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木村拓哉&斎藤工が再認識した“チームの絆”と“「BG」熱”を語る!! 新シリーズいよいよ始動2020/06/15

 テレビ朝日系では、6月18日から木村拓哉主演の連続ドラマ「BG〜身辺警護人〜」(木曜午後9:00。初回は拡大スペシャル)が放送開始。主人公・島崎章を演じる木村と、独立した章の動向の鍵を握るボディーガード・高梨雅也に扮(ふん)する斎藤工が、待ちに待った新シリーズ始動に向け、“素直な心中”を告白。緊急事態宣言下で感じていたこと、再開した撮影現場での思い、「初めての経験」の中で再認識した「BG」チームの絆などを語った。

 丸腰の状態で、まさに“命の盾”となり、あらゆる危険からクライアントを護る民間ボディーガードの生きざまと戦いを描く同作。新シリーズでは、民間警備会社の身辺警護課に所属していた島崎が「弱き者の盾になる」という使命を貫くため、“利益優先”の組織を飛び出し、私設ボディーガードに転身。“個人 VS 組織”の物語を軸にした新たなステージで、躍動の人間ドラマを紡いでいく。

 コロナ禍により先週まで、2018年放送の前シリーズを「傑作選」としてオンエアしてきたが、満を持しての新作放送開始に、木村は「予定していた新シリーズのスタートが2カ月遅れること自体、初めての経験で…。この苦渋の決断にGOを出してくださった関係者の皆さんには、いろんな覚悟や責任があったことを察すると同時に、タイムラグを埋めるため、以前ご覧いただいたかもしれない前シリーズをパッケージし直して届けることに対しては正直、最初は戸惑いました。そういう意味で、僕にとっても非常に大きい経験でしたね。こうして今、新シリーズをお届けできる日を迎えることができて、心からよかったなと思います」と感謝を述べた。

 斎藤は「僕はこの2カ月間、たとえ撮影がなくても『BG』という船のクルーの一員である状態に、すごく支えられていました。もちろん、事態が刻々と変わり、いろんなことを諦めなければならない状態の中で、自分の気持ちが沈みそうなこともあったんです。でも、『なんで分かるんだろう!?』というようなタイミングで、木村さんが連絡をくださって…! そこで“僕は今『BG』の途中にいるんだ!”と認識できて、モチベーションも途切れなかったので、とてもありがたかったし、たくましかったですね」と喜びを表した。

 斎藤に連絡をしたことについて、木村は「実を言うと、僕らが最初手にしていた台本の目玉は『東京2020オリンピック』で、この一大イベントをめぐって身辺警護をビジネスコンテンツにしていくか否か…という内容も描かれていたんですよ。でも、まずオリンピックが延期になったことで、僕らの作業も方向性を大きく変えざるを得ない。そんな中で抱いた疑問を、どうしても個人の中でしまっておけなくなった時、『あぁ、工とだったら共有できるな』と。緊急事態宣言発令までの過程やその後も同じように、逆に僕の方がモチベーションをキープするため、すごく大きな存在として工に頼らせてもらったんです」と思いを明かした。

 再開された撮影現場について、木村は「鬼の牛歩並みの前進はしていますけど(笑)、今までと同じ作業、同じ進み方はできないというか…。再開初日は正直、リハーサル中ずっとマスクとフェイスガードをするという“新しい文化・形容”を受け入れることに、抵抗があったんですよ。でも、今日に至っては、むしろ『これが“新しい当たり前”なんだ』と、素直に受け止められるようになりましたね。スタッフが全員、そういうモチベーションで臨んでいるからこそ、僕らも意識改革ができたんだと思います」と語る。

 斎藤も「忘れもしない、再開初日にフェイスガードをした木村さんが『早く、これをニュースタンダードとしてとらえた方がいいんじゃないか』とおっしゃって…。これがまた、めちゃくちゃ似合っていて(笑)、初日からトレンドにしてくれたんですよ。木村さんのおかげで僕もアップデートされたな、と感じた初日でした」と振り返った。

 自粛期間の2カ月を経て、“護る”という『BG』が世に届けることの意味を、木村は「マスク然り、みんなが今マナーとして実践している行為の源にある思いは、自分が感染したくないからじゃなく、もし自分が無症状の感染者だった場合にうつしたくないから。自粛期間も、人のことを考え、思いやりながら、行動してきた時間だったと思うんです。もちろん飲食業の方など、今でも死活問題に直面していらっしゃる方たちがたくさんいますし、置かれた境遇によって“まもる”という言葉に当てはまる漢字も、文字の色の濃さも大きさも違う。おのおのの“まもる”があると思うんですけど、必ずそこには大切な相手がいて、その人たちのために何か行動を起こしたり、踏ん張ったりしてらっしゃると思うんです。『BG』もその一つの延長として、僕らは作業していきたいと思います」とさまざまな立場にある人々の気持ちに寄り添った思いを口にした。

 斎藤は「ボディーガードというと、アクティブな護り方をイメージしがちですが、時として“波風を立てない護り方”もあると思うんです。そういう意味ではこの作品に、僕らが自粛期間に実践してきた“人にうつさない”という護り方に通じるフィロソフィー(哲学)を、とても感じました。あと、新シリーズは島崎章が組織を抜けるところから始まります。この期間にやむを得ず家業を畳まれたり、再出発することになった方々は、島崎章のリスタートの仕方、目の強さ、人間性に勇気づけられるんじゃないかと思います」と新シリーズの展開に、社会の状況を重ね合わせた。

 最後に、木村は「大変お待たせいたしました! 新シリーズを見てくださる皆さんに対してフィジカルな身辺警護をするのはちょっと難しいですけど、メンタルに関しての身辺警護はできるんじゃないかな、と思います。ぜひ新シリーズを受け取っていただいて、メンタルのガードに使っていただけたら、うれしいです」と視聴者にメッセージを送った。斎藤が「僕はですね…この2カ月間、自分でも鏡を見て『あぁ、老けたな』と思って(笑)」と明かすと、木村に「(撮影中断前と画が)つながらないじゃん!(笑)」とツッコまれ、「そうなんです。そこを見どころにしちゃいけないんですけどね(笑)。ただ、新シリーズはそういうことも起こりうる状況で作られた、今まで以上に作り手と受け取り手の“見えない距離”が近い作品。ほかのドラマも含めて、“特別な瞬間”を目撃してほしいなと思います」と絶妙なコンビネーションを見せて締めくくった。

 第1話は、やり手の経営者・劉光明(仲村トオル)が率いるIT系総合企業「KICKS CORP.(キックスコーポレーション)」に買収され、「日ノ出警備保障」改め「KICKSガード」身辺警護課の所属となった島崎、高梨、菅沼まゆ(菜々緒)、沢口正太郎(間宮祥太朗)ら民間ボディーガードたちが、「日ノ出」時代から一転、劉の方針に従い、クライアントを政財界のVIPに限定した警護活動に従事。章たちは与党議員・桑田宗司(小木茂光)が開催する後援会パーティーで警護する。その矢先、刑務所で服役している「関東工科大学」の元講師・松野信介(青木崇高)から章に宛てた一通の手紙が「KICKSガード」に届く。今から3年前、厳重ロックのかかった実験室で研究員・伊丹綾子(竹島由夏)を窒息死させた容疑がかかり、世間から散々たたかれるも、最終的には業務上過失致死罪と判断されて禁錮刑に処せられた男だった…。

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