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“朝ドラ”初出演・篠原涼子が「おちょやん」シズの魅力を語る。演技でだましたいこととは?2020/12/12

 第2週(12月7日~11日放送)を終えた連続テレビ小説「おちょやん」(NHK総合ほか)。第10回(12月11日放送)のラストでは、ヒロイン・竹井千代が道頓堀に来てから8年後が描かれ、ついに杉咲花さんが登場しました。黒衣(くろご)役の桂吉弥さんが“朝ドラあるある”を語りに語り、杉咲さんの登場までが長かったですね(笑)。

 そんな第2週は、新たな登場人物がたくさん増えました。千代の奉公先・芝居茶屋「岡安」のおかみ・岡田シズを篠原涼子さんが演じています。篠原さんは“朝ドラ”初出演で、NHK大阪放送局に入るのも初めてとのこと。「NHKでのお仕事自体が久しぶりなので、すごく新鮮です。“朝ドラ”は好きで、前からずっと拝見していたので、自分が物語に入っていくのはすごくうれしいですし、どういうふうに映るのか楽しみです」と本作の出演が決まった時のお気持ちを教えてくださいました。

 今回演じるシズについて「心(しん)がしっかりした女性です」と紹介し、「シズの言葉には深い意味があって、私にとっても役に立つことが多く、すごくすてきでカッコイイと思います。千代と生育環境は真逆ですが、小さい頃から『岡安』を継ぐためにお茶子修行を頑張ってきたところは似ています。千代に対して、自分の幼い頃を見ているような目線と気持ちを持っていると思います。基本的には厳しい女性で、千代が来た当初は冷たくあしらいますが、実は心が温かい。家族と一緒にいるシーンで、シズの温かい一面が伝わればいいなと思います」と役柄の注目ポイントを語ります。

 篠原さんご自身も子を持つ母として、境遇が共通しているそうです。「夫の宗助(名倉潤)は娘を甘やかしすぎですが、シズはすごくしっかりしていて、なんでもできる女性なので、そこは私と全然違うと思います。私は基本的に“できないタイプ”なので、この役を通して“できる女”“しっかり者”のイメージを持っていただけるように、演技でだましたいです(笑)」と演じるうえで楽しみにしていることを明かします。

 また、シズは千代にとって母親のような存在でもあります。杉咲さんの印象をお聞きすると「杉咲さんは常に、いろいろなことを考えていらっしゃるなと感じます。すごく目力があって、お芝居に対して真摯(しんし)に向き合って、本当に千代になりきっています。また、現場を引っ張っていってくれて、助けてもらっている気もします。シズとして、千代ちゃんがやりづらい状況にならないように必死です。千代の真っすぐな感じは、杉咲さん自身と同じですよね。千代に対して、そして杉咲さんに対して『支えてあげたい!』と思っています」と心から応援したい気持ちが伝わってきます。

 最後に、本作の見どころをお伺いすると「最初は千代との関係が表面的にしか見えないと思いますが、この先どんどん絆が深まっていきます。これからシズは千代に対してどんな視線を向けることができるのか、一方で千代はシズに対してどれだけ心を開いてくれるのか、目を向けていただきたいです。おかみとして、知識も経験もありますが、お茶子修行に来た千代と出会うことによって、逆にいろいろ教わるような人間模様も描かれていきます。“いくつになっても人って成長できるんだな”“子どもに教えてもらうこともあるんだな”と感じていただけるのではないでしょうか。『おちょやん』は、シリアスな部分もあれば、笑えるところもあって、飽きずに見ていただけると思います。元気でパワーのあるシーンもたくさんあります。見どころ満載なので、ぜひ見ていただきたいです」と視聴者の方々へメッセージを送って締めくくりました。

第3週あらすじ(12月14日~18日放送)

 時は大正13年。千代(杉咲)が道頓堀の芝居茶屋「岡安」に来て8年がたち、奉公が終わる“年季明け”が近づいていました。「岡安」のおかみ・シズ(篠原)から「これからどうしたいのか、よく考えなさい」と言われ、困惑する千代。そんなある日、千代は憧れの女優・高城百合子(井川遥)と突然出会います。一方で、シズはかつて深い因縁のあった歌舞伎役者・早川延四郎(片岡松十郎)と20年ぶりに再会。しかし、2人は不義密通の関係であるとうわさが広がり…。

【番組情報】

連続テレビ小説「おちょやん」
NHK総合 月~土曜 午前8:00~8:15ほか
NHK BSプレミアム・BS4K 月~土曜 午前7:30~7:45ほか
※土曜は一週間の振り返り。

NHK担当 M・I

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