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高杉真宙「『おいハンサム!!』は、明日実家に帰ろうと思わせてくれる作品になるかもしれない」2022/01/14

高杉真宙「『おいハンサム!!』は、明日実家に帰ろうと思わせてくれる作品になるかもしれない」

 東海テレビが日本映画放送と初タッグを組み、恋・家族・ゴハンをテーマにおくるドラマ「おいハンサム!!」。伊藤理佐さんが描く人気コミック「おいピータン!!」&「おいおいピータン!!」など傑作のエピソードを大胆にリミックスしてドラマ化した、“伊藤理佐ワールド”全開のストーリーにも期待がかかる。

 本作の主人公で、男を見る目がない3姉妹の幸せために奮闘する父・伊藤源太郎を吉田鋼太郎さんが演じるほか、妻・千鶴にMEGUMIさん、長女・由香に木南晴夏さん、次女・里香に佐久間由衣さん、三女・美香に武田玲奈さんが扮(ふん)し作品を盛り上げる。

 また、由香の不倫相手役に久保田悠来さん、里香の夫に桐山漣󠄁さん、美香の彼氏役に須藤蓮さん、そして源太郎の取引相手で由香の元カレ役として浜野謙太さんが登場するなど、脇を固める出演者も豪華だ。

 1月8日に第1話が放送されると、「めちゃくちゃ面白い!」「吉田鋼太郎のこういうお芝居大好き!」「2話以降も期待!」など大盛り上がり! 原作ではメインで描かれる浜野さん演じる大森利夫が原作そっくりと、原作ファンにとっても見逃せないドラマになっている様子。

 また、ドラマの公式Twitterでは山口雅俊監督と吉田さんを結んだ藤原竜也さんからのスペシャルメッセージが公開されているほか、「今週のハンサムクイズ」企画も始動。放送の最後に流れてくる次回の展開を見て「ハンサムな回答」をした人にプレゼントが当たるのだとか。ちなみに第1話放送後に出されたクイズは「由香が手に持っているテレビのリモコン いったい何に使った?」だった。ぜひ、第2話の放送後にどんなクイズが出されるのかチェックしてほしい。

高杉真宙「『おいハンサム!!』は、明日実家に帰ろうと思わせてくれる作品になるかもしれない」

 さて、今回TVガイドwebでご紹介するのは、明日、1月15日放送の第2話から登場し、美香と合コンで出会うエリートサラリーマン・大倉学を演じる高杉真宙さん。主演を務めたドラマ「明日もきっと、おいしいご飯~銀のスプーン~」以来となる東海テレビ制作のドラマ出演に、うれしさをにじませていた。ドラマ「婚姻届に判を捺しただけですが」(TBS系)では人懐っこいキャラクターを演じていたが、「おいハンサム‼」では、どんなキャラクターに扮しているのだろうか。

高杉真宙「『おいハンサム!!』は、明日実家に帰ろうと思わせてくれる作品になるかもしれない」

――「明日もきっと、おいしいご飯~銀のスプーン~」以来の東海テレビのドラマ出演になります。

「(出演が決まった時は)めちゃくちゃうれしかったです。いろんな作品を経験して今の僕がいると思うのですが、僕の経験の中でいまだに印象に残っている濃い作品。いろんなタイミングがある中で、このタイミングで東海(テレビ)さんとご一緒できるのはうれしいです。最近引っ越しをしたんですけど、その時にドラマ(『明日もきっと~』)の台本が出てきて。もらった手紙やスケジュールを見返して『懐かしいな』と思っていた矢先にこのドラマだったので、成長できている姿を見せられたらいいなと思っています」

――台本を読んだ時の印象をお聞かせください。

「すごくいろんな要素が兼ね備えられたドラマだなという印象。僕の中では源太郎さんの言動など響くものが強かったし、台本を読んで温かい気持ちにもなりました。家族に会いたくなるようなドラマなんじゃないかな。僕としては憧れを抱くというか…そういうドラマですね」

