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瀬戸利樹「シンデレラはオンライン中!」インタビュー 「もし朝陽と同じ状況だったら、僕はアプローチできないかも(笑)」2021/01/25

瀬戸利樹「シンデレラはオンライン中!」インタビュー 「もし朝陽と同じ状況だったら、僕はアプローチできないかも(笑)」

 現在、FODで配信、地上波でも放送中のドラマ「シンデレラはオンライン中!」(フジテレビ)で中村里帆とダブル主演を務め、連続ドラマ初主演を果たした瀬戸利樹。これまで年下彼氏や後輩などの役柄を愛らしく巧みに演じてきた瀬戸が、今作では“王子”と呼ばれる大学一の人気者の姿とオンラインゲーム「天諭」のNo.1プレーヤー“レオン”の姿を併せ持つ、頭脳明晰のハイスペックな大学生・小野田朝陽を演じている。

 オンラインゲーム上で、朝陽のキャラクターの“レオン”が、中村演じる女子大生・有沢一花のキャラクター“ビビ”に告白したところから始まるラブストーリーで、新たな魅力を見せる瀬戸に、自身が演じるキャラクターについて、また、大好きだというゲームについても存分に語ってもらった。

── 今回、瀬戸さんは朝陽をどんなキャラクターだと捉えて演じられましたか?

「朝陽は容姿端麗で、勉強もできて、大学生にしてゲーム会社の社長もしていて…。大学では“王子”と呼ばれているんですけど、恋愛はまだ経験がない。それが朝陽の唯一の弱点というか、それも良さではあると思うんですけど、恋愛に関してはまだ自分の中で整理できない部分があって。朝陽はそんな役どころだと思います」

── そんな朝陽を演じる上で、意識されたことはありますか?

「“王子”と呼ばれているので、心の余裕を大事にして撮影に臨みました。今回、現実の世界とゲームの世界の両方を演じたんですけど、ゲームの方のレオンは立ち振る舞いや杖さばきなどのアクションなども気を付けながら、演じていました」

── ゲームの中では積極的な一方で、現実の朝陽は恋愛に奥手。朝陽の姿にもどかしい気持ちになるシーンもありましたが、瀬戸さんご自身はその点はどう感じましたか?

「僕ももどかしかったです(笑)。でも、朝陽は典型的な男の子だなとも思いました。やっぱりゲームの世界で文字だけだから、本当のことが言えるというのがあると思います。実際に会ったら本音が言えないっていうのは、見ていてもどかしいですけど、正直僕も同じ状況だったら、たぶん朝陽と同じだろうなって。その中で、気になっている子との共通点があって、初めて一歩踏み出せるっていうのは、朝陽の人間らしさだったり、男の子らしさだったりを感じました。そこは誰もが共感できるところなんじゃないかなと思いました」

── 瀬戸さんご自身も、共通のものを見つけて、初めて近づくタイプですか?

「そうですね(笑)。朝陽と同じだと思います。僕はビビりなので、直接はなかなかアプローチできないと思います。ゲームの世界では本音が言えている朝陽に『朝陽、ズルいな~!』『それいいな!』と思いながら、台本を読んでいました」

瀬戸利樹「シンデレラはオンライン中!」インタビュー 「もし朝陽と同じ状況だったら、僕はアプローチできないかも(笑)」

── 共通のオンラインゲーム「天諭」をプレーしていて、次第に近づいていく朝陽と一花ですが、朝陽は一花のどんなところにひかれたと思いますか?

「何事にも一生懸命になれるところと等身大なところです。女性だけじゃなくて、誰しもそうだと思うんですけど“かわいく見せたい”とか“よく見られたい”と思うじゃないですか。だけど、一花にいたっては、自分らしさや正義感が自分をかわいく見せたりすることよりも先に出てくるところに、朝陽がひかれる部分があったんじゃないかな、と。それはゲームの世界でも現実の世界でも同じで、どっちの世界でも必然的に同じ人にひかれていったんだと思います」

── そういう点では、現実の世界の“朝陽”と“一花”、ゲームの世界の“レオン”と“ビビ”の二つの顔があるというのは面白いですよね。

「普通だったらゲームの部分ってパソコンの画面が映っていて、文字が出て、演じる側は声だけを当てる…っていうものはよく見ると思うんですけど、今回はその中のアバターまで演じています。そうすることで、ゲーム内のアバターにも実際に表情がつきますし、感情面がより増幅されるんじゃないかなと思います」

