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ホラー界の巨匠・鈴木光司×事故物件住みます芸人・松原タニシがおくる“リスニング・ホラー・トークショー”が開幕2021/07/30

ホラー界の巨匠・鈴木光司×事故物件住みます芸人・松原タニシがおくる“リスニング・ホラー・トークショー”が開幕

 BSテレ東では8月8日から4週にわたって、「鈴木光司×松原タニシ 恐怖夜行」(日曜午後11:00)を放送。映画「リング」「貞子」シリーズの原作者・鈴木光司氏と、昨年大ヒットした映画「事故物件 恐い間取り」の原作者で“事故物件住みます芸人“の松原タニシが、謎のラジオ局から恐怖な事象を独自な視点でひもといていく。

ホラー界の巨匠・鈴木光司×事故物件住みます芸人・松原タニシがおくる“リスニング・ホラー・トークショー”が開幕

 トークテーマは、第1怪「心霊」、第2怪「都市伝説」、第3怪「人怖」、第4怪「恐怖の“境界線”」。恐怖とは一体何か? それはどこからやって来るのか? この世に蔓延るあらゆる“恐怖”について語り尽くしていく、“リスニング・ホラー・トークショー”が開幕する。

ホラー界の巨匠・鈴木光司×事故物件住みます芸人・松原タニシがおくる“リスニング・ホラー・トークショー”が開幕

 鈴木氏は「恐怖というものはなぜ大事かというと、質の高い恐怖を味わうということが人間にとって、とても必要なことだと思う。スプラッターとか、ただ血をドバーッと流すとかといった安易なものは質が高いとは思わない。その代わり、質の高いホラーというものは、人間の想像力を鍛えることができると思う。われわれはいろいろなものに対して、常に想像力を発揮しなければならないんだけど、その鍛錬にもなると思う」と語る。

 そして、収録を終え「貞子という名前の由来が、知らないところで語られて“髙橋貞子という名前の(超能力実験の)被験者であった”とかね。自分の中では、全然違う知っている人物からとったつもりなんだけど、そういった情報がネットで広がっているということに、今日初めて知って驚きました」と発見もあったようで、「僕はね、タニシくんのことはすごく評価しているんです。誰もやらないことをやって一点突破した人間というのは非常に尊敬するんです。だって、これまで事故物件住みます芸人っていなかったでしょう? この新たなジャンルを作ってその第一人者でいるってことは素晴らしい。これからもタニシくんとはいろいろ組んでやっていきたいなーと思っています」と新たな展開も示唆した。

ホラー界の巨匠・鈴木光司×事故物件住みます芸人・松原タニシがおくる“リスニング・ホラー・トークショー”が開幕

 鈴木氏に称賛された松原は「鈴木光司さんの頭の中のことや発表した作品が、ご本人を離れて日本の新たな怪談話になっていたりだとか、都市伝説になっていたりすることがすごく多いな、というのが今日の収録でよく分かりました。鈴木光司先生というのがテレビに出るというのがありえないんじゃないか、と思っていたので、そんな先生があんなにフランクにしゃべってくれるわけですから、記録映像として価値があるんじゃないか」と興奮気味。

 さらに「この番組は視覚ではなくて、すごく深いところに怖さだったり、知的好奇心が残る番組だと思います。心霊スポットに行ったりだとか、恐怖映像を見せたりとかいろんな怖い番組があると思うんですけど、今まで皆さんが見たことのある心霊オカルト番組とはちょっと違うような気がします」とアピールしている。

ホラー界の巨匠・鈴木光司×事故物件住みます芸人・松原タニシがおくる“リスニング・ホラー・トークショー”が開幕

 そんな2人のトークを間近で聞いた高崎かなみは「初めてタニシさんと鈴木先生にお会いして、勝手なイメージですが、怖いものに関わっているお二人なのでとても怖いオーラがあるんだろうなぁと想像していたら、お二人ともすごくお優しくて、分からないこともしっかり教えてくださるので、緊張がほぐれました」と振り返る。

 印象に残った話としては「タニシさんの体験談で、お風呂で亡くなった方がいる事故物件に住んで、変な着信がきたお話。『ボコボコボコ…』という実際の音を聞いて鳥肌が立ちました」と明かし、「ラジオをイメージした空間になっているので、見るだけでなく、ぜひ目を閉じて耳を澄ませて聞いてみてください。ゾクッとする場面がたくさんあると思います」と番組ならではの楽しみ方を提案している。


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