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【「もしイケ」リレーインタビュー第3回】水沢林太郎「源二郎の話を聞いた時に、〇〇〇が思い浮かんだんです(笑)」2022/01/12

【「もしイケ」リレーインタビュー第3回】水沢林太郎「源二郎の話を聞いた時に、〇〇〇が思い浮かんだんです(笑)」

 「あなたの番です」(日本テレビ系)や「共演NG」(テレビ東京系)など、話題のドラマを次々と生み出している秋元康さんが新たに企画・原作を務める、テレビ朝日系の1月期土曜ナイトドラマ「もしも、イケメンだけの高校があったら」。

 生徒のイケメン率が異常に高い「私立美南学園」を舞台に、ひょんなことから奇跡的に入学した平凡な主人公・池田龍馬(細田佳央太)が、周りの個性的なイケメンに戸惑いながらも自らのアイデアを武器に競い合い、「全国選抜高等学校イケメン大会」、通称「選抜イケメン大会」の代表メンバーを目指していく、新感覚の学園コメディードラマです。

 TVガイドwebでは、「もしも、イケメンだけの高校があったら(以下:もしイケ)」のメインキャスト6人に取材を敢行。ドラマ初回放送の15日まで毎日1人ずつ、インタビューをお届けしていきます。(第1回インタビューはこちら:https://www.tvguide.or.jp/feature/feature-1317183/、第2回インタビューはこちら:https://www.tvguide.or.jp/feature/feature-1317939/

 3日目は、実家が有名な剣道道場であることから、誰に対しても敬語を使ってしまう律儀な純和風イケメン・神宮源二郎を演じる水沢林太郎さんが登場。役づくりのこだわりや初挑戦となった剣道の裏話、さらに俳優としてだけでなくモデルとしても活躍する中で、それぞれの現場で大切にしていることについて伺いました。

【「もしイケ」リレーインタビュー第3回】水沢林太郎「源二郎の話を聞いた時に、〇〇〇が思い浮かんだんです(笑)」

――この「もしイケ」という作品に対して、率直にどう感じられましたか?

「今回、オーディションを通してこの役をいただいたんですけど、この『もしイケ』っていわゆる王道のキラキラ作品じゃないですか。そういった作品を経験したことがあまりなくて、少し苦手意識がある中でのオーディションだったので、終わった後は落ちたのかなと思っていたんです。自分は駄目だと思っていたんですけど、『決まったよ!』と連絡をいただいて『俺で大丈夫かな?』と思いましたし、今でも周りがキラキラしていると、ちゃんとついていけてるかな?って不安になるところはあります」

――出演が決まった際の、水沢さんの「びっくりした」というコメントはそういったこともあってのものだったんですね。

「そうですね。本当に『えぇっ!?』ってびっくりしました(笑)。でも(役を)いただけたことは光栄なので、頑張らなくちゃという思いはあります」

――オーディションを勝ち抜いてつかんだ神宮源二郎はどんな役柄でしょう?

「まだ源二郎の過去がどういうものかはっきりと分かっていない部分があるんですけど、いろいろお話を聞いた中では、純和風イケメンで実家が剣道道場で、その道場の門下生も男性よりも女性の方が多いということなんです。源二郎自身も剣道が強くて、『千葉のラストサムライ』とも言われてるみたいで(笑)。そういう、ちょっと昔ながらの日本男児みたいな面影が残っていながら、常に礼儀正しくて敬語を使うといった、日本の所作みたいなところがすべて入っている、そんな男の子です」

――なるほど。少し江戸っ子みたいな役といった感じなんでしょうか…?

「そうですね。そっちの方が分かりやすく伝わるかもしれないです」

【「もしイケ」リレーインタビュー第3回】水沢林太郎「源二郎の話を聞いた時に、〇〇〇が思い浮かんだんです(笑)」
【「もしイケ」リレーインタビュー第3回】水沢林太郎「源二郎の話を聞いた時に、〇〇〇が思い浮かんだんです(笑)」

――他の役と比べると、すごく寡黙というかクールな印象だと思うのですが、役づくりでこういう源二郎にしていきたいというイメージはありますか?