── ゲームの中のアバターを演じるというのは、斬新だなと思いました。

「そうなんです! 僕が演じる“レオン”に至っては、髪もまつ毛も服も全部真っ白で、『天諭』の中ではランキング1位で神のような存在なので、なんだか自分が本当に神々しくなった気持ちでゲームの世界のアクションやお芝居をしていました。ゲームの中の衣装を着ているんですけど、コスプレは『一生のうちに一度はやってみたい』と思っていたので、楽しかったです(笑)」

瀬戸利樹「シンデレラはオンライン中!」インタビュー 「もし朝陽と同じ状況だったら、僕はアプローチできないかも(笑)」

── 瀬戸さんはゲームが大好きだと伺ったのですが、実際にオンラインゲームのチャット上で会ったことがない人とお話しされたりするんですか?

「そういう経験はあるんですけど、僕は人見知りなので、最初はあまり話しかけないです(笑)。でも、二度会った人は運命だと思っているので、話しかけます! オフ会もタイミングがあったら、一生に一度くらいは、縁があった人と数人でやってみたいですよ。本人はどんな人なのか気になるっていうのは正直ありますし、逆にこんなにカッコいい人がやっていたんだ!って思われたいな、なんて(笑)。でも、実際は友達とばっかりゲームしていますね」

── 一緒にゲームするのは芸能界のお友達ですか?

「そうですね、芸能界にも結構いますよ。例えば、犬飼(貴丈)くんとか、赤楚(衛二)くんとか飯島(寛騎)くんとか、小野塚(勇人)くんとか…仮面ライダーで一緒になった方ばかりですけど(笑)」

── 朝陽と一花にとってのゲームのように、瀬戸さんがハマッているもの、没頭しているものはありますか?

「最近始めたギターです。あと、幼稚園の年中、年長の時からずっとゲームが好きだったので、やっぱりゲームも!」

── 子どもの頃からゲームされていたんですね。では、初めてのゲームはテレビゲームですか?

「テレビゲームですね。ほとんど持っていたと思います。あと、『ゲームボーイ・アドバンス』! 僕世代より前のゲーム機も親戚の家にたくさんあったので、それもやっていましたし、今でもやっています(笑)。ゲームをしていると無心になるというか、リフレッシュになるので切羽詰まってどうにもならない時は、区切るっていうのが大事だと思っているので…。1回セーブするじゃないですけど、1回区切って、気が済むまでゲームして、体も楽になったら再開するって感じですね」

── 以前「TVガイドdan vol.33」にご登場いただいた時、料理にハマッているお話もされていましたが、料理での気分転換とはまた違う感覚ですか?

「料理もいいんですけど、お皿を洗うのが面倒なので(笑)。ゲームはポチッとスイッチを押したら電源が切れて、後片付けも楽ですし、面倒なことがないんです。ゲームは自分の中の息抜きでリラックスする方法だったりもするので、これからも楽しくゲームをやっていきたいです」

瀬戸利樹「シンデレラはオンライン中!」インタビュー 「もし朝陽と同じ状況だったら、僕はアプローチできないかも(笑)」

【プロフィール】

瀬戸利樹(せと としき) 
1995年10月7日生まれ。千葉県出身。ドラマ「弱くても勝てます ~青志先生とへっぽこ高校球児の野望~」(日本テレビ系)で俳優デビュー。主な出演作に「仮面ライダーエグゼイド」(テレビ朝日系)、「偽装不倫」(日本テレビ系)などがある。今年放送予定のドラマ「お茶にごす。」(テレビ東京系)、映画「老後の資金がありません」への出演を控えている。

【番組情報】

「シンデレラはオンライン中!」
フジテレビ 
火曜 深夜1:25~1:55 
※FODで毎週火曜午後0:00に最新話を配信中。

【プレゼント】

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【締切】2021年3月1日(月)正午

撮影/蓮尾美智子 ヘア&メーク/窪田健吾 スタイリング/山田莉樹
衣装協力/メディカルコート¥38,000、ネプラ・ベイカーパンツ¥18,000、イオリ(すべてティーニー ランチ ☎03-6812-9341)、そのほかスタイリスト私物



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