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高岡早紀、純愛モンスターの母役で再び主演。“怖すぎて笑える”「リカ」の原点が明らかに2021/02/18

 フジテレビ系では3月20日から、高岡早紀が主演する連続ドラマ「リカ~リバース~」(土曜午後11:40=東海テレビ)がスタートすることが分かった。本作は、2019年10月クールに放送され「怖すぎて笑える!」とドラマファンの間で話題になった、高岡主演の「リカ」の第2弾にして、エピソード・ゼロ的な作品。作家・五十嵐貴久氏のサイコスリラー小説「リカ」シリーズから、謎の女・リカの少女時代を描いた原作「リバース」を初めて連ドラ化する。

 裕福で、瀟洒(しょうしゃ)な洋館住まいで、美男で開業医の夫がいて、美しく聡明な娘2人がいて、不足しているものは何一つないと周囲から羨ましがられている、1人の美しい女性。しかし、それは見せかけの幸せで、彼女の心は深く傷ついていた。やがて偽りの幸せはほころびを見せ始め、彼女は徐々に壊れていく。“完璧な家族”雨宮家を舞台に、愛を求める1人の女によって、悪夢のような悲劇が巻き起こる。そんな母親の哀しみをダイレクトに受け、感じ取り、伝染する、2人の娘たち。3人の女たちの周囲で起きる事件の犯人は誰なのか? 本当の愛を手に入れるのは誰なのか? 

 前作で、“純愛モンスター”雨宮リカを熱演した高岡が、今回はそのリカを狂わせる、リカの実母・麗美を演じる。双子の娘を持つ専業主婦である麗美は、モデルのように美しく、優しい完璧な妻であり母。近所からも羨望のまなざしを向けられている。麗美自身、自分たちは完璧な愛にあふれた家族であるべきだと強く思っているが、雨宮家は麗美の理想とは異なる形にゆがみ始める。理想の愛を求める麗美は、次第にコンプレックスに悩むようになる。

 高岡は「前回の『リカ』の続きではなく、リカの母親・雨宮麗美を演じるということで、とても面白そうだと思いました。台本もリカの人格が作り上げられる段階をうまく表現されていると感じました」と感想を述べ、撮影では“きょとん”とする相手役の方たちの表情を楽しんだそうで「リカの母親を私が演じることで、あのようなリカが誕生したことを納得してもらえればうれしいです」とメッセージを寄せる。

 雨宮家の双子の娘である、結花(山口まゆ)と梨花(田辺桃子)の家庭教師・宗像忍を演じるのは、浅香航大。地方から上京し医学部に通う大学で、娘2人から恋心を寄せら、自分に対して麗美も特別な感情を抱いていることを知る。雨宮家に愛憎の嵐を巻き起こす役どころだ。

 浅香は「果たして自分が演じる役の顛末はどうなるのか、とても楽しみでした。僕が演じた宗像忍は真面目でごく一般的な青年だと思いますし、誰があのポジションに立っても似たような顛末をたどるような気がします。振り切ったホラーコメディーを、笑って楽しんでもらえたらうれしいです。僕自身も現場でこらえた笑いを、オンエアを見て遠慮なく笑える日を楽しみにしています」と期待を寄せている。

 福田麻由子は、雨宮家に雇われることになった新米家政婦・花村幸子役を務める。家族を養うために長野から上京し、家政婦協会の中でもお金持ちと評判の雨宮家に派遣されることに。憧れの豪邸での住み込み生活に心躍らせていたが、次第に雨宮家のうそに気付いていく。

 「お話をいただいてから前作を見させていただいて本当に面白い作品で、怖いと思いつつ、リカを愛している自分がいて、すっかり『リカ』のファンになりました」と参加を喜ぶ福田は、「私が演じた花村幸子の人間性は深く掘り下げられることはありませんが、田舎で長女としてお金がない中で生きてきて、彼女も傷やコンプレックスを抱えていると思います。雨宮家の対極にいる存在になれればと思って演じていました」と役柄を紹介。

 さらに、控えめで美しい双子の妹で、胸の奥には狂おしいほどの恋情を秘める結花を演じる山口は「お話をいただいた時に自分の役を聞いて、“ドキッ”としました。すぐに原作を買って読み、自分にとって、とても挑戦の作品になるだろうと思い、撮影を楽しみにしておりました。私が演じた雨宮結花の印象は、大人しくて、控えめ。ただ、内に秘めたさまざまな気持ちがたくさんある子です。人の背後に立ってそっと気持ちをこらえるシーンが多く、セリフもあまりしゃべらないので影が薄い印象もありますが、見始めると最後まで目が離せなくなると思います」とアピール。

 一方、気高く激しい双子の姉で、激しい愛にためらいなく身を投じる梨花役の田辺は「梨花のセリフには、ただ自己中心的な言葉なだけではなく、母・麗美に対して大人な態度で対抗したり、大好きな人の喜ぶ顔のために努力したりする一面もあります。梨花なりに純愛を求めて戦う姿には、分かる感情がたくさんありました。そんな梨花なりの生きざまを視聴者の皆さまにお届けできたらうれしいです」と意気込む。

 麗美の夫で、双子の父である雨宮武士に扮(ふん)するのが、小田井涼平。自身が院長としてクリニックを経営している外科医で、明るく気さくな性格で、ハンサムでおしゃれな武士は、双子の娘と妻を愛し、外から見れば非の打ち所のない人物だが、実はかなりの女好きで浮気三昧。よき父親だが、梨花の方を溺愛しており、結花の前でもあからさまに梨花をかわいがる姿を見せる。

 妻のLiLiCoも「やったじゃん!」とその日の料理がお祝いになるほどうれしそうだったと言う小田井だが、俳優としてのブランクがあり、演じることに対する緊張感と不安もあったとのこと。

 ただ、「以前共演させていただいたことのある高岡早紀さんとご一緒ということで大変テンションが上がりました。僕が演じた雨宮武士はいろんなものを抱えて生きている人だと思いましたし、闇深さを感じました。愛情や注目は集めたいのに、人と深く関わるのは苦手な人かもしれません。悪気なく人を傷つけたり、明るく振る舞うことで何かを隠したり、その場を取り繕って生きている感じがしました。監督はじめ、スタッフの皆さんがコロナ禍の大変な時期に、制限やルールと闘いながら作った作品です。現場でも撮影ができる喜びや活気みたいなものをひしひしと感じました。僕もハラハラドキドキしながら放送を楽しみに待っています」と撮影を楽しんだ様子を見せている。

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