「一番最初に役の話を聞いた時に、『ルパン三世』の石川五ェ門が出てきちゃって(笑)。多分そういうことなんじゃないかなと思ったんです」

――確かにクールですね(笑)。

「実はそこが大きな主軸になっています(笑)。毎回役をいただいた時に、『この役を誰でイメージしようかな?』と考える僕の中での楽しみ方があるんですけど、初めてアニメキャラが出てきちゃって(笑)。でも、敬語を使ったり、礼儀正しくて寡黙なところが近いような気がしなくもないと思いながら、ヒントをもらっています。実際に剣道もやるんですけど、形を見たりとか指導していただいて教わったりしていて、それも含めてこれから作っていけたらなと思っています」

――剣道は実際にやられてみていかがですか? 実は私も剣道をやっていたので、初めはかなり難しいのではないのかなと思っておりまして…。

「難しかったです。柔道とかは授業でやったことがありましたが、剣道はやったことがなかったので。今回初めて竹刀を持ったんですけど、打ち方も分からなければ立ち方や構え方も分からなかったので、一から指導していただきました。実際に素振りをするシーンがあって、本当に素振りだけで良かったなと。撮影に入る前から、なんとか形だけでもうまく見せたいなという思いを込めながらひたすら振っていました。まだ筋肉痛が残っているんですけど、ちょうど昨日がやばくて(笑)。本当に痛くてしょうがなかったんですよ。でも、『良かったな、頑張ったんだな』という感覚が自分の中であります」

【「もしイケ」リレーインタビュー第3回】水沢林太郎「源二郎の話を聞いた時に、〇〇〇が思い浮かんだんです(笑)」

――水沢さんがこれまで出演されたドラマ「マリーミー」(テレビ朝日ほか)や「ブラック校則」(日本テレビ系)を拝見したのですが、特に学生役が多いなという印象があります。

「確かにそうですね…でも、いわゆる“良い子”は少ない気がします」

――(笑)。「青のSPー学校内警察・嶋田隆平ー」(フジテレビ系)では悪い学生、「17.3 about a sex」(ABEMA)ではバイセクシャルの学生を演じられていましたが、同じ学生でも個性の違う役を演じる中で、何か意識されていることはありますか?

「そこらへんを決めたり切り替えることはあまりなくて。それぞれで考えることはあるんですけど、現場に入ったらすぐ『こっちはこう、こっちはこう』ってなっちゃうので、もしかしたらそういったところを少し感覚でやっている部分があるのかもしれないです」

――撮影していく中でだんだんとつかんでいく感覚でしょうか?

「毎回、撮影に入る時に、役づくりの上で自分の中で三つくらい候補を出しておいて、現場でその候補を少し試したりするんですよ。つかみ出したものとその候補が合えばそれが一つの軸みたいなものになっています。今回の源二郎も三つくらいありますけど、やっぱりまだつかめていないので、急いでつかまなきゃなと思っています」

【「もしイケ」リレーインタビュー第3回】水沢林太郎「源二郎の話を聞いた時に、〇〇〇が思い浮かんだんです(笑)」
【「もしイケ」リレーインタビュー第3回】水沢林太郎「源二郎の話を聞いた時に、〇〇〇が思い浮かんだんです(笑)」

――その源二郎の大きな特徴が、敬語や礼儀作法。モデルの活動もされている水沢さんが、いろいろな現場でコミュニケーションをとる上で大事にしてることを教えてください。

「本当に当たり前のことですけど、あいさつをすることって大事じゃないですか。(仕事を)始めたての頃、なかなか自分から話すことが得意ではなかったので、あいさつがとても苦手で。できても声が小さくて聞き取れなかったので、その都度、毎回怒られていたんです。でも、『MEN’S NON-NO』モデルとして『TGC(東京ガールズコレクション)』などのいろいろな場所に行かせていただいて、初めましての方と出会っていく中であいさつが本当に大切なんだなということにあらためて気付きだしてから、あいさつをすることは大事だなと思っています」

――そういった現場を経て、今回の「もしイケ」の現場の雰囲気はどのように感じられていますか?

