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大西流星主演「彼女、お借りします」が今夜スタート! 大西が思わず焦った“撮影中のハプニング”とは!?2022/07/02

 2017年の連載スタート以降、原作は世界累計発行部数1000万部を突破(21年12月現在)、20年にはアニメ化、さらに今年7月からはアニメ第2期の放送も決定している「彼女、お借りします」。ダメダメながらもド直球な優しさをもつ主人公が、超絶美女なレンタル彼女を借りたことで始まるラブコメディーをなにわ男子・大西流星さんの主演でドラマ化。いよいよ今夜からテレビ朝日で放送がスタートします。 

 大西さん演じる主人公の木ノ下和也が、ひょんなことからレンタル彼女の水原千鶴(桜田ひより)を発注したことで、元カノをはじめ、さまざまな女性を巻き込みながらその恋模様が描かれていく本作。和也がさまざまな危機を乗り越えながら千鶴と距離を縮めていく様子や、物語が進むにつれて “レンタル彼女”を軸に展開される恋愛の“ウソとホンネ”を繊細に描いたストーリーなど、原作を忠実に再現したドラマ版にも注目が集まっています。 

 気になる第1話放送を前に、主演の大西さんをはじめ、和也と関わることになる4人のヒロインを演じる桜田ひよりさん、秋田汐梨さん、工藤美桜さん、沢口愛華さんのコメントをお届け。ドラマ版「かのかり」の魅力や5人それぞれが演じた役の見どころをたっぷりと語っていただきました。さらに、撮影時のエピソードを伺うと、大西さんがタジタジになる展開に…!? 

ドラマ版「かのかり」は「テンポ感のいいドラマになっている」

――大西さんをはじめ、皆さんの演じられる役がかなり個性的だったと思います。初めて台本を読んだ時の感想を教えてください。 

大西 「原作は(累計発行部数)1000万部を超える人気コミックで、台本を見た時にもレンタル彼女のことや『彼女、お借りします』という世界観がより分かりやすく描かれていて、いい意味でいろいろな方に伝わりやすいドラマになっていると思います。あとは、一人一人の個性的なキャラクターがより際立っていて、登場人物同士の会話や掛け合いもすごく面白くて。コメディーの部分もたくさん詰まっているので、テンポ感のいいドラマになっていると思います」 

桜田 「台本読ませていただいた時に、(ドラマが)すごく原作に近い内容になっていてリンクするようなシーンがたくさんあったんです。その中で『自分ができることって一体何だろう』と考えた時に、やっぱり原作を読んでいる方でも楽しめるようにしたいなと思ったので、漫画やアニメを見ながら表情やしぐさを研究するようにしました」 

秋田 「初めて台本読んだ時は、(演じる七海麻美が)『嫌な子だな』とか『周りにいたら関わりたくないなぁ』っていうのが一番強かったです。出演が決まってから原作を読ませていただいて、麻美が抱えている悩みもあるんだなと思ったので、そういうものを大事にしながら原作の魅力も最大限伝えつつ、ドラマならではの面白さも加えていけたらいいなと思っていました」 

工藤 「原作もアニメも見ていたので、(台本を読んで)ドラマとしてすごく面白く反映してあるなと思いました。推しキャラの(更科)瑠夏ちゃんを演じることになって『私もこれ、原作で好きだったな』っていうシーンもあったので、それを演じられるのがすごく楽しみだなと思いました」 

沢口 「私は連ドラ初出演だったので、台本を始めていただいた時にまず『台本だ!』ってなりました。ちゃんと表紙に絵があって、中に『桜沢墨役 沢口愛華』って載っているのを見て『芸能人だ!』って(笑)。それを写真に撮って両親に送ったら、『おめでとう!』って喜んでくれて、クラッカーも鳴らしてくれたんです」 

大西 「結構盛大だね(笑)」 

沢口 「役でいうと、かぎかっこの中でも『…』みたいな、言葉を発しない部分が多かったので、そういう(セリフの)間だったり表情というのを大事にしようというのは、台本を読んだ時に心の中で感じていました」 

