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「警視庁考察一課」徳永えりが今一番考察したい人とは? 「魅力的で人柄の奥行きがすごすぎて…とても興味があるんですよね」2022/12/26

「警視庁考察一課」徳永えりが今一番考察したい人とは? 「魅力的で人柄の奥行きがすごすぎて…とても興味があるんですよね」

 12月26日にいよいよ最終回を迎える「警視庁考察一課」(テレビ東京系)。12月19日放送の10話・11話合体スペシャルでは、考察一課をつぶそうとした真木雄一管理官(マギー)のわなをかいくぐり、見事に事件を解決したメンバーたち。さまざまな考察を繰り広げながら、顔面タトゥー事件の黒幕が、FBIで捜査アドバイザーをしていたプロファイラーのキャシー伊藤(伊藤かずえ)だと導き出しました。

 毎回不穏なシーンとして物語の最後に流れていた柳沢慎三捜査一課長(柳沢慎吾)と徳永りえ管理官(徳永えり)の怪しいやりとりも、真木の思惑によるものだったということで無事解決し、やっと2人がうれしそうにビールで乾杯する姿もすてきでしたね。ただ、実はこの不穏なシーン、柳沢さんも徳永さんも結末を知らない状態で今まで演じられていたとのこと。ということで、合体スペシャル撮影前の徳永さんにお伺いした裏話についてご紹介します!

――物語の終盤では、毎回流れる柳沢捜査一課長と徳永管理官の怪しい掛け合いのシーンも印象的です。

「実は、私も柳沢さんも結末が分かっていない状態で演じているんです(笑)。本来は分かった上でやることが多いとは思うのですが、どちらに転ぶか分からない状態でのお芝居も面白いんじゃないかなと。それが結果的に黒になろうが白になろうが、そこまで違和感がないというか…これはこれで正解かもしれないと思っています。作中では、考察一課のメンバーでわちゃわちゃしている雰囲気がある中で、ふと空気が変わるシーンなので、そこはあえて含みを持たせないように演じています。個人的には、仲良くしている皆さんを裏切りたくはないですね(笑)」

――驚きの事実でした(笑)。それでは、「警視庁考察一課」のタイトルにちなみ、徳永さんが今一番“考察したい人”がいらっしゃったら教えてください!

「今、撮影現場でレジェンド俳優の皆さんのことをずっと見させていただいているので、既に自然と皆さんを考察してしまっているかもしれません(笑)。私自身、もっと経験を重ねないと分からないこともたくさんあると思うのですが、皆さんがとにかく魅力的で人柄の奥行きがすごすぎて…とても興味があるんですよね。『今日は初めてこの人のこんな面を見れた!』と毎日発見があって、本当に面白いです」

 お二人とも結末を知らずに演じられていたとは驚きですよね。結果的に裏切りはなく解決できたのでよかったです(笑)。あわせて、撮影現場で船越英一郎さん、山村紅葉さん、西村まさ彦さん、高島礼子さん、名取裕子さん、内藤剛志さんらレジェンド俳優の皆さんの考察をしていることを明かしてくれたおちゃめな徳永さんでした!

「警視庁考察一課」徳永えりが今一番考察したい人とは? 「魅力的で人柄の奥行きがすごすぎて…とても興味があるんですよね」

 12月26日放送の最終回では、なんと船越慶一郎(船越英一郎)が殺人犯として逮捕される事態に!? ある雑居ビルの地下で見つかった死体の傍らにいたのが船越で、指紋が付いたナイフが凶器と断定されたとのこと。しかし取り調べでは「事件前後の記憶がなく、目が覚めたら血を流した男がいた」と主張する船越。ただ、そんな証言を真木が信じるわけもなく、17時に送検されることが決定してしまいます。彼を信じる内藤昌志(内藤剛志)は「17時までに無罪を証明する」と言い放ちますが、タイムリミットも迫る中、考察一課のメンバーはどうやって船越の無罪を証明するのでしょうか? 最後の考察の行方を、お見逃しなく!

【番組情報】

ドラマプレミア23「警視庁考察一課」
テレビ東京系
月曜 午後11:06~11:55

取材・文/鬼木優華(テレビ東京担当)



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