Feature 特集

「執事 西園寺の名推理」には上川隆也が出したアイデアが満載!?「真顔でせりふを言いながら『ふむふむ』と思っていました(笑)」2018/04/17

「執事 西園寺の名推理」には上川隆也が出したアイデアが満載!?「真顔でせりふを言いながら『ふむふむ』と思っていました(笑)」

 上川隆也さん演じる執事の西園寺一が、殺人事件を華麗に解決するドラマ「執事 西園寺の名推理」(テレビ東京系)。流ちょうなフランス語を披露するなど完璧な姿はもちろんですが、伊集院家の奥さま・百合子(八千草薫)からの割とムチャなお願いにも「私はあなたの執事ですから」と誠心誠意応えてくれる西園寺に、早くもメロメロになっている方も多いのではないでしょうか?

 上川さんへのインタビューコラム第2回目は、ドラマへのアイデア出しについて。西園寺が繰り広げる推理についてお伺いしたところ、なんと上川さんが出されたアイデアがドラマ内に取り入れられていることが明らかに!(上川さんのサイン入りポラプレゼントも実施中。詳しくは【プレゼント】欄をご覧ください)

── スイーツや星座などさまざまなジャンルであらゆる推理を展開する西園寺ですが、彼の推理の中で印象に残っているものはございますか?

「今回はかなり早い、企画の段階からお話をいただいていたので、草々稿のあたりから台本を読ませていただいているんです。ほんのちょっとですけどアイデア出しに関わっていたりもするので、そういう立場で見ていくと、一緒に作ってきた作品という印象が強いです」

── 『こういうふうに展開していったら面白いんじゃないか』というような上川さんのアイデアが出ているんですね!

「それほどのことではないのですが……。例えば、4月20日放送の第2話で出てくる星座に関しては、僕自身子どもの頃からちょっとだけ好きで。なので、星座が推理に使われる時に『ではこういう見せ方はどうですか?』と、細やかなアイデアの提案をさせていただきました。まあ、反映された部分とそうでない部分があるんですけど(笑)。そういう部分からも、初期から携われている実感が得られる。ですから演じてみて印象に残ったエピソードや推理の一端というよりは、立ち上げから少しずつ形になっていって、最終的に撮影するところまで至った道筋に対する感慨の方が強くあります」

「執事 西園寺の名推理」には上川隆也が出したアイデアが満載!?「真顔でせりふを言いながら『ふむふむ』と思っていました(笑)」

── 実際に自分のアイデアが採用されて、そのシーンを撮影するタイミングで、『このシーン、映像になるんだな』というように感じられたり?

「僕のアイデアがうっすらとでも反映されている部分があった時には、誰に告げるでもなく心の中で『ふむふむ』と思っていました。真顔でせりふを言いながら(笑)」

── そういう部分も含めて視聴者の皆さんも楽しめますね。

「完成した作品から汲み取っていただけるか、その保証は必ずしもできませんけれど(笑)。しかし撮影現場でも、『こういうふうな言い回しはどうでしょうか?』と橋本一監督や東田陽介監督と頻繁にやりとりをしながらワンシーンワンシーンつくっているので、そういう意味ではコミュニケーションの密度の濃い現場になっていると思います。いろんなセクションの意見がちゃんと行き来しているような風通しの良い現場です」

 アイデアが採用された時の「ふむふむ」な上川さん、ぜひ見てみたいですね(笑)。また、コミュニケーションをしっかり取りながら撮影をしている、風通しの良いすてきな現場ということも分かりました!

「執事 西園寺の名推理」には上川隆也が出したアイデアが満載!?「真顔でせりふを言いながら『ふむふむ』と思っていました(笑)」

 第2話は、上川さんの話にもあった星座が鍵になる回です。西園寺と百合子は、親を亡くした子どもに星を見せようと、社長の山名進一(平岳大)と弟・亮司(岡田義徳)らが最新技術の天体望遠鏡を作っている「山名光学工業」に協力を頼みます。そんな中、進一が頭を殴られて殺害されてしまいます。現場に残された謎のダイイングメッセージを刑事の丸山昭雄(佐藤二朗)が捜査する中、西園寺は百合子の望みで、独自に真相解明に乗り出しますが…。上川さんのアイデアが、どの部分に散りばめられているのか考えながら、ぜひご覧ください!

【番組情報】

金曜8時のドラマ「執事 西園寺の名推理」
テレビ東京系 
金曜 午後8:00~8:54

テレビ東京担当 Y・O



この記事をシェアする


Copyright © TV Guide. All rights reserved.