高杉真宙「『おいハンサム!!』は、明日実家に帰ろうと思わせてくれる作品になるかもしれない」

――今回演じられるのはエリートサラリーマンの大倉学ですが、どんなキャラクターでしょうか。

「学さんはすごく自分に正直で真っすぐで、爽やか。そして、ほほ笑みの多いキャラクターです。でも、だいぶきついキャラクターだから、僕は好んでお付き合いしたくないなって人(笑)。演じている分にはいいキャラクターだなと思っているんですけどね。すごく素直というか、自分に素直だから、素直さに周りが巻き込まれて、巻き込んで生きてきたんだなって。今回出てくるキャラクターそれぞれにそれ(表現されている部分)だけじゃないニュアンスがあって。学さんもわりとそういう部分があるから、見ている方に『学さんはこういう人なのかな』って細かく見てもらえたらうれしいです」

――そんな学を演じる上で工夫されている点があれば教えてください。

「僕が勝手にやっているのは、あまり目をはっきり開けないこと(笑)。(監督から)何も言われてないからそのまま続けようかなと思ってます(笑)」

――山口監督のお話が出ましたが、監督から役について説明などはあったのでしょうか。

「『台本には載ってないけどこうだよ』っていう細かい説明がありました。例を挙げるとしたら『第一志望の大学には落ちています』とか。一つ一つの裏付けとかあって面白かったです。現場でセリフが変わったりする面白さを感じています。『結構しゃべるな』と思っていたシーンが少しずつ変わっていたりして…戸惑ったりしながら撮影しているけどそれがすごく楽しい! 変更がある意味がちゃんと伝わるから、一つ一つの『細かいけどこうしてほしい』という要望を楽しく感じています」

高杉真宙「『おいハンサム!!』は、明日実家に帰ろうと思わせてくれる作品になるかもしれない」

――吉田鋼太郎さんも現場でセリフが変わるというお話をされていました。楽しい撮影の多い中で、印象的なセリフがあればお聞かせください。

「源太郎さんの『カバンの中にアサリを入れるといい』みたいなセリフ。意味分かんないけど、ちょっとは分かるんです。言いたいことは分かるというか…。このセリフを書いてある台本ってなんかいいなって思いました。ニュアンスなんですけど。ちょっとした気づきというか…大事にできる何かがあるなと思いましたね」

――では、撮影中の印象的なエピソードはありますでしょうか。

「暖かい日が続いた後の真冬日の八王子がめちゃくちゃ寒かったです(笑)。僕は部屋(の撮影)しかないシーンだったのでそこまで寒さを感じなかったんですけど、外で武田さんたちが半袖短パンとかで撮影していて! 武田さんが須藤さんに物を投げるシーンの撮影後、(武田さんが)『寒い中、いい感じに投げられました!』って話してて(笑)。変なドラマだなあって(笑)。あとは、道を歩くだけのシーンで(山口監督から)『優しく肩を持って、優しくふわっと羽を触るように離してほしい。そんな優しさだね』って言われました。ただ歩くだけなのに、2、3回NG出しちゃったので印象に残ってますね(笑)。コメディー要素もあるドラマなので、つらい撮影の中でも楽しく撮影できるなという印象があります」

――今、武田さんのお話が出てきましたが、どんな印象を持たれていますでしょうか。

「武田さんは年が一つ下で。僕としては、役の感じ的に(年が)ちょっと離れてる方がいいなと思って頑張って大人ぶってはいるんですけど、武田さんの方が大人な印象というか…(笑)。落ち着いてらっしゃる。すごくフラットな方という印象です。そのフラットさが役の中でストレートに入っている感じがして、やりとりしていて間とテンポが気持ちよく取れています。(取材時は)僕はまだ武田さんとしか撮影がないので分からないですけど、作品のテンポやリズム感は現場にいると分かるので、こういう感じなのかなと思いながらやっていますね。(武田さんと)2人のシーンが多いので、(他の)現場の雰囲気の話を調査できたらいいなと思っています!」

――美香含め、伊藤家の魅力はどこだと思われますか。

「真剣にふざけてるところですかね(笑)。同じ家族でもすれ違うことってたくさんあると思うんですけど、家族という団体として、何げない言葉とかでそれぞれがそれぞれをフォローする形でかみ合っているなという印象です。それは素晴らしいし、すてきな家族だなと思います」

――源太郎が自分のお父さんだったらどうでしょう?

「娘さんに対する源太郎さんしか見てないから、どんな感じか分からないですけど、思春期の頃はけんかするようなお父さんなのかなって。『しっかりしろよ』って言われて反抗しちゃったりして。そのまま家、出ちゃったりするんですかね、『うるせーよ!』って(笑)。叱られた時に思い出せるって何か自分に響いているからだと思うんですけど、(源太郎は)思い出すことができる怒り方をしてくれる人なんじゃないかな」

――高杉さんの理想の家族像は…?

