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蒼井優主演!究極のラブ・サスペンス「スパイの妻」。戦争という時代のうねりに翻弄される夫婦の運命に迫る!!2020/06/04

蒼井優主演!究極のラブ・サスペンス「スパイの妻」。戦争という時代のうねりに翻弄される夫婦の運命に迫る!!

 NHK BS8Kでは、6月6日にドラマ「スパイの妻」を放送します。第2世界大戦前夜の神戸。時代の不穏な空気を感じて取っていた貿易商・福原優作(高橋一生)は、妻・聡子(蒼井優)を残し、おいである竹下文雄(坂東龍汰)と共に満州へ。優作は偶然そこで目にした非道な行いを世界に知らしめなければならないと心に決め、行動に移すことを決意します。その頃、聡子は幼なじみである憲兵・津森奏治(東出昌大)に呼び出され、優作が満州から連れ帰ったという女性の死を告げられ…。嫉妬にかられた聡子は、優作を問い詰めるも、やがて真意を知り、彼の身の安全と2人の幸せのために驚くべき行動を起こします。

蒼井優主演!究極のラブ・サスペンス「スパイの妻」。戦争という時代のうねりに翻弄される夫婦の運命に迫る!!

 聡子を演じた蒼井さんは「この時代の女性を演じるのは初めてですが『思い描いたところに自分で行けているのか』『どこか感覚が凝り固まっているのではないか…』と常に自分を疑いながらの撮影でした」と苦労したよう。また、撮影について「監督は、立ち位置と動きを決めてくださって、そこからどうするのかは演じる側の俳優に委ねてくれました。終始『正解は何だろう?』と思いながら演じていました。正解を当てていくというよりは、不正解を知っていくことで役を作っていくことができたと思います」と役作りの奥深さを語ってくれました。

 聡子の夫・優作に扮した高橋さんは「黒沢清監督作品には初めての参加でしたが、監督の世界観は非常に明確でした。動きの指示や細かな機微において、提示されたものの中でどれだけのことができるかを考え、楽しみながら取り組めたなと。特にこの時代の人間を演じるならではの、現代的な口調ではないセリフ群を、どう解釈して出力するかという作業は、個人的にも面白い体験でした」と貴重な体験ができた様子。撮影については「終盤には大掛かりでクラシックなオープンセットを前に、100人以上のエキストラの皆さまが行き交う中で、1カットの非常に長いお芝居をやらせていただきました。各部署のスタッフの方々が一丸となって働いていることを感じて、参加をさせていただいていることへの感謝と興奮がありました」と作品に並々ならぬ思いを打ち明けてくれました。

 本作は、クラシックな雰囲気を有するの中で、幸福で平穏な夫婦の日常をおくる夫婦を軸にした物語を展開します。戦争という時代の波に翻弄(ほんろう)されながら、自らの愛を貫き通そうとする妻の姿を描く究極のラブ・サスペンスです。幸せだった夫婦がたどり着く運命とは…。ドラマ「スパイの妻」をぜひご覧ください。

【番組情報】

ドラマ「スパイの妻」 
NHK BS8K 
6月6日 午後2:00~3:54

NHK担当 S・A



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