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正名僕蔵&中山義紘&正門良規、「DIVER」“もう一つ”のチームに注目!2020/10/06

正名僕蔵&中山義紘&正門良規、「DIVER」“もう一つ”のチームに注目!

 福士蒼汰主演のフジテレビ系連続ドラマ「DIVER-特殊潜入班-」(火曜午後9:00=関西テレビ制作)。かつては警察も手を焼くほどの知能を誇る犯罪者だった黒沢兵悟(福士)が、極秘で結成された兵庫県警潜入捜査課潜入捜査チーム(通称・D班)の一員として“犯罪組織に潜入して情報や証拠をつかみに行く”、命を落としかねない特殊な捜査に挑むスリリングな物語だ。

正名僕蔵&中山義紘&正門良規、「DIVER」“もう一つ”のチームに注目!
正名僕蔵&中山義紘&正門良規、「DIVER」“もう一つ”のチームに注目!

 D班が犯罪組織に潜入し、迫力満点のアクションとともに、謎の奥にあるさらなる謎を暴いていくハラハラドキドキの展開が本作の醍醐味(だいごみ)。そして、そんなD班とは別にもう一つ、視聴者に愛されているチームがある。兵庫県警組織犯罪対策課(通称・組対課)だ。

 このほど、通称・組対課のメンバーである鏡光一を演じている正名僕蔵が、撮影中に50歳の誕生日を迎え、同チームに所属する中堅刑事・大山崇役の中山義紘と、若手刑事・上島哲也役の正門良規が祝福。扇子をプレゼントした。「とっても感じのいい扇子をいただきました。“ぜひ現場で使ってください”なんておっしゃるんですけど、私は扇子をよくなくしちゃうんです。大事なものをなくしたら大変なので現場には持ってきていません」という正名に、正門は「そう言ってもらえてうれしいです! ここぞというタイミングで使ってくださいね」と喜んだ。

 今回が初共演となる3人は、現場でも同じシーンが多く、撮影の合間も話すことが多かったという。中山は「正名さんのお芝居は、もちろんドラマで拝見していましたし、こういう役者さんになりたいと思える、憧れの存在です」と明かし、正門も「正名さんはいろんな経験を教えてくださるので、授業料を払いたいくらいだなと思って聞いています」と尊敬のまなざしを向ける。 

 さらに、物語の神戸が舞台ながら、関西弁を話す役は正名演じる鏡のみ。そんな正名の関西弁の方言指導を担当したのが、兵庫県出身の中山だ。正名は「中山さんが僕のセリフを関西弁で吹き込んだ音源を2~3カ月ずーっと聞き続けていました。中山さん抜きでは、鏡というキャラクターはありえません」と感謝。中山は「僕こそ、ずっと憧れてお芝居を見ていた方に関西弁を教えることになるなんて、信じられなかったです。ドラマの中でも、鏡課長の関西弁は見どころです」と太鼓判を押した。中山が現場にいない時は、正門が関西弁をレクチャーすることもあったそうだが、正名は「正門さんは…大ざっぱでした(笑)。優しいからか、すぐ『大丈夫ですよ~』って言うんです。本当に合ってるかなって思ってました」と笑いながらコメント。すると正門は「ほんまにできてました! 完璧でしたから!」と慌ててフォロー。

 正名は「本当はもう少し関西弁をマスターしたかったです。伊達役の安藤さんは、その場その場の雰囲気を大切にしてお芝居をされるので、私もそうしたいと思ったものの、具体的なアドリブが出てこないんです。中山さんにも“アドリブをぶつけたい!”と思って、スタッフに『これってどう言うの?』と、こっそりイントネーションを聞いたりしていました」と一筋縄ではいかない関西弁の難しさに頭を悩ませていたようだ。

 10月6日放送・第3話以降の組対課の注目ポイントに関して、正名は「ここからね、鏡が意外と、いい動きをしていくんですよ」と思わせぶりに答えながらも、「詳しくは…言えない! なので、ぜひドラマを見ていただきたいですね!」と重ねてアピール。中山は「正名さんがすごく細かい表情をされていて。課長がしゃべりかけてくるシーンでは、実は、僕をにらみつけていたり…いらだちの表情がすごく、コミカルで面白いんです。そのあたりも楽しんでいただきながら、『DIVER』の中でも、ちょっと癒やしになれたらうれしいです」、正門も「3人ならではの空気感を楽しんでいただきたいですし、またこの3人でご一緒したいです!」とそれぞれ語った。正名も「スピンオフみたいな企画ができるといいですね。『大山崇の憂鬱』『上島哲也の成長日記』みたいな(笑)」と言いながら、「でも、どんどん羽ばたいていく2人ですからね。いつか私のことなんか忘れちゃいますよ」と皮肉を言うと、中山と正門は「いやいや、これからもついていきます!」と敬意を表した。

正名僕蔵&中山義紘&正門良規、「DIVER」“もう一つ”のチームに注目!

 第3話では、謎の連続誘拐事件が発生し、D班の班長・伊達直哉(安藤政信)の一人娘にも魔の手が及ぶ。警察が事件の捜査に動きだすための証拠を見つけるべく、D班に情報を取りに行くよう命じるが、兵悟「あんたの個人的な騒動に巻き込まれるなんてごめんだ」と協力を拒否。そんな中、覆面男たちが伊達の家を襲う――。

正名僕蔵&中山義紘&正門良規、「DIVER」“もう一つ”のチームに注目!

 数多くの作品に出演してきた安藤だが、今回が父親役に初挑戦となる。「普通に考えると、このくらいの年齢の娘がいても当然ですよね。娘役の宮野陽名さんもすごくかわいらしくて。現場に入って撮影を重ねる中で、芝居も上手になっているような気がしました」と娘の成長に目を細める。

正名僕蔵&中山義紘&正門良規、「DIVER」“もう一つ”のチームに注目!

 演じる伊達は、犯罪をなくすために命を懸ける熱血刑事である一方、父親はとしては「どうして娘と心の距離が離れていったのか。娘のことを本当は大切に思ってはいるけど、うまく言えないタイプだと思う。でも、随所で娘への思いは出ているように思います。『娘に危険な思いをさせられるわけないだろ』とか、娘が寝ている時に、佐根村将(野村周平)に漏らす本音の部分とか。そこに伊達の本当の姿が出るだろうなと、撮影前から気合を入れていました」と、役作りで意識していたことを明かす。

正名僕蔵&中山義紘&正門良規、「DIVER」“もう一つ”のチームに注目!
正名僕蔵&中山義紘&正門良規、「DIVER」“もう一つ”のチームに注目!

 また、同じD班に所属する福士と野村には「蒼汰はすごく完璧主義者だなと感じました。すべての言葉や行動を完璧に知り尽くしてやりたいという意欲を感じました。周平は、正直で人間味があっていいやつだな、かわいらしいやつだなって感じましたね。2人とも同い年で、全然雰囲気は違うけど、気持ちのいい人たちだと思いました」と話している。

正名僕蔵&中山義紘&正門良規、「DIVER」“もう一つ”のチームに注目!

 「撮影の合間にも大阪の天王寺や鶴橋を散歩しながら、関西の空気を満喫しました。この土地と合う気がしています」と語る安藤。続けて「コロナで現場が一変して、いろんな制限の中で芝居をやらなければいけない中で、出演者もスタッフも全員で、暑くて、倒れそうになりながら神経を注いで作った作品です。視聴者の方々には、大事に見てもらいたいですね。『ここもすてきだと思った』『あれもよかった』と話しながら何度も見てほしいです」とメッセージを寄せている。

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