「難しいですねえ。家族像…。どっちもいいなと思うんですよね。子どもから大好きだと思われる優しいお父さんにもなりたいなとも思うし、厳格な父にもなってみたいなと思ったり(笑)。『お父さんは話せないから、お母さんから言ってよ!』っていうお父さんにもなってみたいなって。どっちもいいな。でも、頼れる父ですってのもいい…! 難しい…。でも、楽しい家族像は築いていきたいですね」

高杉真宙「『おいハンサム!!』は、明日実家に帰ろうと思わせてくれる作品になるかもしれない」

――高杉さんにとって「恋・家族・ゴハン」それぞれのテーマはどんな存在ですか?

「恋…。恋について…」

――難しいですよね。役の中の恋についてでも大丈夫です。

「友人の話でもいいですか?(笑)。男友達なんですけど、いろーんなことがあって別れて、寝込んでました(笑)。でも、そうさせちゃうくらい(恋愛って)人格を作る上で重要な人付き合いなんだなって。成長もするし、成長を止めさせることもするし。(成長する)過程として恋愛をするって重要なんだろうな。それだけじゃないけど。ただ、その子の話聞きながら『いいなあ』ってちょっと思っちゃいました(笑)」

――心の声が聞こえてきました(笑)。では、ゴハンに関してはいかがでしょう。

「おいしいものとか食べるのは大好きです! でも、自炊は一切しない! “じすい”という三文字が好きじゃないです(笑)。ただ、最近はご飯を炊くようになりました。目玉焼きは…焼かない(笑)。月に1回料理をしたらベスト。だから年に12回するかしないか…(笑)。自炊しようと決めた時は、僕の勇気と時間が割かれる瞬間ですね。でも、役をやる上で自炊したりすることは多くなってきたので、ハードルは下がってきた気がします。毎日するまではまだですけど(笑)」

高杉真宙「『おいハンサム!!』は、明日実家に帰ろうと思わせてくれる作品になるかもしれない」
高杉真宙「『おいハンサム!!』は、明日実家に帰ろうと思わせてくれる作品になるかもしれない」

――残ったテーマは家族です。

「家族に関しては、僕はわりと大事に…大事にしてるのかなあ(笑)」

――先日放送された「A-Studio+」(TBS系)で、家族と全然会っていない、連絡取っていないと…。

「そうなんです、会ってはないんです(笑)。でも、好きではあるんです! 嫌いとか仲が悪いとかではない…弟たちとはすごく仲いいわけじゃないんですけど。でも、兄弟ってそういうもんじゃないですか!(笑)。母親にはたまーに近況報告するくらいで。すごい連絡を取るわけではない。事実、住所知らなかったわけですし(笑)。生きてるよっていう連絡さえしてればいいんです! 僕の家族はこういう家族です。大事にしてます!(笑)」

――では、視聴者へメッセージをお願いします!

「『おいハンサム‼』は、家族のお話でもあるし、温かいゴハンの話でもあって。見た後に、家の中で笑って過ごせる温かい作品だと思います。もしかしたら、明日実家に帰ろうと思わせてくれる作品になるかもしれないし、朝起きてちゃんと『おはよう』とあいさつできるドラマなのかもしれないです。楽しみに見てくれたらうれしいです」

高杉真宙「『おいハンサム!!』は、明日実家に帰ろうと思わせてくれる作品になるかもしれない」

【プロフィール】

高杉真宙(たかすぎ まひろ)
1996年7月4日生まれ。福岡県出身。舞台「エブリ リトル シング’09」で俳優デビュー。その後、ドラマ「仮面ライダー鎧武/ガイム」(テレビ朝日系)や「賭ケグルイ」(TBS系)、「絶対零度~未然犯罪潜入捜査~」(フジテレビ系)、映画「渇き。」「にじいろデイズ」「糸」など数々の作品に出演。2022年3月から舞台「ライフ・イン・ザ・シアター」に出演予定。

【番組情報】

東海テレビ×日本映画放送 共同製作連続ドラマ「おいハンサム‼」
フジテレビ系
土曜 午後11:40~深夜0:35 ※1月15日は深夜0:10~1:05

取材・文/Y・O(東海テレビ担当) 撮影/尾崎篤志



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