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博多華丸、今度は“腕利きの溶接技師”に! 舞台「羽世保スウィングボーイズ」主演決定2021/02/02

博多華丸、今度は“腕利きの溶接技師”に! 舞台「羽世保スウィングボーイズ」主演決定

 福岡・博多座は7月公演で「羽世保(はせぼ)スウィングボーイズ」の上演を決定し、主演を博多華丸が務めると発表した。

 華丸は「めんたいぴりり~博多座版~」(2015年3月)、「熱血!ブラバン少女。」(17年3月)、「めんたいぴりり~未来永劫編~」(19年4月)と過去3度の舞台主演の経験があり、今回が4度目となる。先日NHK大河ドラマ「青天を衝け」で西郷隆盛役を演じることが発表され、俳優としての活動がめざましい。今回も「熱血!ブラバン少女」を担当した気鋭の作家・演出家であるG2氏とタッグを組み、自身の新たな境地を目指す。

 辛子明太子職人や熱血教師を演じてきた華丸が今回挑戦するのは、造船会社の腕利きの溶接技師。しかもタップダンスや和太鼓に励むという役柄だという。一見ミスマッチな組み合わせだが、どう表現するのか。演技もさることながら、タップダンスへの挑戦が今回の大きな見せ場ともいえる。

 物語の舞台は、九州にある架空の港湾都市・羽世保。ジャズ文化が盛んなその町の造船会社で、リストラや吸収合併などの問題が巻き起こっていた。そんな窮地に真っすぐ立ち向かう社員たちの姿、そして揺るぎない家族愛を笑いと涙で描く。物語の重要な鍵となるのが、タップダンスや和太鼓だ。造船会社の社員たちが、会社の暗い雰囲気を吹き飛ばすように練習に精を出すという位置づけで描かれており、舞台には国内でも有数のタップダンサーやジャズの生バンドも登場するという。音楽的な要素もふんだんに盛り込んだ“新感覚”の舞台となるだろう。

博多華丸、今度は“腕利きの溶接技師”に! 舞台「羽世保スウィングボーイズ」主演決定

 出演はほかに、南沢奈央、SKE48・大場美奈、Jr.SP・中村浩大、椿鬼奴、パラシュート部隊・斉藤優、天宮良、財木琢磨、坂本あきら、大空ゆうひ、長谷川初範などバラエティーに富んだ面々。「刻め。今がその時だ!」という舞台のキャッチコピーの通り、個性豊かな出演陣が舞台上で刻む、パワフルな“鼓動”や“リズム”に期待したい。

 なお、同作は大阪・新歌舞伎座でも8月に公演される予定。

【博多華丸 コメント】
「4回目の博多座出演、これまでいろんな舞台で経験させていただいたおかげで度胸がつき、しっかりと体調などの自己管理もできるように成長しました(笑)。すでにタップダンスの稽古を始めているのですが、普通のダンスと違い、リズムを刻むことがとても楽しいです。プライベートでは信号待ちの時間にもリズムを刻んで、妻に『やめてよ!』と言われるくらいには真剣に取り組んでおります。今回は50代になって臨む初めての舞台になります。50代にしてはなかなか無謀なチャレンジをしていますが、その結果はぜひ劇場でご確認いただければと思います!」


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