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沢村一樹が「東京地検の男」で主演。矢本悠馬&市川猿之助ら個性派と演技合戦!2021/02/26

 テレビ朝日系では3月24日に、検察を舞台にした沢村一樹主演のドラマスペシャル「東京地検の男」(午後8:00)を放送することが分かった。先入観をもたずに被疑者と向き合い、正義感が強いがちょっぴり変わり者の検事が、1mmの違和感も見逃さず、絶対に諦めない執念で事件の真相を追い求める姿を描く。

 沢村が演じるのは、東京地検の検事・東丸信助。父親や兄と同じ弁護士になるのが当然の生き方と思い込んでいたが、本当に自分がなりたいのは弁護士なのかと疑問を抱き、司法試験を断念してスーパーマーケットに就職したという、一風変わった経歴を持つ検事。しかしそのおかげで、普通の感覚を忘れない、それでいて捜査に没頭すると人の都合などお構いなしというマイペースな変わり者だ。

 「取り調べをする時、『この人を何年の刑にしてやろう』ではなく、『本当に有罪なのか? 無罪ではないのか?』と考えて、被疑者に関わる人だと思ったので、常に『推定無罪』ということを考えながら演じました」という沢村は、「僕はこういった、事件ものにたくさん出演させていただいているので、東丸を演じる際、キャラクターを差別化したいな、という個人的な欲みたいなものが出てしまって(笑)。台本を読んだ時に感じた“愛らしい”イメージは崩さず、ちょっとオタクな感じにしてみました。そういう人って、得意分野のスペックがすごく高かったりしますが、そこはあまり高くし過ぎず、一生懸命さで能力をカバーしている人、見た人が応援したくなるキャラクターにしたいな、と。突出したオタクっぽい一面は“諦めないところ”。七転び八起きという言葉のように“8回までは失敗してもへこたれない人”というイメージでやりました」と役づくりについて明かす。

 検察でのキャリアは自分より浅い“後輩”の東丸とコンビを組む検察事務官・桐野圭太を演じるのは、矢本悠馬。矢本は、淡々と仕事をこなすいまどきの若者・桐野を演じるにあたって「一つの事件に対してきちんと向き合っている時もあれば『めんどくせーな』と感じている時もある、一番“人間っぽい”キャラクターだと思います」と分析。マイペースな言動を繰り返す東丸をクールにあしらいつつも、結局は振り回されるはめになる桐野だが、「でも、一緒にいるうちに、自分にはないものをもっている東丸からいろいろな刺激を受けて、尊敬もしているんだと思います」という印象を持ったという。

 また、東丸と並ぶ強烈なキャラクターが、特捜部のエリート検事・三枝浩一。東京地検の花形部署・特捜部のエースで、次期特捜部長の座を狙う三枝を演じるのが市川猿之助だ。「型にハマッても面白くないので、本来ならくそ真面目な人物になるところなんですが、東丸とはちょっと違うおちゃめな面も出してみました。僕がやるならお約束には当てはまらないようにしたいと思い、キャラクターがどんどん変わっていった」と猿之助が説明する通り、相当に癖のあるキャラクターとなっている。猿之助は「三枝には怖い面もあるんですが、おちゃらけた一面もある。キャラクターのどこかに“素”が見えないと面白さが出ないのかな…と思って、三枝と僕には似ている部分がないんですが、なるべく自分に近づけたいなと思って演じました」と語っている。

 そんな2人との共演に、沢村は「東丸のキャラクターが出来上がっていたので、三枝役の(市川)猿之助さんと一緒のシーンでは、三枝の面白おかしいキャラクターが生きればいいなと思っていました。三枝のキャラクターが前面に出てきた時には、グッと沈んだ動きをするよう意識していましたね。三枝のテンションに寄って行きすぎると大変なことになるので(笑)、少し気配を消すなど…その瞬間ごとにシーンとして面白くなるように考えていました。人間の脳ってすごいんですよ、瞬時にいろんなことが考えられるんです(笑)」とうれしそうにエピソードを披露。「猿之助さんとは久々にご一緒しました。『サラリーマンNEO』(NHK)の“セクスィー部長”ぶりでしたね。本当にいい具合にはっちゃけていて、三枝もとても面白い人物になっています」と共演を楽しんだ様子。

 矢本に関しては「ヤンチャ感がにじみ出ていて、すごく男気がある。そして負けん気の強さみたいなものが芝居にも出ていて、すごく面白かった! 東丸の方が年は上だけどキャリア的には桐野が先輩という関係と、僕ら自身のキャリアや性格の違いなど、いろんなものが絡み合うことで、22人の関係にすごく立体感が出ていて、面白いバランスが生まれたと思います」とコンビネーションのよさに自信を見せている。

 なお、本作にはそのほかにも実力派俳優陣が集結。被疑者として東丸と出会ったことで、自供をくつがえして戦うことを決意する洋食店の経営者・山岡誠二を平岳大、その洋食店の店員で何やら秘密を抱えていそうな田所美香を星野真里が演じ、東京高等検察庁の検事長・大川克彦に羽場裕一、三枝が着手する贈収賄事件のターゲットとなる衆議院議員の秘書・倉田昭夫に野間口徹、同じく秘書・田中和也に岡田浩暉が扮(ふん)する。さらに、明るく元気に東丸を支える妻・東丸恭子に富田靖子が配されるなど、個性豊かなキャラクターにも注目。

 沢村はあらためて視聴者に向けて「劇中に『検察は最後の砦(とりで)』という東丸のセリフがあるんですが、このドラマには“この国の司法や正義はきちんと守られているはず”という期待と、“そうあるべきでしょ?”と問い掛けるメッセージが込められています。視聴者の皆さんに“正義”というものを感じていただき、さらにコロナの影響が続く中でも『諦めないで頑張ろう』『夢をもって生きていこう』というメッセージが伝わればいいな、と思っています」とメッセージを寄せた。

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