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B’zの新曲「COMEBACK -愛しき破片-」が木村拓哉主演「未来への10カウント」の主題歌に2022/04/06

B’zの新曲「COMEBACK -愛しき破片-」が木村拓哉主演「未来への10カウント」の主題歌に

 B’zの新曲「COMEBACK -愛しき破片-」が、テレビ朝日系で4月14日にスタートする連続ドラマ「未来への10カウント」(木曜午後9:00。初回は15分拡大)に決定した。

 ドラマは、木村拓哉と脚本家・福田靖氏が7年ぶりにタッグを組み、生きる希望を完全喪失している桐沢祥吾(木村)が、図らずも高校ボクシング部のコーチになったことで徐々に熱を取り戻し、再生していくさまを描く青春スポーツ・エンターテインメント。青臭くもがむしゃらな熱を秘めた高校生たちと真剣に向き合う中で、自らも変化を遂げ、新たな未来に向けて走り出していく、世代を超えた青春群像劇だ。ヒロインであるボクシング部顧問・折原葵役の満島ひかり、部員の生徒・伊庭海斗役のKing & Prince・髙橋海人をはじめ、安田顕、八嶋智人、内田有紀、生瀬勝久、柄本明ら豪華キャストが集結する。

 ロックンロール・音楽界に貢献したミュージシャンを称える「Hollywood’s Rock Walk」で、アジア圏で初となる殿堂入りも果たしたB’zが、木村の主演ドラマに主題歌を提供するのは「BeautifulLife〜ふたりでいた日々〜」の主題歌「今夜月の見える丘に」、「ALIFE〜愛しき人〜」(ともにTBS系)の主題歌「Still Alive」に続いて3度目となる。

 本作の主題歌「COMEBACK -愛しき破片-」では、松本孝弘が生み出した、哀愁の中に力強さを感じさせるメロディーに合わせ、稲葉浩志がドラマの世界観をフルに反映した歌詞を作成。失意の中で息をひそめながらも、まだ見ぬ未来に向かって立ち上がっていく主人公・桐沢をはじめ、登場人物たちが再生していく姿がありありと目に浮かんでくる楽曲が完成した。

 絶大な信頼を寄せるB’zとの新たなコラボに、木村は「以前主演を務めさせていただいた作品でもB’zさんに主題歌を担っていただき、大きなキーワードで鼓舞された経験があるので、『また今回もドラマ自体に勢いをつけていただけるんだろうな。すごいご褒美をいただけた!』と、非常にうれしく思っています。実は今回、稲葉(浩志)さんの方から『せっかく主題歌という形で使用していただけるのだから、ドラマの内容を把握した上で歌詞を書きたい』と言ってくださったんです。そのお気持ちが本当にありがたかったのでレコーディング前日、個人的に『“ありがとうディナー”に付き合ってください』と申し出て、感謝のひと時を過ごさせていただきました」と明かした。

 さらに、楽曲について「『COMEBACK-愛しき破片-』ではすべて、ドラマの内容に向けて言葉を紡いでくださっているので、僕自身にとっても、ものすごく大きな力になります。これから現場に赴く際には毎日、移動車の中でこの曲を爆音でかけて聴きます! うまく言葉にはできないのですが、主題歌を聴いて体感しながら現場に向かうのと、そうでないのとでは、感覚が全く違いますから。そういう点では間違いなく、今回の主題歌も共演者やスタッフの皆さんにとっては“現場のエネルギー”となるでしょうし、ドラマを見てくださる方々にも“人生のエネルギーの一部”として届けばいいな、と思います」と期待を込め、視聴者へメッセージを送っている。

 そして、B’zからは「ドラマ『未来への10カウント』に主題歌で参加させていただき大変光栄です。桐沢をはじめ登場人物はそれぞれの葛藤を乗り越えて、失った自分の破片を取り戻しながら、生きることの歓びを見いだしていきます。そんな様子を自分たちにも重ね合わせながら楽曲を完成させました。この曲がドラマの中でどう響くのかとても楽しみです」と喜びのコメントが寄せられた。

B’zの新曲「COMEBACK -愛しき破片-」が木村拓哉主演「未来への10カウント」の主題歌に

 高校時代にボクシングで4冠を達成するという輝かしい功績を打ち立てながらも、その後は度重なる不運に見舞われ、今では完全に生きる希望を失ってしまった桐沢。彼はピザの配達アルバイトで食いつなぐ一方、「いつ死んでもいい」と口にする日々を送っていた。そんな彼をなんとか元気づけようとしていたのが、高校時代に桐沢と共にボクシング部で汗を流した親友・甲斐誠一郎(安田)だった。だが、あの頃とはまるで人が変わり、桐沢は頑として明るい未来を想像しようともしない。

 彼の今後を本気で心配した甲斐は、母校・松葉台高校ボクシング部の元監督・芦屋賢三(柄本)に相談し、桐沢を芦屋の後任に抜てきしようとするが、桐沢本人は至って後ろ向き。だが、恩師である芦屋から土下座までされた桐沢は、むげに断ることができず、監督ではなく“臨時コーチ”として母校に舞い戻る。松葉台高校は今や、昔と違って東大合格者も出す進学校となっており、芦屋が監督を退いてからボクシング部はみるみる弱体化していた。しかも、校長の大場麻琴(内田)は部活承認に必要な部員数を満たしていないことを大義名分に、近々ボクシング部を潰そうと画策する。

 そんな中、突然顧問に任命された折原も、ボクシングに対する思い入れや知識がまるでなく、熱意が全く感じられない新コーチと新顧問を目の前に、さまざまな思いに駆られるボクシング部の面々。その矢先、桐沢がかつて4冠を達成した人物だと知った部長の伊庭は何を考えたか、いきなり桐沢に公開スパーリングを申し込む。


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