――それぞれが演じる役の魅力を教えてください。 

大西 「和也くんはめちゃくちゃ純粋なんですけど、純粋過ぎるが故に女心を分かっていない部分もあって、女性の方から見ると『こういう男子苦手だなぁ』とか『嫌やな』って思われる部分もたくさんあると思うんです。でも、だんだん和也の正義感のあるところが見えてきて、女の子への不慣れな行動も愛らしく感じるようになりました。ただただ女性に慣れてないだけではなくて、正義感があるからこそバランスが取れてるというか、憎みたくても憎めない子なんだと思います。そこまで魅力がないはずなのに、周りの女性が寄ってきて、それに和也くん自身も気付いてないのが見ていて面白くなっていくのかなと思います」 

桜田 「千鶴は、レンタル彼女の時はすごく完璧な女の子。男性の理想が詰まった子というか、所作だったり一つ一つの動きがすごく奇麗なんです。話し方も場を盛り上げながらも出過ぎないので、『相手を楽しませるためにはどうしたらいいんだろう』というのをすごく研究しているんだと思います。その半面、和也と素の状態でいる時は自然体で、自分の思っていることをきちんと伝えられるし、心(しん)が強い。人との距離感を測るのがすごく上手なので、素の千鶴は女性の理想に近いのかなと思っていて。その二面性みたいなものを出せたらいいなと思いながら演じていました」 

秋田 「表と裏の顔が全然違って、二面性がすごく激しい。でもそれがある意味リアリティーがあって、人間味が一番強いキャラクターなのが麻美なんじゃないかなと感じています。人の顔色を伺うようなことはせず、思ったことはすぐに言うのも1周回ってかわいいなと思えるようになってきました。私とは本当に真逆だなと思うんですけど、別れた彼氏が1カ月後にかわいい子を連れて来たら嫉妬しちゃうなとは思いますね(笑)」 

工藤 「瑠夏ちゃんはすごく明るくて、笑顔がすてきで、和也くんに対しての気持ちがすごく真っすぐ。真っすぐが故に振り回しちゃうところもあるんですけど、そこもすごくいいなと感じています。あとは、瑠夏ちゃんの恋愛観にはすごく共感できますね。『重い』と感じる人が割と多いと思うんですけど、私的には『え、これって普通じゃないの?』と感じていて。他の人に伝えたら『え…? 現実でそうだったらちょっと引くな…』という感じだったので、『あ、そうなんだ』ってなりました(笑)。でも、このメンバーの中だったら一番明るくて元気なところが魅力だなと感じます」 

沢口 「いろんなキャラクターがいる中で、墨って内面にちゃんとピントを合わせて演じなきゃいけないなと感じていたので、原作やアニメを見て彼女の内面を自分なりに情報収集していけたらいいなと思っていました。ある意味、この4人の中では一番心(しん)の強い女の子なんじゃないかと思っていて。一度決めたら曲がらない、だからレンタル彼女も頑張って続けているんだと思うんです。そういう部分ではけなげだし、瑠夏ちゃんとまた違った妹キャラですごく助けてあげたくなるような子だなと思います」 

大西が感じた、“かのかりヒロイン”の魅力

――ヒロインの皆さんにお聞きしますが、撮影現場での大西さんとのエピソードで印象的なことや出来事があれば教えてください。 

工藤 「私はもう一択です。(大西さんに)名前を間違えられる、本当にショックでした…」 

桜田・秋田・沢口 「(笑)」 

大西 「それは…(笑)」 

工藤 「何回間違えられたんだろう。私、リボンとかあって結構特徴がある見た目じゃないですか。でも、見つめ合うシーンで『〜〜だよね、“麻美ちゃん”!」って言われたんです。『そこ間違えるのー!?』ってなりました。2文字だから間違えやすいとは思うんですけどね(笑)」 

