高梨臨、お気に入りシーンは志子田家!?「私たちは割とシリアスなシーンが多いから、いいなぁって思う（笑）」――「PICU 小児集中治療室」インタビュー2022/11/27

――中尾明慶さんはお気に入りシーンに志子田先生の家での場面を挙げていらっしゃったんですが（https://www.tvguide.or.jp/feature/feature-1865976/）、高梨さんも…？

「吉沢くんと大竹（しのぶ）さんの家での掛け合いがめちゃくちゃ好きなんですよね。台本を読んでいる段階から面白そうだなと思うことが多くて。実際に放送見たら予想以上に面白いんですよね（笑）。なんかすごくリアルだし、仲いい感じがよくて。私たちは割とシリアスなシーンが多いから、ああいうシーンを見たら、いいなぁって思っちゃいます（笑）。2人のシーンを見るのが毎話の楽しみになっています！」

――子役キャストにはどんな印象を持たれていますか？　中尾さんは「子どもっぽい子が多い」とおっしゃっていましたが…。

「子役のみんな、お芝居がすごく上手で。こちらが勉強になるというか。『さすがです…！　勉強になります…！』みたいな感じで（笑）。日々、勉強させてもらっています。お手紙をくれる子たちもいたんです。『羽生さんへ、ありがとう』って。すごくうれしいですね。ちょっと学校の先生になった気持ちになるというか（笑）。スタジオの横に子どもたちのスナップ写真が貼ってあるんですけど、役としてですけど、この子たちを救っていったんだなという、うれしさというか。『元気にしてるかな～？』っていう気持ちになるんですよね。そういうところから、リアルな看護師さんたちの気持ちに近いものを感じられているのかなって思います」

――最後に、最終回に向けて羽生がどんなキャラクターになっていくのか、高梨さんなりの予想を教えてください。

「どうなるか分かんないですよね（笑）。羽生としては、PICUのチームをよくしつつ、女性として綿貫さんの気持ちも分かりつつ…。看護師長さんから話を聞いた時に、離職率が高くて人がいなくて大変とおっしゃっていたんです。だから、羽生自体がどうなってほしいというよりかは、このドラマを見て、ちょっとでも人を救うというところに魅力を感じてもらえて、PICUや医療、看護師という職業に興味を持ってくださる方が増えたらとてもうれしいなと思っています！」

【プロフィール】

高梨臨（たかなしりん）
1988年12月17日生まれ。千葉県出身。NHK連続テレビ小説「花子とアン」、「恋がヘタでも生きてます」（日本テレビ系）、NHK大河ドラマ「西郷どん」、「結婚相手は抽選で」（フジテレビ系）などのドラマに出演し、主演映画「ライク・サムワン・イン・ラブ」は第65回カンヌ国際映画祭コンペティション部門にノミネートされた。日英合作映画「Cottontail」が公開予定。