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「おちょやん」福助役でトランペットに挑戦の井上拓哉。杉咲花からの言葉に「報われました」2021/02/14

 第10週(2月8日~12日放送)の連続テレビ小説「おちょやん」(NHK総合ほか)では、バラバラだった座員たちの気持ちが一つになり、鶴亀家庭劇の初興行は大盛況で幕を閉じました。

 ところで皆さんは、どの時間帯に“朝ドラ”をご覧になりますか? 記者は「あさイチ」(NHK総合)で、博多華丸・大吉のお二人と近江友里恵アナウンサーが“朝ドラ受け”をするところまでが“朝ドラ”だと思っています(笑)。

 2月9日放送の「あさイチ」では「竹井千代(杉咲花)に花を贈ったのは誰か?」という話題で盛り上がっていましたね。千代が差出人不明の花を受け取ったのは、今回が2回目。京都の鶴亀撮影所を離れる時と、鶴亀家庭劇の初日公演のお祝いです。大吉さんは「ひょっとしたら弟さんなのか? はたまた心を入れ替えたテルヲ(トータス松本)なのか?」と鋭く考察! それに対して「急に!?」と驚く華丸さんや、「テルヲさんは…」と首をかしげる近江アナとの楽しいトークが繰り広げられました。記者も京都の時から花の贈り主が気になっていたので、今後の展開が楽しみです。

 さて第11週(2月15日~19日放送)の見どころは、岡田みつえ(東野絢香)と富川福助(井上拓哉)の恋物語。鶴亀家庭劇の千秋楽で、岡田家と富川家が隣席で観劇していましたが、2人はぎこちないあいさつをしていましたね。あの時は、どのような関係だったのでしょうか。子どもの頃、みつえは一平が好きだったのでは…? 観劇後も「よっ! 一平座長!」と叫んでいました。さらに気になるのは、2人の父親・宗助(名倉潤)と福松(岡嶋秀昭)の関係。なんだか最近、仲が良さそうですよね。シズ(篠原涼子)と菊(いしのようこ)に内緒で飲みに行っています。

 2人の恋の行方が気になる第11週。注目人物・福助を演じる井上さんからコメントが届きました。

 井上さんの“朝ドラ”出演は今回が5作品目。しかし、これまでとは違うようで「福助は、僕にとって今までで一番大きな役。これまでの4回は短い期間での出演だったので、今回の話を聞いて驚きました。10代から大人まで、年を重ねていくのを演じることができるのはうれしいことですが、最初は全く実感がありませんでした。“自分が福助を演じるんだ”と実感したのは、撮影が始まってからなんです(笑)」と出演が決まってから撮影に入るまでの心境を告白。

 役柄について「僕が演じる福助は、芝居茶屋の跡取りなのですが、口だけで行動に移さない男。第一印象は、“ダメな男”(笑)」だと思ったそうです。「ただなんとなく憎めないというか、放っておけないキャラクターで、駄目っぷりは自分にも似ているところがあると思います(笑)。僕にも適当なところがあって…。友人から『適当な部分があるけど、なんか憎めないよな』と言われることもあります。台本を読んで、そういった人間性が似ているかなと感じました」と自身のエピソードとともに、役柄との共通点を教えてくれました。

 さらに本作の出演にあたり、井上さんは挑戦していることがあります。「トランペットを演奏することに驚きました。これまで楽器をやったことがなかったので、役づくりよりも大変です。毎日練習していますが、最初は音すら鳴らなくて…。音が出るようになったら、また次の壁が立ちはだかって…。何度も投げ出したいと思ったのですが、次第に“もっと上手になりたい”という欲が出てきて、楽しさに変わりました」と苦悩を明かしますが、注目ポイントをお聞きすると「やはりトランペットの演奏でしょうか(笑)」と自信満々。

 「自分で自分のハードルを上げていますね(笑)。やはり慣れるのが大事なので、毎日トランペットを触っています。自宅で吹く時は、音が大きいのでミュートにしています。ミュートを外した方が感覚的にもなじむと思います。あと、近所の高速道路脇にある森のような人けのない場所でも吹いているんです。そこだと大きい音を出しても気兼ねなく、のびのびと吹けます。でも、たまに自転車が通ったりするので、その時は演奏を止めて携帯電話を触るふりをします。小心者ですよね(笑)」と練習の様子も公開。

 また、トランペットの練習では“色気を出すように”という指示もあるそうで「これがなかなか難しくて…。色気というのは、出そうと思って出せるものではないので、意識はしないでおこうかなと思います。台本と役に真摯(しんし)に向き合っていくことで、年を重ねた福助が音にも色気を出せるようになれたらいいなと願っています」とコメント。

 今回、杉咲さんとは初共演とのことですが、「杉咲さんが『トランペットはどうですか?』と聞いてくださって『かなり難しいです』と答えたら、ご本人もやっていらっしゃったみたいで『すごく分かります』と言ってくださったんです。共感してくださっただけで報われるというか、とてもうれしかったですね」と撮影中のエピソードも飛び出しました。

 今後の見どころを「最初に台本を読んだ時“ほんまにおもろいな”と思ったんです。大阪らしい人情も出ているし、切ない場面でも面白いし、すばらしい作品だと思います。今回の福助役で、長い期間、視聴者の皆さんに見ていただける最高のチャンスだと思っています。福助の成長ぶりを、ぜひ見届けていただけたらと思っています!」と視聴者の方々へ呼び掛けました。

【番組情報】

連続テレビ小説「おちょやん」
NHK総合 月~土曜 午前8:00~8:15ほか
NHK BSプレミアム・BS4K 月~土曜 午前7:30~7:45ほか
※土曜は一週間の振り返り。

NHK担当 M・I

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