「すごく柔らかい空気感というか、役者にすごく親身に寄り添っていろいろ意見を出し合いながらやらせていただけているなと感じています。結構カメラ割りとかもサクサク進んでいくので、面白くて、とてもいい現場だなと思いますね」

――細田さんや宮世琉弥さんなどの同世代の役者さんとの共演も話題になっていますが、これからの撮影で楽しみなことを教えてください。

「世代が近い方々もいらっしゃるので、とても刺激になります。お芝居以外の部分で話していることもそれぞれみんな違うので、その分いろんな知識も増えるし、仲良くなれる。何回かお芝居を一緒にしたことがある方々もいますけど、そういった方とも関係をより深めていけることはすごく楽しみです」

【「もしイケ」リレーインタビュー第3回】水沢林太郎「源二郎の話を聞いた時に、〇〇〇が思い浮かんだんです(笑)」

――では最後に、作品の見どころを源二郎の推しポイントとあわせて教えてください。

「源二郎の推しポイントか…(少し考えて)源二郎は剣道をメインでやってきた人間なので、剣道のシーンは少し注目して見ていただけたらなと思います。筋肉痛になっていますけど、そこは僕も奇麗に見せたいなと思っているので。やばいな、これ自分でハードル上げてるな…」

――(笑)。作品全体の見どころはいかがでしょう?

「若いキャストが中心に頑張ってますので、お芝居を見ていただきたいです。でも、今回いろいろなタイプのイケメンが出るので、純粋にイケメンたちの姿を楽しんでいただきたいです」

――その中でも「源二郎を推してほしい!」みたいな気持ちも…?

「少なくはないですけど、僕以外にも魅力的な方がたくさんいらっしゃるので、ぜひそちらも応援していただけたらいいかなと思います(笑)」

――ありがとうございました!

【「もしイケ」リレーインタビュー第3回】水沢林太郎「源二郎の話を聞いた時に、〇〇〇が思い浮かんだんです(笑)」
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【「もしイケ」リレーインタビュー第3回】水沢林太郎「源二郎の話を聞いた時に、〇〇〇が思い浮かんだんです(笑)」

 写真撮影中、水沢さんから「こういう撮影は慣れないです」という意外な一言が。しかし、カメラマンから「今回はどういう役?」と聞かれると、「こういう役です!」と言って直立不動のポーズをしてくださった水沢さん。「もしイケ」でのクールな役とは対照的なおちゃめな返しに、現場は笑いに包まれました。水沢さん演じるクールな源二郎が主人公・龍馬や選抜候補メンバーとどのように関わっていくのか、注目していきましょう!

 「もしイケ」放送スタートまであと3日! 明日は美南学園一の情報通で「選抜イケメン大会」に熱い思いを抱く天使系イケメン・若林拓実を演じる藤原大祐さんが登場します。お楽しみに!

【プロフィール】

【「もしイケ」リレーインタビュー第3回】水沢林太郎「源二郎の話を聞いた時に、〇〇〇が思い浮かんだんです(笑)」

水沢林太郎(みずさわ りんたろう)
2003年2月5日生まれ。埼玉県出身。水瓶座。B型。ドラマ「俺の話は長い」「ブラック校則」(ともに日本テレビ系)、「マリーミー!」(テレビ朝日ほか)、「青のSPー学校内警察・嶋田隆平ー」(フジテレビ系)などに出演。また、雑誌「MEN’S NON-NO」(集英社)の専属モデルも務めている。

【番組情報】

土曜ナイトドラマ「もしも、イケメンだけの高校があったら」
1月15日スタート
テレビ朝日系 
土曜 午後11:00〜11:30

「美南学園イケメン選抜ランキングバトル」も開催中
推しを見つけたらぜひ投票して応援しよう!
https://www.tv-asahi.co.jp/moshiike/oshi/
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【締切】2022年2月8日(火)正午

取材・文/平川秋胡(テレビ朝日担当) 撮影/蓮尾美智子



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