」(18年)などに出演。雑誌「ニコラ」(新潮社)、「Seventeen」(集英社)の専属モデルを経て、現在は「non-no」(集英社)の専属モデルを務めている。

【番組情報】

「ブラザー・トラップ」
1月24日スタート
TBSほか
火曜 深夜0:58〜1:28(一部地域を除く)
※Paraviでは各話1週間前に先行配信

【プレゼント】

サイン入り生写真を2名様にプレゼント!

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【締切】2023年2月20日(月)正午

【注意事項】

※ご当選者さまの住所、転居先不明・長期不在などにより賞品をお届けできない場合には、当選を無効とさせていただきます。
※当選で獲得された権利・賞品を第三者へ譲渡、または換金することはできません。
※賞品をオークションに出品する等の転売行為は禁止致します。また転売を目的としたご応募もご遠慮ください。これらの行為(転売を試みる行為を含みます)が発覚した場合、当選を取り消させていただくことがございます。賞品の転売により何らかのトラブルが発生した場合、当社は一切その責任を負いませんので、予めご了承ください。
※抽選、抽選結果に関するお問い合わせにはお答えできませんので予めご了承ください。

取材/文 TBS担当A・M 撮影/蓮尾美智子



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