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劇団☆新感線より生田斗真、中山優馬、藤原さくらが来福! 今春、いのうえ歌舞伎「偽義経」が博多座にやって来る2020/01/23

 福岡・博多座の4月公演「2020年劇団☆新感線39(サンキュー)興行・春公演 いのうえ歌舞伎『偽義経冥界歌(にせよしつねめいかいにうたう)』」(4月4~28日)。1月9日、福岡市内で行われた記者会見には「劇団☆新感線」4度目の出演となる生田斗真、生田の弟役を演じる中山優馬、福岡出身のシンガー・ソングライター藤原さくらが登壇した。

 物語のモチーフは「奥州三代」と「義経黄金伝説」。源義経が奥州にかくまわれていたという史実をスタートラインに、奥州三代の盛衰の行方を絡めつつ、ファンタジー的な要素をちりばめた。劇団☆新感線の旗揚げ39周年を記念して「サンキュー興行」と銘打つ同作は、すでに大阪、金沢、松本で上演。2月には東京・TBS赤坂ACTシアターでの公演を予定している。ともに福岡出身である「中島かずき脚本×いのうえひでのり演出」の作品がさらにブラッシュアップされ、満を持して福岡にやって来るというわけだ。今回、博多座の舞台に立つのは初めてだという3人が意気込みを語った。

──はじめに一言お願いします。

生田 「『生田斗真のディナーショー』みたいになってますけど(笑)、よろしくお願いします。2019年の3月からこの舞台をスタートしまして、大阪と金沢、そして松本と回って参りました。びっくりするぐらい評判のいい舞台でございまして、そんな舞台をここ博多座で上演できることをすごくうれしく思っております」

中山 「斗真くんの弟役を演じさせていただきます。博多座さんに立たせていただくのは初めてなので、頑張りたいと思っています」

藤原 「偽義経が初めての舞台になるんですけれども、舞台のエキスパートの皆さん、そして斗真さん、優馬さんからもたくさんご教授いただきまして、なんとか大阪、金沢、松本公演を終えました。地元の福岡で博多座という舞台に立てることをすごく光栄に思います。よろしくお願いします」

──博多座初出演とのことですが、博多(福岡)のイメージを教えてください。

生田 「そうですね、僕自身お芝居を見に何度も博多座には足を運んでいたので、今度はこうやって自分が出る側の人間としてここに来られるというのはすごくうれしいですし、(福岡は)楽しい町だなと思っています。ご飯もおいしいですし、女性もきれいですし。昨日はイカを食べました」

中山 「福岡にはプライベートでも遊びに来ていますし、お仕事でもお世話になっているんですけれども、博多座さんに立たせていただくのは初めてなんです。神聖なイメージはありますよね。博多(福岡)のイメージは独立しているというか、もうそこで経済が回っているような(笑)。おいしいご飯や観光地もあって、誇りのある町だと思います。ご飯は、もつ鍋が好きです」

藤原 「18歳まで福岡で過ごしていますので、いろんなことを知っているつもりではいるんですけど、お酒が飲めるようになる前に福岡を出ているので、あまりお酒のお店を知らず…。おいしいお酒を飲みたいです」

──藤原さんは、地元で舞台に出ることについて周りからの反応はありましたか?

藤原 「とても喜んでくれています。この前も友達と近くでご飯を食べに行ったんですけど、そのときに博多座さんの前を通って、もうポスターも飾られていて一緒に写真を撮りました。外観とかも見て、ここでやれるってすごいなと改めて感じましたね」

──役どころについて教えてください。

生田 「僕は、ひょんなことから偽の義経として生きていくことになって、そんな中でいろいろな災難に巻き込まれていくという役ですね。なかなかネタバレ的なことが多いので言えないこともありますが、ちょっとおバカで、だけど正義感が強くて情に厚いというような。本当に『劇団☆新感線』的なヒーローだなと思っています。新感線の魅力って立ち回りのシーンだったりすると思うんですけれども、この舞台では新感線史上最大量の立ち回りをやっています。出ている方は大変なんですが、見ているお客さんには楽しんでもらえるんじゃないかなと思います」

中山 「斗真くんの弟役なんですけれども、すごく真面目な子という感じです。斗真くんは、さっき『ちょっとバカで』と言ってましたが、すごくバカだと思っているので(笑)、おちゃめな兄貴の下で兄貴が大好きな弟を演じたいと思っています。(藤原との歌唱シーンについて)そうですね。ありがたいことなんですけど、藤原さんの歌声を消さないように頑張りたいと思います」

藤原 「大陸から来た歌うたいという役で、一人だけ日本人ではないんですけれども、とても難しい日本語を使っていたりします。歌うところがたくさんある役柄ですが、普段から(歌手として)歌を歌わせていただいているので、そこはすごく楽しいです。だけど歌手としてステージに立つ感覚とは全然違いました」──39周年を迎えた劇団☆新感線ですが、人気の秘訣(ひけつ)はどこだと感じますか?

