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博多華丸主演「羽世保スウィングボーイズ」が開幕。迫力満点の和太鼓&タップで嫌なことをすべて吹き飛ばす!2021/07/21

 7月16日、博多座(福岡市博多区)で博多華丸主演の舞台「羽世保(はせぼ)スウィングボーイズ」が開幕した。物語は九州にある架空の港湾都市・羽世保を舞台に、さまざまな問題に直面しながらもたくましく生きる人々を描いたもの。華丸は「羽世保造船」で働く腕利きの溶接工・五代剛を演じる。

 開幕前日には、華丸が囲み取材に応じ、その後、報道陣向けにゲネプロ(通し稽古)が披露された。華丸は、本番を直前に控え「なんとかここまでたどり着いてホッとしてます」と安堵の表情。半年前ほどから練習を積んできたという、和太鼓とタップダンスについては「朝ドラを見ながらも練習していたので、その成果を舞台で披露できると思っていましたが、そのわりにタップの出番は少なかったですね(笑)」と内実をポロリ。確かに和太鼓の演出は冒頭から迫力満点で、体にズシリと響き渡る音色と「羽世保造船」の仲間によるタップダンスのコラボレーションは、この作品の最大のポイント。しかしながら、五代のタップシーンはなかなか出てこない。そんな“貴重”な彼のタップシーンを最後まで見逃さないようにチェックしたい。

 4度目の座長にしてなお、和太鼓やタップなど初めての挑戦が多い今回の舞台。さらにはコロナ禍ということもあり、稽古もこれまでの舞台同様とはいかなかった。共演者との稽古は常にマスクを付けた状態。マスクを外した演技は、この日のゲネプロが初めてとなった。その分、共演者同士のコミュニケーション不足を華丸は危惧していたが、そんな心配などどこ吹く風とばかりに、この日の舞台は息の合った演技が展開されていた。

 見どころについては「(劇中の歌は)生バンドなのでテンポもいいし、ところどころ入ってくるタップも見どころ。僕は2幕からの大空(ゆうひ)さんの歌とともに人や情景が流れるシーンが好きです」とアピール。「ずっと見ていたいんですけど、出番があってなかなか見る余裕はないです(苦笑)。音楽がすてきなのでCDがあったら買いたいです」と熱望した。

 本来であれば、博多祇園山笠のフィナーレ・追い山が終わって間もないタイミングで博多座公演が行われるはずだった(今年の博多祇園山笠は、新型コロナウイルスの影響で「飾り山」の展示のみ)。「お祭り気分を十分に消化しきれていない福岡県民は、華丸の演技に期待してもよいか?」という記者からの問いかけには、「700年以上続く祭りを全部背負うのは荷が重すぎます(笑)。それでも、お祭りなどが中止になった分、コロナを吹き飛ばすようなお芝居になったらいいなと思っています」と気合は十分だ。

 一座は博多座公演が終わると、8月28・29日には大阪・新歌舞伎座へ。初めて大阪での公演に挑む華丸は「お笑いでいうと、大阪は敷居が高いというか、笑いに厳しいイメージがあります」と少々固くなりつつも、「お笑いの舞台ではないですが、福岡とはまた違う緊張感があると思います。博多では伝わる方言も、少し柔らかくしないといけないなど工夫は必要になりますが、新境地なのですごく楽しみです」と意気込んだ。

 最後は、これから観劇する人へ向け、「大変な時期ではありますが、今回は今までとは少し違う雰囲気のお芝居になっていますし、何度見ても面白い、2、3回見た方がより面白い作品になっていると思います。絶対に後悔させない舞台になることをお約束します。ぜひ見に来ていただきたいと思います」とメッセージを寄せて締めくくった。

【公演概要】

「羽世保スウィングボーイズ」
<期間>福岡公演:7月16日~27日/大阪公演:8月28・29日 
<場所>福岡公演:博多座/大阪公演:新歌舞伎座 

作・演出:G2
出演:博多華丸 南沢奈央 大場美奈(SKE48) 中村浩大(Jr.SP) 財木琢磨 斉藤優(パラシュート部隊) 椿鬼奴 幸田尚子 天津木村 松岡裕哉 坂本あきら 天宮良 大空ゆうひ 長谷川初範 

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