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「姉ちゃんの恋人」真人はもう人を傷つけない。姉ちゃんの目は確かでした!2020/12/17

 現在放送中のフジテレビ系連続ドラマ「姉ちゃんの恋人」(火曜午後9:00=関西テレビ制作)。主人公・安達桃子を有村架純さんが演じ、桃子の恋人で同じ職場で働く吉岡真人を林遣都さんが演じています。先週のコラムではtwitterのリプライなどでたくさんの反応をいただきありがとうございました! 皆さんの「推しカップル」についての思いを見て、このドラマ、各カップルへの皆さんの強い思い入れを感じました! ちなみに筆者の推しは全部です(笑)。

 さて、第7話の最後に真人の元恋人・香里(小林涼子)と突然遭遇してしまった桃子と真人。第8話の冒頭では、過去を乗り越えるために香里と話をすることを決めます。「必ず君を守る」という約束を果たすために、自分の思いなどをすべて抑え込んで服役した真人。その思いを無駄にしないためにも、謝らなくていいから「幸せ」でいてほしいと香里に話します。きっと香里も過去の出来事に対して大きな罪悪感があったと思いますし、幸せになることに負い目もあったと思いますが、真人の言葉で救われたのは間違いないと思います。これらの言葉には真人の優しさや相手を思いやる人柄が表れていると感じます。

 また、真人のセリフにあった「世界中に言いたいくらい幸せなんだ。今。すべてのことが、彼女に出会うためだったんだって思えるんだ」という言葉。これは今までの物語の中でもトップクラスに筆者が好きな言葉でした! 本当にこんなふうに思える人と出会えてよかった、もう2人を縛るものは何もないし、ただただ幸せになってほしいと思います。そういえば、香里に嫉妬して真人をつねる桃子と真人はほほ笑ましかったですね!

 会社ではいつものようにじゃれ合う真人と高田悟志(藤木直人)の姿が。桃子と市川日南子(小池栄子)も笑顔で見守ります。もちろん悟志の人柄もあるのでしょうが、なんでこんなに仲がいいんだろうと思っていた真人と悟志。それは真人が会社に入ってきた時の出来事が大きかったんですね。名前で呼んでくれないから返事をしないなど、昔からおちゃめだった悟志。職場になじめたのも悟志の存在が大きかったのではないでしょうか。しかしいつも思うのですが、藤木さんの笑顔はドラマを見ている視聴者まで明るくさせてくれますよね!

 しかし、そんな真人と悟志のじゃれ合いを見ることができるのも、悟志が職場を離れてしまうまで。第7話で悟志に抱きしめられて浮かれていた日南子も、ついに悟志が職場を離れることを知ってしまい、戸惑っている様子。第8話の最後では少し冷めたような表情をしていた日南子ですが、この大人カップルの恋はどうなってしまうのでしょうか…。

 別の日には、桃子は真人の母・貴子(和久井映見)と話すために吉岡家へ。真人の小さい頃のアルバムを見ながらさまざまなことを話す2人。真人の父の死の真相や、それについての思いを語る貴子。もちろん真人に話すことはできなかったでしょうし、きっとこれまでも自分の思いを打ち明けることができる人は少なかったと思います。でもこれからは桃子という存在がいてくれるので、女性同士の話もたくさんできることでしょう! 真人は気が気でないと思いますが…(笑)。このシーンで桃子が座っていた椅子は、きっと真人が直していた椅子ですよね?

 また、第8話の最後では、幸せな桃子と真人にまたしても試練が。デート中にチンピラ風の2人組にぶつかってしまい、激高させてしまうことに。必死に謝るものの相手の怒りは収まらず、真人には暴力をふるい、桃子をどこかへ連れて行こうとします。過去の出来事がフラッシュバックする中、真人がとった行動は相手を傷つけて大切な人を守るのではなく、ただただ殴られることで守ること。

 このシーンを見た時に、第7話で桃子が真人の過去を和輝(髙橋海人)ら兄弟に話した時に発した「一度やったことを繰り返すんじゃないかって言う人もいると思うんだ。でもね、吉岡さんは違うと思う。一度人を傷つけてしまって、つらい思いを本人もしたから、だから優しい、だからもう人を傷つけたりしない。そういう人だと思う」という言葉が自然と思い浮かんで、桃子が感じていたことは間違いなかったんだなと思いました。これで本当に過去を乗り越えた2人。もうきっと、真人の右手が震えることはないでしょう。

 さて、次回(12月22日放送)はとうとう最終回! 予告では「プロポーズ!?」なんて言葉も飛び出したり、和輝と浜野みゆき(奈緒)が、さらにいい感じだったり、真人が「桃子」って呼んでたりと、見どころがいくつあるんだって感じですが、泣いても笑ってもこれが最後。登場人物たちそれぞれのストーリーをしっかりと見届けましょう!!

【番組情報】

「姉ちゃんの恋人」
フジテレビ系
火曜 午後9:00~9:54

フジテレビ/関西テレビ担当 H・A

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