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満島ひかりが「未来への10カウント」のヒロインに。「木村拓哉さんとの共演はビッグギフトです」2022/02/25

満島ひかりが「未来への10カウント」のヒロインに。「木村拓哉さんとの共演はビッグギフトです」

 満島ひかりが、テレビ朝日系で4月にスタートする木村拓哉主演の連続ドラマ「未来への10カウント(仮)」(木曜午後9:00、開始日未定)に出演することが分かった。

 木村と脚本家・福田靖氏が7年ぶりにタッグを組む本作は、生きる希望を完全喪失している桐沢祥吾(木村)が、図らずも高校ボクシング部のコーチになったことで徐々に熱を取り戻し、再生していくさまを描く青春スポーツ・エンターテインメント。青臭くもがむしゃらな熱を秘めた高校生たちと真剣に向き合う中で、自らも変化を遂げ、新たな未来に向けて走り出していく、世代を超えた青春群像劇だ。

 木村とのドラマ共演は「月の恋人〜Moon Lovers〜」(フジテレビ系)以来2度目となる満島だが、実は物語全体を通して密に芝居を交わし続ける本格共演は、今回が初めてとなる。

 満島が演じるのは、不本意ながらもボクシング部の顧問を押し付けられた、シングルマザーの高校教諭・折原葵。満島本人はドラマ「おやじの背中」(TBS系)でボクシング・シーンの経験があるが、今回演じる葵はボクシングの知識がゼロ。しかし、「私、知らないことがあると気持ち悪いんです」とボクシングにも興味を覚えると同時に、生徒たちの熱い思いに触れ、ボクシング部に肩入れするようになっていく。また、とにかく真面目で真っすぐな性格の葵は、覇気が全く感じられない桐沢の心にも、目が覚めるようなパンチを連発。“闇”にとどまる桐沢を鼓舞し、ぐいぐい“光”が差す方向へと引っ張っていく。桐沢の中に眠る本質に触れた葵は、次第に好意を抱き始める。

 「ボクシングのことを知らずに部活の顧問になってしまう葵ですが、桐沢さんや生徒、先生たちのいろんな“熱”に触れて、たくさんの感動に出合ってゆきます。福田靖さんの脚本を読みながら、あちこち心が動かされています。視界がクリアになるようなこの物語で、心技体を生かして、素直に葵を演じていたいです」と意気込む満島は、「木村拓哉さんとの共演はもう、ビッグギフトです。うれしくて緊張して、落ち着かなきゃ、とまだ少し興奮気味です。テレビなどで見る時もそうですが、スタジオや撮影所で少しお話をしたことのある木村さんには、いつも青い炎を感じていました。同じドラマを作るチームになれて最高の気分です」と本格共演への期待に胸を膨らませる。

 そして、「誰かの胸の内に宿る“熱さ”を見た時、人が人を動かし、熱くなるものに背中を押される、見る方のエネルギーになるドラマ、この恵まれたチームと楽しんで頑張りますね!」と気合十分だ。

 そんな満島との共演に、木村も「満島さんとここまでフォーメーションをがっつり組み、最初から最後まで一緒にプレーするのは初めて。“スタメンで一緒に出る”という感覚を分かち合えることが楽しみです。実は先日、トーク番組に満島さんが出ていたので、『これは見ておかねば!』と思って見たんです。そうしたら、満島さんが『私は、やりたいと思ったことはやる女です』とおっしゃっていて、『マジかよ!?(笑)』と。これはセッションしてみないと、本当にどうなるか分からない!(笑)。未知数なだけに、本当に楽しみです」と期待を寄せている。


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