生田 「僕は17歳の時から新感線の皆さんと一緒にいるんですけれども、そのときから今も、大学時代の『面白い演劇作ろうぜ』『みんなを驚かせてやろうぜ』っていうその当時の空気感というか、単純な熱い思いが続いている感じがあります。僕ら外の人間が入っても、大学時代から演劇やってたんじゃないかっていう空気を作ってくださる温かさが僕は大好きですね。まぁ、17歳の時に出会った劇団員の皆さんがだんだん年齢を重ね動けなくなってきているので…(笑)。俺が背負っていかなきゃ!みたいな気持ちは強くなっていると思います。こうやって博多でお芝居を提供できるというのがすごくうれしいので、おいしいご飯を食べながら、皆さんに喜んでもらえる芝居をしたいなと思っています。劇場でお配りするアンケートとかあると思うんですけど、好きなお店とか書いてほしいですね。リストアップしてくれたら行くので(笑)。ぜひご記入をお願いします」

中山 「今回初めて参加させていただいたんですけど、稽古場ですごく驚いたのが、いのうえ(ひでのり)さんを筆頭に皆さんがすごくゲラゲラ笑いながら作っていたことですね。自分たちが楽しんでお客さんも楽しませるっていう一点においてはずっと変わらないものがあるから、ここまで大きな劇団になったんだろうなと感じました」

藤原 「新感線の舞台は、私もお客さんとしてたくさん見に行っていたので、今回お話をいただいたときすごくびっくりしました。新感線の皆さんと演技をしていて感じるのは、全員のいのうえさんに対するリスペクトというか、信頼関係があるなと。そして自分たちがやっているときは分からないけど、いのうえさんには全部見えてたんだなと本番の時に感じました」

──生田さんは、4度目の新感線出演の中でも「いのうえ歌舞伎」は初めてだということですがその心境は?

生田 「(前回出演した)『Vamp Bamboo Burn~ヴァン!バン!バーン!~』(2016年)の打ち上げの時に、いのうえさんの方から『次は斗真でいのうえ歌舞伎をやりたいと思っているから、準備しておいてくれ』と言われて。で、その中でいのうえ歌舞伎をやるのであれば、中島かずきさんの脚本でということで始まった企画ではありました。新感線の形もスケール的にもどんどん大きくなっていますし、いのうえさんが得意とするものもどんどん増えている中で、今回の作品は特にいのうえさんのやりたい新感線であり、お客さんの見たい新感線なのかなと。大満足のいのうえ歌舞伎に仕上がったのではないかと思います」

──前回の松本公演から日にちは空きますが?

生田 「われわれは、覚えたセリフをどんどん忘れていかないと新しいものが入っていかないので、忘れていく作業もすごく大切です。なので、前回の松本公演が終わってから今回の稽古が始まるまで、実はそこまで義経に関しての復習とかってそんなにしていなかったんです。だけど、つい2、3日前から稽古が始まって、思い出しながらやっていこうかってスタートしたら、やっぱり体にすごくしみこんでいて。覚えているものなんですね。それはすごくびっくりした点であり、一度役を離れて自分の役を客観的に見ている自分もいたりして、深みが出て役をさらに深掘りできるような環境にいるので、前回公演に比べてより見応えのあるものになるのではないかと思っています」

──中山さん、藤原さんが先輩である生田さんから学んだことはありますか?

