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バカリズム原案・脚本・出演のショートドラマ「ノンレムの窓」で風間俊介、野間口徹、松岡茉優が主演2022/03/29

バカリズム原案・脚本・出演のショートドラマ「ノンレムの窓」で風間俊介、野間口徹、松岡茉優が主演

 日本テレビ系では4月5日に、バカリズム原案・脚本の新感覚ショート・ショートドラマ「ノンレムの窓」(午後11:59)を放送。風間俊介、野間口徹、松岡茉優が主演を務めることが分かった。

 独創的な世界観とウィットに富んだ笑いを織り交ぜ、唯一無二のストーリーを紡ぎ出すバカリズムが手掛ける本作。深い眠りを意味する「ノンレム睡眠」をテーマにした、ちょっと不思議な三つのショートストーリーは、夢なのか? それとも現実なのか?  “夢と現実”“現実と非現実”、その狭間を行き来する不思議な“バカリズム・ワールド”が展開される。

 また、バカリズムは本編にも自らも出演。“窓先案内人”なる不思議な役柄で随所に登場。顔を一切見せない謎の女性“マドカ”(声のみ出演女優)との謎に満ちたやりとりにも注目だ。

 第1話「私達の恋」では風間が二股をかけ続けてしまう独身サラリーマン、第2話「解約ゲーム」では野間口が有料動画サイトをなかなか解約できない男、第3話「カスタマイズ」では松岡が難解なカスタマイズ注文に翻弄(ほんろう)される新人カフェ店員役で出演。これまでに見たことのない、個性豊かなキャラクターを演じる。

「最近は長いお話を書くことが多かったのですが、短いお話をオムニバス形式で見せていくというのは僕自身も好きですし、いろいろやってみたいこともあったのでノリノリでやらせていただきました!」というバカリズム。「私達の恋」については「『自分がもう1人いたらな~』と誰もが思ったことがあること、僕自身も仕事面でバラエティー番組の収録と脚本の締め切りに追われている時『もう1人いたらな~』と思うことがよくあったので、それをそのままお話にできないかなと思い作りました」と明かす。

 「解約ゲーム」と「カスタマイズ」に関しては、「自分が執筆する『私達の恋』が最初に決まり、その後、別の脚本家さんにお願いする残り2作品の“設定”の打ち合わせをしている中で「ちょっと俺、その設定でも脚本、書きたいな~」とうらやましくなってきました。全3作品とも、面白くなっていると思います」と自信を見せる。

 そして、「出演者も豪華ですよね!! 初回から豪華な方に出ていただけると、次回できるとなった時に、いろんな方にお願いしやすくなりますし、番組に箔がついて有難いです。実力派の皆さんに出演していただけて、早く完成した作品を見たいです」と期待し、自身の撮影は「収録はあっという間過ぎて、収録した感はあまりないのですが(笑)。“マドカさん”との会話劇も独特な世界観で楽しかったです。そして、セットが気に入りました。僕がこれまで経験した中で一番小さいセットでしたが…(笑)。でも、あの世界観がとても好きで、すごく気に入っています」と満足した様子。

 加えて「ちょっとアカデミックな硬そうなタイトルの番組に見えますけど、全然難しい番組ではないので、単純にただただ楽しんでいただける短いお話が見られる番組だと思います。気楽に楽しんでいただき、そのまま寝てもらえればと思います」とアピールしている。

 主人公を演じた風間は「バカリズムさんの脚本を演じるのは初めてなのですが、台本を読んで『お金を払いたい!』と思ったのは初めてでした(笑)。読み物として優れすぎていて、震え上がるほど面白い脚本でした」と物語を大絶賛。続けて「“これは夢か? 現(うつつ)か?”分からない絶妙なまどろみの中、不思議なお話が展開されます。私、風間俊介と野間口徹さん、松岡茉優さん、このラインアップに参加できてとても幸せです。すてきな脚本、すてきな台本があれば、面白い作品は作れるということを証明するような作品になっていると思います。いろいろな工夫の下、キャスト・スタッフ一同、力を合わせ作り上げましたので、ぜひぜひご覧ください!」とメッセージを寄せている。

 また、「バカリズムさんが関わっている作品には全部関わりたいと思っているほど、僕はバカリズムさんが大好きなので、今回オファーをいただいて本当にうれしかったです」と感激する野間口は、「台本を読んで、常々難しいなと思っている『解約』という題材をとても面白い作品に落とし込んでくださったなと思いました。僕自身、絶対に普段ではできない、顔を粉に埋めたり…レーザーを越えたり…というシーンがあり、すごく楽しんで撮影させていただきました。普段生きていて『これ、モヤっとするな…』ということを笑い飛ばしてくれる作品になっていますので、ぜひご覧ください!」と見どころを紹介。

 松岡は「バカリズムさんの作品にお芝居で参加させていただくことが夢だったので、バカリズムさん原案で大好きなヨーロッパ企画さんが書いてくださった脚本で演じられたのがとても光栄でした。私もコーヒーショップでカスタマイズをよくする方なので、新人さんなど困らせてしまったこともあるのかな…と思いました(笑)。面白い脚本のドラマがショートで三つあるという魅力はもちろん、物語の間にバカリズムさんが出てくる部分や出演していない二つのお話を見るのが視聴者としてとても楽しみです! バカリズムさんとご一緒できて私自身もすごくうれしかったですし、『ノンレムの窓』が続いていくよう楽しみにしています」と喜びを語っている。


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