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宮城出身・千葉雄大、東日本大震災関連番組でナレーターに2021/03/04

宮城出身・千葉雄大、東日本大震災関連番組でナレーターに

 千葉雄大が、東日本大震災発生から10年の節目に、被災地に思いを寄せる、TBSの報道プロジェクト「東日本大震災10年プロジェクト『つなぐ、つながる』」の皮切りとなる、3月6日放送の「つなぐ、つながるSP」(午後2:00)と、3月11日放送の「Nスタスペシャル・東日本大震災10年~つなぐ、つながる~」(午後1:55)のナレーターを務める。

 宮城県出身の千葉は、2019年に放送された東北放送制作のtbcテレビ60周年記念ドラマ「小さな神たちの祭り」に主演。津波で突然大切な家族を失い、「生き残った自分だけが幸せになっていいのか?」と葛藤を抱えながら毎日を過ごす主人公を熱演した。

 千葉は当時、このドラマ放送に寄せて、絶対に演じたい役だったと語り、「震災に関して、どこか蓋をしてしまっていたこと、言葉にできなかったあの時の気持ちを、繊細に紡いだつもりです」と自身のオフィシャルブログでコメント。さらに「いろんな気持ちがあってよくて、前に進めなくたっていいと思う。でも、もしちょっとでも前に進みたいと思っているのなら、その手を引いてあげたい、背中をそっと押してあげたい、とも思う」と、故郷・東北の人たちに寄り添っていた。

 今回の「つなぐ、つながるSP」「Nスタスペシャル・東日本大震災10年~つなぐ、つながる~」でも、千葉はナレーターとして、今だからこそ見えてきた震災の側面や、それぞれの人が持っているこの10年の物語を伝える。そして、千葉が主演した「小さな神たちの祭り」は、「東日本大震災10年プロジェクト『つなぐ、つながる』」の一環として、TBSほかで3月11日(午後11:56)に再放送される。


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