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「DIVER-特殊潜入班-」福士蒼汰が考える見どころは「兵悟の行動の理由」2020/09/18

 9月22日午後9時スタートの新ドラマ「DIVER-特殊潜入班-」(フジテレビ系=関西テレビ)は、人気漫画「DIVER-組対潜入班-」を原作としたサスペンス。窃盗や暴力事件の常習犯だったが高いIQや身体能力を認められて、兵庫県警の中に秘密裏に結成された「潜入捜査チーム」(通称“D班”)の一員となった主人公・黒沢兵悟を福士蒼汰が演じる。兵悟は悪の根源を駆逐するためには手段を選ばず時に暴力的に、時に冷徹に犯罪者に向かっていく。

 初回放送を直前に控え、主演の福士とD班の班長を務め、兵悟たちに指示を出す伊達直哉役の安藤政信が取材会に出席。ドラマの見どころやドラマにかける思いなどを語った。

 今回の取材会では新型コロナウイルス対策として2人の間、そして取材陣との間にもアクリル板が設置された。それを見て安藤が「こういう感じだとすごく面会っぽくなっちゃう(笑)」と話すと会場は笑い声に包まれた。

 お互いの印象、演じている役目線での相手の役の印象について聞かれると、「安藤さんの印象は、すごくピュアで心がむき出しな状態でいらっしゃる印象でしたし、すごくすてきなものをたくさん持たれているので、少しでも何か吸収できないかなと思っていました。伊達というキャラクターについては、安藤さんが真っすぐ熱く演じてくださったので、より魅力的なキャラクターになったんじゃないかなと思います。ご本人にはすごくミステリアスな印象があるんですけど、伊達は逆にミステリアスではなく、そのままの熱さを持った男で、見ていてすごくすがすがしいなと思いながら演じていました」(福士)、「蒼汰は非常にクレバーでどんな長いセリフだろうが、アクションだろうが涼しい顔で乗り越えていく。それを見ていて本当に奇麗な人だなと思ったから、余計に汚したいと伊達として思いましたね(笑)。兵悟というキャラクターについては、正義に対する真っすぐさがすごくて、追求しすぎるとここまで狂気になるのかなと感じました。あまりにも強い信念の正義というのが、ここまで狂気に感じるということが芝居をしていて恐ろしく思えたというか、それくらい入り込んでいたし、魅力的な人だと思いました」(安藤)と、お互いの印象についてコメント。安藤が伊達として福士を「汚したい」と思ったと感想を話した時には大きな笑い声が巻き起こった。

 また、撮影の直前には緊急事態宣言などもあり自粛の日々が続いた。安藤は「あらためてロケをできる喜びや芝居ができるという喜びを感じました。約2カ月半何もできない状況の中で、初めて自分は芝居がやりたいんだなと考えていた時期だったので、心と心を共有して一つ一つのシーンやカットを作るという大切さや、当たり前だった幸せや、芝居をできるっていう喜びをすごく感じましたし、この夏でそれが一番印象的でした」と話し、少しずつではあるが戻りつつある日常をかみ締めている様子だった。

 福士も「元々の予定から撮影が遅れて、東京から関西に移動するということすらも『許されるのか?』という状況だった中で、神戸のロケで場所を貸してくださる皆さんが『どうぞ、使ってください!』と言っていただいて、本当に皆さんに助けていただいて作品を作ることができているということを感じました。さらには、この仕事って皆さんの生活に必ず必要というわけではなくて、『本当に俺たちって必要なのかな?』と考えてしまうこともありました。その中でもSNSなどで『見たい!』ということや、『中止にしないでほしい!』ということを言ってくださる皆さんがいるから、僕たちも自信をもって『じゃあ作ろう!』というふうに思うことができました。永遠の悩みだった『(俺たちは)本当に必要なのか?』ということについて『(こんな時)だからこそ必要なんだよね!』と言ってくださる方もいて、本当にうれしかったです。1人の人間としても役者としても『今やっていることって少しはみんなの役に立てているのかな』と思いました」と、ファンからのエールを受けてあらためて感謝の気持ちを感じると同時に、活動についての自信を深めたようだった。

 見どころや視聴者へのメッセージを聞かれると、「今回初めて高校生の娘がいる父親役なんですが、『朝ごはん食べたか?』とか普通のシーンだけでも、僕が父親役ということだけで爆笑できると思うんです。だからそこで『何言ってんだよ!』って爆笑してほしいです(笑)。父親と家族の間ですれ違いが起きたり、そこを修復しようとしたりする芝居については今までやったこともないですし、見せたこともないと思うので注目してほしいシーンです。夏の炎天下の中、心血を注いだ作品なので、少しでも多くの人に見てもらいたいですし、1人でも“大切な作品”と思ってくれる人がいたらいいなと思います」(安藤)、「兵悟的にはアクションシーンがすごい見どころだと思います。1話冒頭でも迫力満点のカーアクションから始まって、近接格闘なども行うので、そこはぜひ見てほしいです。あとは兵悟の言動の理由っていうものが見どころとして挙げられると思います。兵悟がなぜこの言葉を発して、こういう動きをしたのかという意図を考えながら見てもらえると楽しめると思います。とてもダークな作品ではあるんですけど、たまにポップなシーンもあって見やすい作品になっているのではないかと思います。そして、現代社会に対してのメッセージもこもっているなと思いますし、“善と悪”ということなどを深く見つめ直すきっかけにもなる作品だと思うので、そういったところも注目していただければと思います」(福士)と話して取材会を締めくくった。

 福士蒼汰が初のダークヒーローを演じる「DIVER-特殊潜入班-」は、9月22日午後9:00からスタートする。

【番組情報】

「DIVER-特殊潜入班-」
フジテレビ系
火曜 午後9:00~9:54(初回は、午後9:00~10:09)

フジテレビ担当 H・A

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