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沢村一樹が「管理官キング」で新たな刑事像に挑戦。驚きの仕上がりに手応え2021/12/09

沢村一樹が「管理官キング」で新たな刑事像に挑戦。驚きの仕上がりに手応え

 テレビ朝日系では2022年1月6日に、ドラマスペシャル「管理官キング」(午後8:00)を放送。沢村一樹が主演を務め、忖度(そんたく)なし、協調性なしのわが道を行く新たな刑事役に挑む。

 沢村が演じるのは、警視庁捜査一課の管理官・王賀統一(おうがとういち)。洞察力が高いうえに頭の回転も速く、抜群の捜査力を誇る一方で協調性がなく、周囲の意見に耳を貸さず、我を押し通すことから、警視庁内では“キング”と揶揄(やゆ)されている人物だ。

 これまでにも「刑事ゼロ」「未解決の女 警視庁文書捜査官」(ともに同系)や「絶対零度~未然犯罪潜入捜査~」(フジテレビ系)などの人気作で、あらゆるタイプの刑事を演じてきた沢村が、本作ではこれまでとは全く違う、いまだかつて見たことのない刑事像を生み出す。

 本作への出演について、沢村は「このお話をいただいた時、正直なことを言うと『また刑事!』と思いました(笑)。これだけ刑事の役をやっていると、その世界観に入りやすい半面、いろいろな引き出しを組み合わせるのが大変なんです。でも、この『管理官キング』は、自分で言うのもなんなんですが…とにかく話が面白いんです! そして、僕がこれまでに演じてきた刑事とタイプが違うので、とても新鮮な気持ちで撮影することができました」と手応えを感じた様子。

 加えて、「僕が演じる王賀統一という人物には、あまり組織と関わらないアウトローな部分があるんですけど、みんなが見逃してしまうようなところに焦点を当てて、集中して捜査をするんです。例えば冤罪(えんざい)になりそうな事件を見つけては、単独の捜査をするとか…。もちろん仲間はいるんですが、捜査一課の中でもアウトローで、ちょっと横柄なんです。そういう人物を命令口調で演じるのが楽しかったですね(笑)」と報告。

 続けて、「この作品は、大北はるかさんという女性が脚本を手掛けられた、ご家族で楽しんでいただける面白いストーリーになっています。演出も上堀内佳寿也さんという、これからどんどん素晴らしい作品を作っていくであろう若手の監督が担当してくれました。個性派ぞろいのキャラクターや、ミステリー部分も『2時間ドラマでよくこれだけ描ききったな!』と驚く仕上がりになっていると思います」と絶賛し、「このドラマは、本当に最後まで見ないと…途中で犯人が分かる人が少ないと思います。それくらい見どころがたくさん詰まったドラマなので、ぜひ1人でも多くの方に見ていただきたいです」とアピールしている。

 有名高校のゴルフ部OBが恩師の送別会を行っている海沿いのレストランで、出席者の1人が海に転落。出席者の証言や防犯カメラの映像から、事件性がなく事故という結論に落ち着き、臨場した警察官たちが引き上げる中、王賀が現場に現れる。すると王賀は、あっさり事故で片付けられそうになった事件を、殺人未遂と疑い、部下たちを盛大に振り回して捜査を開始する。部下たちは半信半疑だったが、王賀の執念により事件を決定づける証拠が見つかる。

 その後も、ゴルフ部OBたちが狙われる事件が続出。王賀は連続殺人事件ではないかと疑い始める。しかも捜査を進めるうちに、ゴルフ部OBたちの過去や世間をにぎわせている歴史的な話題など、複雑な事情が絡み合っていることも発覚し、事態は予想外の方向に転がり始める。王賀は次々と発生する不可解な事件の背後には“ジョーカー”と呼ぶべき大きな黒幕がいると確信。果たして“キング”王賀を待ち受ける衝撃の真相とは?


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