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吉沢亮主演「青天を衝け」いよいよ始動!! 慶喜役・草彅剛のオーラに“負けられない!”2021/02/13

 2月14日から始まる大河ドラマ「青天を衝け」(NHK総合ほか)。大河ドラマ第60作目は、2024年の新一万円札の顔となる渋沢栄一を主人公にした物語です。しかしながら、一万円札の顔になると聞いても「…誰?」とピンとこなかった記者。調べてみると本当に“すごいお方”でした。

 渋沢栄一は「日本資本主義の父」ともいわれ、約500の企業を育て、約600の社会公共事業に携わったそうですが、銀行や保険会社、鉄道に電力会社など、どれも聞いたことがある企業や事業ばかり。「この人がいなかったら、今の日本はなかったんじゃないか?」と思えるほどです。しかもノーベル平和賞の候補に2度も選ばれているとか。どんなふうに育ったら、そんな立派な人物になれるのでしょうか? それを教えてくれるのが、まさに「青天を衝け」なんですね。

 今回は、1月下旬に行われた主人公・栄一を演じる吉沢亮さんと、脚本を手掛けた大森美香さんが出席したリモート会見の模様をお届けします! 

 放送が近くなったことに対し、実感がないという吉沢さんですが、視聴者の皆さんがどんな感想を抱くのかとても気になっているそう。ご本人は完成した第1話を見た時に「大森先生の力強いエネルギーやチャーミングな世界観が表現されています。はかない死を遂げるような主人公ではないですが、“生きる”ということに寄り添ったドラマだなと。生命力にあふれていて、エネルギッシュで面白いなと思える作品で安心しました」と感想を述べました。

 一方、脚本の大森さんは「脚本を描きながらも、皆さまの目に触れることができるのかと心配していたので、完成することができてホッとしております。一度も現場に行っていないので、『台本は伝わっているかしら?』と思っていたんですが、第1回を拝見して、みんながいいなと思えるものを一緒に作れていて、視聴者にお届けできるんだという自信のようなものを少し感じました。今だからこそ皆さんに見ていただきたい、温かくて強い物語になっていると自負しております」と自信をのぞかせます。

 この日は、江戸城のセットで行われていた撮影現場とリモート中継をつなぐという粋な計らいもありました。リハーサルを終えた井伊直弼役の岸谷五朗さんが登場し、本番ギリギリまでマスクをしているという、コロナ禍ならではの撮影現場の大変さを伝えます。そして、物語が血洗島と江戸のパラレルワールドであることから、栄一を演じる吉沢さんに現場で会うことなく撮影をしていると明かし、カメラ越しに「お亮、元気か~!」と手を振るちゃめっ気たっぷりの岸谷さんなのでした。

 中継を見た吉沢さんは「あらためて見ると、お武家さまの格好にマスクって、なかなか奇抜なファッションだなと(笑)。でもそれも万全の状態で届けるためなので仕方ないんです。僕は江戸パートの世界観を全く知らなくて、ずっと血洗島で畑ばかり耕しているので、こんな豪華なセットなんだなと。五朗さんとも現場でお会いしたかったんですけれども、なかなか会えるタイミングがなさそうでちょっと寂しい」と笑顔を見せながらもポツリ。

 そして、リモート中継の後は、尾高千代を演じる橋本愛さんからのコメントも到着! 橋本さんは「千代ちゃんは、自分の家族や周りのみんなが喜ぶことをするのが自分の喜びとして感じられる人なので、私もすごく大好きな女の子で、とてもいい子なんです。しかも頭もよくて、勉強熱心で読書が好きで勤勉で。栄一さんと同じように道を切り開く力もある女性です」と千代の人物像を語り、さらに栄一との印象的なシーンについて「今後、千代が栄一に神社で告白されるシーンがあるんですが、本番までマスクをしているので表情が見えなくて。目だけ見ている時には精悍(せいかん)なりりしい顔だと思っていたのですが、本番で初めてマスクを取った栄一さんの顔を見て、『あっ、こんなに必死になっていたんだ』と知って、とてもいとおしい気持ちになったのを覚えています」と振り返ります。

 そんな橋本さんのコメントに対して、吉沢さんは「覚えています。そのすぐ後も、好きだという思い以外にも、世界の見方などを千代伝えるシーンがあって、基本的に栄一がずっとしゃべっているだけなんですけれども、聞いているお千代の顔に愛があるというか。すごく安心して心の内をさらけ出せるし、受けのお芝居がとてもすてきな方だなと毎回思います」と橋本さんに絶大な信頼を寄せている様子。ある意味ラブラブです(笑)。

 さらに、後に江戸で出会うこととなる徳川慶喜役の草彅剛さんのコメントも紹介されました。第1回の感想を記者一人一人に聞いて回りたいくらいだと語った草彅さんは「吉沢くんとこれからすてきなシーンがたくさん生まれるんじゃないかなと思っています。本当にドキドキワクワクできる作品です」と今後に期待していることを明かした後、「ありがたき幸せに存じ上げ奉り上げまする(笑)」と江戸のことばで締めくくりました。

 草彅さんのコメントを受けて、吉沢さんは「最初の栄一と慶喜が出会うシーンと、一瞬すれ違うだけのシーンを撮ったんですが、セリフでのやりとりはまだなくて。ただ、最初の出会いのシーンのたたずまいというか、草彅さん自身が持っておられるオーラみたいなものがすごくあって。栄一が一方的に熱量をぶつけるシーンだったんですけど、草彅さんが演じる慶喜の存在感には“負けられない!”と思って、より熱量が上がりましたし、草彅さんのおかげでいいシーンになったなという印象です」と第1回のシーンを回想しながら、草彅さんへの思いを話しました。

 コロナ禍ならではのいつもとは少し違うリモート会見でしたが、吉沢さんをはじめとするスタッフの皆さんの熱い思いが伝わってくる会見でした。これから約1年、吉沢さんはどんな栄一を見せてくれるのでしょうか。栄一と慶喜の出会いのシーンはもちろん、千代ちゃんへの告白シーンもお見逃しなく!

第1回あらすじ(2月14日放送)

 武蔵国血洗島村(現在の埼玉県深谷市)で養蚕と藍玉作りを営む農家の長男として生まれた栄一(子役・小林優仁)は、人一倍おしゃべりの強情っぱりで、いつも大人を困らせていました。ある日、罪人が藩の陣屋に送られてきたことを知った栄一は、近くに住むいとこの喜作(子役・石澤柊斗)らと忍び込もうとたくらみます。一方、江戸では、次期将軍候補とすべく、水戸藩主・徳川斉昭(竹中直人)の息子、七郎麻呂(子役・笠松基生)を御三卿の一橋家に迎え入れる話が進んでいました。

【番組情報】

大河ドラマ「青天を衝け」
NHK総合 日曜 午後8:00~9:00ほか
NHK BSプレミアム・NHK BS4K 日曜 午後6:00~7:00

NHK担当 K・H

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