中山 「(生田には)アドバイスはたくさんいただきました。どこに目が付いているのかなっていうくらい全体をすごく見られていて、気付いたことがあったらその都度教えていただいたりとか。いのうえさんからディレクションをもらってうまくできないとき、『いのうえさんの言っていることってこういうことだよ』というようなニュアンスを教えていただいたときは、いのうえさんと斗真くんの信頼関係というのを背景にすごく感じました」

藤原 「殺陣や戦う場面はあまりないんですけど、逃げ惑うシーンがあって。私はアクションをしたことがあまりなく、全然覚えられなかったんですけど、稽古が終わっても斗真さんも残ってくださって、ずっとこうやってやるんだよと教えてもらったり、(生田は)アクションが多いのに私の逃げ惑うシーンもすぐできていらっしゃったから、どうなっているんだろうと思いました。すごく勉強になりました」

──生田さんが座長として感じた、中山さん、藤原さんの印象を教えてください。

生田 「優馬に関しては(ジャニーズ)事務所の後輩ですけど、これまで一緒にお仕事をする機会というのはそんなになくて。交流もあまりなかったんですが、もちろん後輩としてすごく頑張っているなって温かく見守っていた一人であります。すごく真面目で好青年なんですけど、一緒に数カ月間いることでいろいろ優馬の内面も見えてきて。誠実さとか真面目さの中にちょっと毒があります(笑)。とってもポジティブにひねくれている部分とか毒があるというか。でもそれはすごく大事で、俳優をやっている人間からすると、真面目なだけではやっていけないと思いますし、台本を斜めから見る力を持っている頼もしい後輩だなという印象です」

「さくらちゃんに関しては、彼女が歌手として活躍している瞬間を何度も拝見していましたし、女優さんとして会うのは新鮮な気持ちですけど、本当にみんなにかわいがられています。初舞台とは思えないような堂々とした立ち居振る舞いでステージに立っている方だなという印象ですね。俳優としての経験値がそんなに多くはない方だから、計算がない。計算がない分、本当に悲しいときは悲しむし、喜ぶときは喜ぶというか。その振り幅がすごいというか。僕らもさくらちゃんのお芝居を見ながら感情を引っ張られてしまうような瞬間がありました」

──生田さんと中山さんは兄弟役ですが、似ているところはありますか。また、今回演じてみて、兄として弟として互いに尊敬する部分はありましたか?

生田 「似てるなと思う部分は、顔が濃いところですかね(笑)。お父さん役の橋本さとしさん含め、顔が濃い族だと思っています。尊敬する部分は、すごくしっかりしていてお芝居の経験も豊富ですし、ちゃんと演出家や先輩方に言われたことをすっと自分のものにして表現に変えていく力はあるなと。本当にすばらしいなと思いますし、ジャニーズ事務所の教育ってすごいなと思いました」

中山 「ジャニーズ事務所はグループの方が多い中、一人で俳優としての道を確立したのが斗真くんなので、そこの後ろについて行けるのはありがたいことです。本当に役者の先輩としても、たまに同じ会社の先輩であるということを忘れるくらい一人のすばらしい役者さんとして、近くで勉強させていただけることがうれしく、尊敬しています」

──「サンキュー公演」にちなみ、感謝したいことを教えてください。

生田 「こういった舞台の公演なんかはお客さんに来ていただかないと何も始まらないので、頑張ってチケットを取って自分の予定やお仕事とかを照らし合わせて劇場に足を運んでくださる一人一人に届くような、心に残るようなお芝居を心がけています。劇場に来てくださるお客さまにサンキューと言いたいですね」

中山 「昨年うちの(事務所社長の)ジャニーさんが亡くなったんですが、それからどの仕事でもいつでも見られている気がして。気が引き締まるような思いを感じることが多々あります。こういう場をいただいたのもジャニーさんに見つけていただいたことが始まりですので、とても感謝しております」

藤原 「皆さんに感謝しているんですけれども、実家に帰ったときに犬に会って、サンキューと思いました。お正月はだいぶゆっくりできました」

──最後に、一言お願いします。

藤原 「地元の福岡で、いつもは歌で来る福岡ですけど、初めて演技で福岡に来られることをうれしく思います。ぜひ楽しみにしていてください」

中山 「博多座、本当に楽しみにしておりますし、しっかり稽古していいものをお届けしたいと思います。頑張ります」

生田 「4月4日からですが、その前にわれわれは東京で公演をやります。よりよいものを作りながら博多に来たいと思っていますので、皆さましばしお待ちください」

──ありがとうございました。

【公演概要】 

2020年劇団☆新感線39興行・春公演 いのうえ歌舞伎「偽義経冥界歌」 
<作>中島かずき
<演出>いのうえひでのり
<日程>2020年4月4日~28日(休演日あり)
<会場>博多座
<出演>生田斗真、りょう、中山優馬、藤原さくら、粟根まこと、山内圭哉、早乙女友貴、三宅弘城、橋本さとし他

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