大西 「世の浮気している男性が、彼女の前で浮気相手の名前をポロッと出しちゃうってよく聞くじゃないですか、その焦り具合を本当に実感しました。ある意味、短期間でこんなに多くの女性の名前を呼ぶことがなかったので、前日が麻美ちゃんとのシーンやったら『麻美ちゃん!』しか口にできないみたいな(笑)。本当に申し訳ないなと思いながらも、僕が間違えた5分後ぐらいに監督さんも間違えられてて、『じゃあいいや』ってなりました(笑)。いや、でも本当にすいませんでした…!」 

工藤 「いえいえ(笑)」 

桜田 「私が今一番ぱっと思い浮かんだのが、美顔器かな。朝どうしてもむくみやすくて美顔器をすることが多いんですけど、大西さんが顔に美顔器を当てるとすごい動きをするんですよ。普通ビクビクってしたり、けいれんしたりして効いてるのが分かるんですけど、大西さんは(顔に)当てた時にめちゃくちゃ肩が動くんです」 

大西 「いや、動くでしょうよ(笑)」 

桜田 「『うそでしょ︎!?』っていう感じの動きなんですよ! 絶対盛ってると思います(キッパリ)」 

大西 「いやいや、なんでカメラ回ってないのに爪痕残そうとすんのよ!(笑)」 

桜田 「(笑)。今日の朝もやられてましたよね、面白かったです」 

大西 「取材日だからね、頑張ろうと」 

――秋田さん、沢口さんはいかがでしょう? 

秋田 「大西さんは、誰とでもすぐ仲良くなれる方なのかなと思っています。でも、私は人見知りなのもあってあんまり深く関われなかったんですけど…(笑)」 

大西 「なんか、距離感を感じる(笑)」 

秋田 「でも、きっと疲れているのに、撮影現場では率先して場を盛り上げてくださっていて、そのおかげで私も頑張ろうと思うこともたくさんありましたし、そうやって盛り上げられるのはすごいなと思います」 

大西 「ありがとうございます」 

沢口 「私は大西さんとの話ではなく、傍らから見た大西さんの話をしてもいいですか? 私が(撮影に)入った初日終わりに、クッキーか何かを持ってこられてたんですよ。(大西さんの方を見て)持ってきてましたよね?」 

大西 「はい…手作りオートミールクッキーを…」 

沢口 「私はよく聞こえなかったんですけど、発泡スチロールのようなものを作ってしまったみたいなことを聞いて。周りのスタッフさんに『一ついかがですか?』って食べさせてたんですよ、その発泡スチロールを」 

大西 「なんか無理やり食べさせたみたいじゃん!(笑)。違うんですよ、『食べてみます?』『あ、じゃあ』みたいな感じで」 

沢口 「そうそう、でもそれを食べたスタッフさんは皆さん口をそろえて、『独特な味だね』とおっしゃっていて。『独特な味って、それたぶん…ま…独特なんだろうな!』と思ってましたね。やっぱりオブラートに包むことって何事も大切ですから(笑)。料理をやられる方なんだなと思いました!」 

大西 「結構、今傷つきました…」 

――それでは大西さんから見て、4人の女性たちで魅力を感じるところはありますか? 

大西 「千鶴は、水原と一ノ瀬っていう二つの顔がありますけど、水原の時はどの男性もだまされるんじゃないかって思います。そのぐらいレンカノ(レンタル彼女)を徹底していて、そういうプロ意識は和也にとっても尊敬する部分があったのかなと思います。逆にその部分を見てるからこそ、一ノ瀬という素を見た時はドキドキ感がすごくて、本当にプロフェッショナルの人だなと思います。麻美ちゃんは、見えないところでめちゃくちゃ悪い表情をしてますけど、和也はそれに気付かないので、千鶴とは違った形で和也を翻弄(ほんろう)していくキャラクターだと思います。男の子というか、和也の扱いに慣れてるんですよね。原作にも『カズくんカズくん』っていうシーンがあるんですけど僕は一番気に入っています」 

