「ゴジラ-1.0」を本編ノーカットで地上波初放送! 神木隆之介、浜辺美波らが喜びのコメント!2024/10/17
日本テレビ系で11月1日放送の「金曜ロードショー」(金曜午後9:00)では、第96回アカデミー賞Ⓡで、邦画・アジア映画史上初の視覚効果賞を受賞した「ゴジラ-1.0」を、本編ノーカットで地上波初放送することが決定。主演の神木隆之介、ヒロインの浜辺美波、山崎貴監督からコメントが到着した。
日本では興行収入76億円を超える大ヒット。さらに日本にとどまることなく世界中で大ヒットを記録した「ゴジラ-1.0」。戦後、焦土と化した日本で「政府も頼れない、武器も弾薬もない状況で、いかにしてゴジラと戦うか?」という、民間人たちのゴジラ討伐に向けた挑戦が、ドラマチックに描かれた本作。戦争を引きずり、多くのものを失ってもなお、強く生きていこうとする人間たちのドラマも描かれている。
神木が演じる敷島浩一は、戦争末期に特攻隊員として出撃するも、特攻を果たせずに生還し、その後、両親を空襲で失った孤独な青年。「俺の戦争は終わってないんです」と苦悩を抱えながらも、典子との出会いにより生活に少しずつ色を取り戻していく。しかし、彼は自分が生き残ったことが正しかったのかを悩み続ける。
神木は敷島について、「海軍航空隊で実戦も行わないまま特攻隊に入れられ、機体の故障を偽り戻ってきた男です。不器用で無骨、しかしその中に人を見捨てられないという優しさを持った人間」と表現し、「彼が背負った、背負わざるを得なかった想いを自分なりにかみ砕き、戦争とゴジラへの絶望と典子への希望を表現できるように頑張って演じたつもりです」と語る。
続けて、ゴジラのVFXに関しては、「現実世界にゴジラがいるんだと信じさせてくれるVFXです。特に海でのシーンは圧巻で、唯一無二のシーンになっていますので、ぜひ金曜ロードショーでご覧ください」と見どころを強調している。
一方、浜辺が演じる大石典子は、戦争で全てを失いながらも、空襲で他人から託された赤ん坊・明子を育てる決意をした強い女性。「生き残った人間は、きちんと生きていくべきです」と、敷島の苦悩を支え、励まし続ける女性だ。
浜辺は典子について、「唯一の守るべきものを抱きしめて、強く必死に生き抜く女性です。あらがって生き抜けば、その先がきっとあると信じて、典子を演じました」とし、「戦後の日本が更なる絶望に襲われ、どう立ち向かっていくのか、テレビの前で見届けていただけるとうれしいです。『ゴジラ-1.0』で描かれるゴジラの衝撃をおうちでもぜひ楽しんでくださいね」と視聴者へメッセージを寄せた。
監督の山崎もまた、地上波での放送に感慨を述べ、「怪獣映画だからって食わず嫌いしていた人達にも、ぜひ見てほしいです。地上波での放送は気軽に見てもらえる絶好の機会なので、このチャンスにたくさんの怪獣映画ファン(特にお子さん)が新たに生まれてくれるといいなと思っています」と期待を込める。
また、自身の初めての怪獣映画体験について触れ、「僕も最初の怪獣映画との出合いはテレビでの放映でした。あの時の光景に似たシーンが日本中のご家庭で繰り広げられると思うと楽しみでなりません」とコメントを寄せている。
そのほか、「ゴジラ-1.0」には、山田裕貴、青木崇高、吉岡秀隆、安藤サクラ、佐々木蔵之介といった実力派キャストが顔をそろえる。山田は、戦争を知らずに機雷除去作業に挑みながら、ゴジラとの遭遇を通じて成長する無鉄砲な青年・水島四郎を熱演。青木が演じる橘宗作は、元海軍航空隊の整備士で、仲間を全員失うという悲劇を背負いながらも再びゴジラに立ち向かう。
吉岡は科学者・野田健治として「海神作戦」を立案し、民間人によるゴジラ討伐に挑む重要な役割を果たす。安藤は、空襲で子どもを失った悲しみを抱えながらも敷島一家との交流を通じて心を癒やしていく太田澄子を繊細に表現。そして、佐々木が扮(ふん)する秋津淸治は、機雷除去作業やゴジラ討伐でリーダーシップを発揮し、若者たちを温かく見守る存在として描かれている。
第二次世界大戦末期、敷島浩一少尉(神木)は特攻に出撃するものの、大戸島に不時着する。その夜、島民に呉爾羅と呼ばれる全高15mの恐竜のような謎の巨大生物が基地を襲撃。敷島を残し、隊は壊滅してしまう。
戦争によって何もかも失い、焼け野原となった東京。空襲で両親を失ったことを知った敷島は、独りさまよっていたところ、赤ん坊を抱えた女性、大石典子(浜辺)と出会う。なんとか仕事を探し出し、3人で共同生活をしていく中で、敷島は毎晩悪夢にうなされ、生き残ったことに帰還兵の苦しみを感じていた。
戦争を生き延びた人々が日本復興を目指す中、追い打ちをかけるかのように、巨大生物ゴジラが出現、東京に上陸する。自前の軍隊を持たない日本は、武器も弾薬もない、民間人だけでゴジラに立ち向かうしかなかった。誰かが貧乏くじを引かなくてはいけない。「今度の戦いは、死ぬための戦いじゃない。未来を生きるための戦いなんです」戦争を生き抜いた人々はゴジラと戦うことを決意する。
また、今回の放送に合わせて、10月26日から11月2日まで、日本テレビ系では「ゴジラVS日本テレビ 日テレ系ゴジラWEEK」と題し、さまざまな番組がゴジラとコラボする。加えて、BS日テレでも「ゴジラVS BS日テレシネマ」と題して、関連映画を放送。10月26日には、ファンの間では怪獣たちの名前の頭文字をとって、通称「GMK」とも呼ばれる作品「ゴジラ モスラ キングギドラ 大怪獣総攻撃」(午後7:00)を放送。本作は山崎監督が影響を受けていると公言する作品で、「ゴジラ−1.0」でもオマージュと考えられるシーンが登場する。
そして、11月2日には、山崎監督いわく、「色をなくしたことで新たに迫ってくるような現実感が出てきて、ドキュメンタリーのようなすさまじく恐ろしいゴジラが現れる」という、「ゴジラ−1.0」のモノクロ映像版となる作品「ゴジラ−1.0/C」(午後7:00)を無料放送としては初放送する。コラボ番組の詳細や最新情報は公式サイトをチェック。
さらに、映画「ゴジラ-1.0」の製作秘話やこだわりについて、山崎監督がファンからの質問に答える企画もスタートした。質問は特設ページで10月31日正午まで募集しており、監督の回答は映画の公式アカウントで公開される。
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