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小瀧望が感涙!「鹿楓堂よついろ日和」がクランクアップ2022/03/04

小瀧望が感涙!「鹿楓堂よついろ日和」がクランクアップ

 テレビ朝日系連続ドラマ「鹿楓堂よついろ日和」(土曜午後11:30)がいよいよ終盤戦に突入する中、小瀧望ら主要キャスト陣がクランクアップを迎えた。

 本作は、「鹿楓堂よついろ日和」は、和風喫茶「鹿楓堂」を舞台に、店主でお茶担当のスイ(東極京水/小瀧望)、料理担当・ときたか(永江ときたか/葉山奨之)、スイーツ担当・椿(中尾椿/大西流星)、コーヒー担当・ぐれ(グレゴーリオ・ヴァレンティノ/佐伯大地)の心優しき4人の青年たちが、人生にちょっぴり傷ついたお客さまの心とおなかを満たしていく癒やし系飯テロドラマ。

 小瀧、葉山、大西、佐伯の「鹿楓堂」メンバーに、スイの双子の兄・東極八京役の藤井流星、八京の友人でパティシエの角崎英介役の白洲迅が勢ぞろいするシーンの撮影が終わると、スタッフから「これでオールアップです!」と声が掛かった。1人ずつYuki Saito監督からそれぞれのイメージに合わせた色の花束を受け取り、2カ月間を一丸となって駆け抜けた作品への思いを語った。

 葉山は「ときたかを演じることができて本当に楽しかったですし、このメンバー、そしてスタッフの皆さんとご一緒できてうれしかったです。最初はこんなに仲良くなれるとは思っていませんでしたが、ワンチームでやることができて、心から楽しんで参加させていただきました。何より、のんちゃん(小瀧)が引っ張ってくれたので、のんちゃんに感謝ですね」と座長への謝意を伝えた。

 大西は「2カ月間、皆さんにめちゃくちゃお世話になりました。初めはまだ中尾椿くんという役をしっかりつかみきれていなかったんですけど、監督さんやプロデューサーの皆さんをはじめ、いろんな方と一緒に日にちを重ねるごとに椿くんを濃く描くことができたと思いますし、自分も成長できた現場で、本当に感謝しています。おいしいもんをいっぱい食べてちょっと太りましたし(笑)、ちょっと期間が空いた時には『また帰ってきたいな』って思える幸せいっぱいな現場でした」と、満足のいく撮影となったことを明かす。

 佐伯は「実は僕、ここ1、2年、仕事に関していろいろな悩みを抱えて過ごしてきたんです。でも、ここにいるみんなのおかげで、2カ月間本当に幸せでした! ありがとうございました!」と率直な気持ちを述べた。

 白洲は「角崎は本当に訳の分からん男だったんですけど(笑)、プロデューサー陣、3人の監督さん、そしてキャストの皆さんに引き出してもらった角崎だったなと思います。こういう現場に巡り合えることってなかなかない、本当に幸せで楽しい現場でした」と振り返った。

 藤井は「望に聞いていた通り、和気あいあいとした現場で『さすが望やな、すごいな』と思いました。ただ、僕と角崎が現場に入った最初の頃はピリッとしたシーンが多かったので、あまりそれを感じられなかったんです(笑)。でも後半、こうやって和気あいあいな現場に参加できてすごく楽しかったです」と、撮影現場の雰囲気のよさをしっかり味わった様子。

 そして、「小瀧望さん、オールアップです!」という声がかかると、深々とおじぎをした小瀧は、白を基調にした花束を受け取り、「2年ぶりのドラマだったので、実はめちゃくちゃ不安もあってポジティブな気持ちだけじゃなかったんです。でも、支えてくださるスタッフの皆さまや、ここにいる一緒に頑張ってきた仲間とこの日を迎えられて、本当にうれしく思います」と、目頭を押さえながら思いを告白。

 続けて「ちょっとヤバイな…」と照れ笑いし、声を詰まらせながらも「できない自分に猛烈にイライラしたり、皆さんに甘え過ぎたこともあると思いますけど、今日差し入れた肉ずし弁当で大目に見てもらえたらうれしいです(笑)」と小瀧が述べると、もらい泣きをしていたキャストやスタッフも思わず笑顔に。

 そして、最後に「この2カ月間、現場に来るのが本当に楽しみでした。僕が言ったセリフにもありましたけど、『笑顔になれて、癒やされて、気持ちが豊かになった』そんな現場だったなと思います。あらためまして、本当にありがとうございました!」としっかりと締めくくった。

 そんなキャスト陣の思いが詰まった本作は、3月5日に第8話(深夜0:10)が放送。

 「鹿楓堂」のライバル店の見習いシェフ・花岡千利(西垣匠)は、今日も今日とて鹿楓堂を偵察中。しかし、いつになく元気のない様子が気になったスイは、半ば強引に千利に一日店員としてスカウトすることに。鹿楓堂の和服を身にまとった千利に、敵意むき出しの椿。相変わらずもめる2人だが、千利は調理するときたかの手さばきには興味津々な様子だ。そんな千利をほほ笑ましく見守るときたかは、ふと「千利くんはシェフになりたいんですか?」と優しく問いかける。すると千利は、就職がうまくいかず、コンビニでアルバイトしていた頃に偶然出会った神子洸一郎(戸次重幸)への思い出を語り始める。

 一方、「ホテルイーストサイドグランデ」の社長室では、パティシエの角崎が社長の八京に「おなかがすいて死んじゃう!」と猛攻撃する。しぶしぶ「サバのミソ煮が食べたい」とリクエストした八京を強引に連れ出した先は、なんと角崎の実家の定食屋。お酒を交わしながら「……覚えてる? 初めて会った時のこと」とつぶやく角崎。なぜ自分にこんなにも関わろうとするのか、その理由が分からない八京は、角崎の言葉に耳を傾ける。


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