秋田 「台本では、初めは『ねぇねぇ、カズくん』でしたよね」 

大西 「そうそう。でも「カズくんカズくん」が良かったので、それにしようってなったんです。そういう一つ一つのしぐさが、視聴者の方にも『麻美ちゃん上手だな』と感じてもらえる部分があると思います。瑠夏ちゃんは、自分の心にうそがなくて、感情のピークがないというか燃え尽きるまで気持ちを伝える素直な子です。こんなにも好意を伝えてくれる相手に和也の気持ちもすごく動いてくると思いますし、ぶりっこやあざといのを通り越したらここまで来るんだなって思います。墨ちゃんは、水原から彼女を任されて彼女に出会ったことで考え方が変わるというか、和也にとって墨ちゃんとの出会いはターニングポイントにもなると思うので、僕も和也として『助けてあげないと』という気持ちになることができました」 

――それぞれ魅力がたくさん詰まっているんですね。では最後に、大西さんから見て一番いいなと思う方をぜひ教えてください。 

大西 「僕としてのお気に入りかー…(かなり悩んでから)いや、マジで選べないかもしれない。なので! 皆さんがミックスした感じの人が一番すてきだなと思いますね」 

桜田・秋田・工藤 「(笑)」 

沢口 「安全なところをいきましたね!」 

大西 「ミックスし過ぎたら完璧すぎる状態になってしまうと思うんですよ。抜けてる部分もあれば完璧な部分もあって。強い部分もあれば弱い部分もあるからこそ、みんな嫌いになれない。女性キャストの方が『彼女、お借りします』という世界観をより濃く描いてくださったので、お芝居する中でも助けられながら楽しんで撮影することができたと思います」 

第1話(7月2日放送)あらすじ

 和也は初めての彼女・麻美に1カ月でフラれてしまい、半ばヤケクソでネットでたまたま目にしたレンタル彼女を発注。大した期待もせず待ち合わせ場所に向かうと、そこにはプロフィール通りの清楚なお嬢様系女子・千鶴が現れる。適当に選んだはずだった千鶴の、理想の彼女ぶりに和也はドギマギ。水族館デートでは、趣味がアクアリウムという和也の知識をかわいい笑顔で褒めてくれ、最後には“恋人つなぎ”までしてくれた千鶴に、和也の心はざわめく。だが、あくまでもレンタル彼女としての行動に心をもてあそばれた感を拭えない和也は、直接訴えるため再度、千鶴を発注。相変わらずのかわいさに心揺さぶられつつも、和也は公衆の面前で千鶴にいら立ちをぶつけてしまう…!?

【プロフィール】 

大西流星(おおにし りゅうせい) 
2001年8月7日生まれ。兵庫県出身。主な出演作にドラマ「鹿楓堂よついろ日和」(テレビ朝日系)など。本作の主題歌「シンシア」を含めたなにわ男子の1stアルバム「1st  Love」が7月13日にリリース予定。


桜田ひより(さくらだ ひより) 
2002年12月19日生まれ。千葉県出身。主な出演作にドラマ「24 JAPAN」(テレビ朝日系)、「卒業タイムリミット」(NHK)、映画「おそ松さん」(22年)など。 


秋田汐梨(あきた しおり) 
2003年3月19日生まれ。京都府出身。主な出演作にドラマ「ホームルーム」(MBS)、「17.3 about a sex」(ABEMA)、映画「惡の華」(19年)など。 


工藤美桜(くどう みお) 
1999年10月8日生まれ。東京都出身。主な出演作にドラマ「魔進戦隊キラメイジャー」(テレビ朝日系)、「TOKYO MER〜走る緊急救命室〜」(TBS)など。 


沢口愛華(さわぐち あいか) 
2003年2月24日生まれ。愛知県出身。18年に「ミスマガジン2018」グランプリを受賞。21年「第7回カバーガール大賞」にてグランプリを受賞。 

【番組情報】 

ドラマL「彼女、お借りします」
テレビ朝日
7月2日スタート
土曜 深夜2:30〜3:00
ABCテレビ
7月3日スタート
日曜 午後11:55〜深夜0:25 

ABCテレビ担当 S・H



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