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水谷千重子念願の博多座公演、開幕! 千秋楽に“アノ人似”の石田浜紅子の出演も決定2021/06/29

 6月25日に、福岡・博多座で「水谷千重子 50周年記念公演」が初日を迎えた。

 公演の座長を務めるのは、友近扮(ふん)する水谷千重子。2019年2月に明治座で初座長公演となる「水谷千重子 50周年記念公演」を開催、20年9月には博多座での公演が予定されていたが、新型コロナの影響で中止となった。多くのリクエストを受け、今回も芸能生活“50周年”記念公演として開催することに。博多座公演に先駆けて6月4~13日まで行われた明治座公演は、好評のうちに閉幕。そしてようやく水谷にとって、博多座の“初”公演が開幕した。

 本公演は、愛と感動と笑いと涙にあふれたお芝居ステージ「ドタバタ笑歌劇 神社にラブソングを」と、豪華絢爛(けんらん)な歌のステージ「千重子オンステージ」の2部構成。

 お芝居ステージの時代設定は幕末。江戸のはずれの山中に、参拝者減少で経営難に苦しむこの神社があった。参拝者減少で経営難に苦しむこの神社に、ある夜“謎の女”千重子丞(水谷)がやって来るところから物語は始まる。江戸随一のヤクザの親分に追われているという千重子丞を、巫女(みこ)のおこま(生駒里奈)と宮司の篠田(武田真治)はかくまい、身を隠すために巫女に扮して神社に居候したらどうかと提案。静かにそして確実に迫る追っ手から千重子丞は逃げきれるのか? そして貧困にあえぐ神社の行く末は? 笑いあり、感動あり、コロナで鬱々としがちな昨今にぴったりなメッセージが込められたストーリーとなっている。

 出演はほかに高橋ひとみ、バッファロー吾郎A、野村将希、YOU、はいだしょうこ(※ダブルキャスト)、ずん、ハリセンボン、どぶろっく、阿佐ケ谷姉妹(※クワトロキャスト)と豪華な面々が顔をそろえる。

 お芝居ステージの見どころは数多くあるが、初日公演を観劇した博多ニュース的な“推し場面”は、はいだ演じる(2~4日はYOU)巫女長の叱責シーンだ。巫女を取りまとめる厳格な巫女長は、気の“緩み”を見せる彼女たちを“イジり”を交えながら度々叱るのだが、その場面は爆笑必至。水谷に「普段のはいだちゃんとは真逆なキャラの役をやってほしかった。どうやら“開花”したらしい」と言われるほど、“ドS”キャラを演じ、共演者を驚かせていた。

 一方、歌のステージは、芸能生活“50周年”の水谷の集大成と言わんばかりの名曲ぞろい。自身の「五月雨道中」「人生かぞえ歌」や、日本歌謡界が誇る名曲のカバーを数々披露した。愛犬・サフランちゃんが描かれ、スパンコールで全身きらびやかな着物をまとい、“こぶしの花”を咲かせた水谷。「念願の博多で舞台ができることをうれしく思います」と感慨にふけり、駆けつけた観客に何度も頭を下げた。

 歌のステージの見どころは、やはりゲストだろう。このパートでは、水谷と同じ“二葉一門”で親交の深い、八公太郎(バッファロー吾郎A)、倉たけし(ロバート・秋山竜次)、六条たかや(チュートリアル・徳井義実)が日替わりで出演する。それぞれの持ち味を生かした水谷とのコラボステージは圧巻。そして、“ベテランスター”たちの息のあった軽妙なトークは“漫談ショー”さながら。注目ポイントの一つだ。また、お芝居ステージで登場した“アノ人”がサックス演奏で共演する場面も。こちらもお楽しみに。

 さらに先日、日替わりゲストに加えて、博多座千秋楽公演には特別ゲストの出演決定が発表された。明治座公演では、演歌の女王・浜ローズ(マツコ・デラックス)との共演が話題になったが、博多座には、ブルースの王女・石田浜紅子が出演する。どことなく天海祐希に似ているといわれる彼女と水谷の、1日限りの夢の共演に胸が高鳴るばかりだ。

【石田浜紅子(いしだはま べにこ) プロフィール】
“ブルースの王女”の名を欲しいままにする妖艶歌謡界の実力派。昭和の高度成長期に「ブルース川崎ブルース」での衝撃デビューを果たした後、立て続けのヒットとなるブルースのシリーズでその存在感を不動のものとした。二葉菖仁の勧めで始めたご当地ブルースも好評を博しており、現在その数は97曲に及んでいる。つやっぽい歌声と吐息は、時にPTA界隈を騒がせることも。

 笑いあり、感動ありの豪華絢爛なステージは、観客を元気づけること間違いなし。チケットは残りわずか。ぜひ会場に足を運んでほしい。

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