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山崎育三郎、鈴木おさむが放つ“底なしクレイジー恋愛ドラマ”「殴り愛、炎」で主演2021/03/04

 「奪い愛」シリーズや「M 愛すべき人がいて」(テレビ朝日系)で脚本を手掛けてきた鈴木おさむが、同局で4月2・9日に前・後編にわたって放送されるドラマスペシャル「殴り愛、炎」(午後11:15)で、またもや強烈な作品を生み出す。主演を務めるのは、山崎育三郎。ミュージカル界のプリンスが、どこまで暴れ、そして壊れるのかに注目だ。

 婚約者を愛し抜く主人公・明田光男(山崎)を中心に、嫉妬、誘惑、復讐(ふくしゅう)、裏切りなど、いびつな愛の炎に包まれた男女5人の激愛を描く本作。光男は神の手を持つといわれる心臓外科医で、過去に一度も人を殴ったことがない人格者だ。父の跡を継ぎ、病院の院長になることが確実視され、同じ病院で働く看護師の豊田秀実(瀧本美織)との結婚も直前に控え、何一つ問題のない人生を歩んでいた。しかし、手術を担当した患者・緒川信彦(市原隼人)は、高校時代の秀実が思いを寄せていた男性で、再び秀実の心が彼にひかれていくさまを目の当たりにすると、その心には嫉妬の炎が燃え上がる。

 山崎は「鈴木おさむさんの作品はたくさん拝見しており、いつかご一緒させていただきたいと思っていたので、今回はすごくうれしかったです。僕が演じるのは“壊れていく役どころ”であり、物語自体もすべてのエンタメが詰まった“ありそうでない作品”。台本をいただいた瞬間から『やりきろう!』と、ワクワクしました」と喜び、今回の役どころについては「とにかく、光男は壊れ方がスゴいキャラクター。前・後編合わせてトータル2時間という時間制限の中、怒濤(どとう)の展開で壊れていきますが、その感覚自体はすごく丁寧に作っていくことができました。コミカルさと苦悩……いろんな振り幅が見せられる役なので、今までにない山崎育三郎を見ていただけるかもしれないです。実際、僕自身も新しい自分を発見できて、面白かったです!」と自信をのぞかせた。

 光男の婚約者・秀実を演じるのは瀧本は「実は私、『奪い愛』シリーズにハマっていたんです。なので、鈴木おさむさんの作品に出られることが決まった時は、『うわ~っ、ありがとうございます!』と。本当にうれしかったです。私は皆さんに比べたら意外と正統派の役で、一見そこまでおかしくならないとはいえ、ヘンなことはいろいろしちゃう役でして…(笑)」と単なる正統派ヒロインでは終わらないことをアピール。また、「撮影中は今までに言ったことのないようなセリフや、山崎育三郎さんや市原隼人さんのお芝居に刺激を受けると同時に、笑いが止まりませんでした! 本番でも育三郎さんがセリフの語尾を伸ばしている最中についつい吹き出してしまったり…と、多大なご迷惑をおかけしてしまったんですけど、これはもう仕方ないんですよ(笑)。だって、現実ではありえないことが、この作品の中ではありえちゃうんですから。おかしな人ばっかり出てきますし、そのパワーたるやものスゴいんです! 特に印象的だったのは、光男さんと信彦さんの殴り合いのシーンでした。秀実を取り合っているというよりも、お二人が愛し合ってるんじゃないかと思っちゃうくらいの熱量で…(笑)。時折、私のことは忘れられてるんじゃないかなって思うくらいの迫力だったので、ぜひ楽しみにしていただきたいです」と撮影を振り返りつつ、見どころを伝える。

 さらに、「台本を読みながらも、暴走するジェットコースターのような展開に『シリアスに向き合えば向き合うほど、度を越した刺激の振り幅が増し面白くなる愛の物語』だと感じ、その想いを持って早く現場に入りたい一心でした」と明かす市原は、秀実の高校時代の先輩で、現在は将来有望な陶芸家・信彦役を務めるにあたり「撮影が始まると、開けてはいけないパンドラの箱を何度も開けてしまうシチュエーションに耐えきれず、こんなにも本番中に笑ってしまった現場は初めてです。基本的にはシリアスな感情を軸に演じました。ただ、『人生は近くで見ると悲劇だが、遠くから見れば喜劇である』というチャップリンの名言にあるように、今作は各登場人物が分別を失うほどに感情に左右され、主観に入り欲におぼれる滑稽な姿が、見てはいけない他人の性を手で顔をおおいながらも、隙間から見てしまいたくなるように面白いんです」と作品の魅力を分析。そして、「『ここまで自分を楽しめるようになったのか!』と驚くほど、出演作の振り幅を感るすさまじい作品となりました。温かい共演者とスタッフに恵まれ、お客さまが見たいであろう刺激的な禁断のエンターテインメントを目指しました。『殴り愛』というタイトル通り、画面からしっとり雫(しずく)がこぼれるような愛情表現、豪快な感情と肉体のぶつかり合いを、ぜひお見逃しなくお楽しみください」と熱くコメント。

 3人を中心として、光男の幼なじみで、秀実と婚約をした光男を奪い返すために暗躍する社長令嬢・徳重家子を酒井若菜が、光男の母親違いの兄で、弟への嫉妬心を内に秘めた心療内科医・鈴川倫太を永井大が演じ、このいびつな愛の物語を加速させていく。

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