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「24時間テレビ44」黒柳徹子が悩める若者たちにアドバイス!「勇気をもって続けていってほしい」2021/08/22

「24時間テレビ44」黒柳徹子が悩める若者たちにアドバイス!「勇気をもって続けていってほしい」

 日本テレビ系では2日間にわたって「24時間テレビ44『愛は地球を救う』」(8月21日午後6:30~22日午後8:54)を生放送。メインパーソナリティーをKing & Prince、チャリティーパーソナリティーを菅野美穂、スペシャルサポーターをチョコレートプラネットが務め、「想い~世界は、きっと変わる。」をテーマに東京・両国国技館からさまざまな企画をおくる。昨日21日には、同系の人気バラエティー番組「世界の果てでイッテQ!」に出演する女性芸人たちが全国の合唱強豪校と中島みゆきの名曲「時代」を生披露する姿や、平野紫耀が主演したスペシャルドラマ「生徒が人生をやり直せる学校」などが届けられた。また、「復興への想いを繋ぐ 募金リレー」では、第1走者の岸優太からたすきが受け継がれている。

 番組では、黒柳徹子が芸能界の未来を担う若者たちの悩みに答える特別授業を開催。King & Prince・神宮寺勇太も黒柳の助手として授業をサポートした。声優、アナウンサー、俳優、芸人を目指す芸能界の卵たちに加え、鈴木福やりゅうちぇる、鞘師里保といった、現在芸能界で活躍しながらも悩みを抱えている芸能人たちが「悩みを相談したい」と会場に集まった。

 子役から活動を続けてきた鈴木は、「俳優という肩書を持ちながらも、バラエティー番組への出演は続けていくべきか?」という仕事の方向性についての悩みを打ち明けた。この悩みに黒柳は「俳優になりたいと思っているのなら、考えてみる必要がある。仕事を選んで、自分にとって損になる仕事はしない方がいい」とアドバイス。このような“仕事の方向性”への悩みはほかにも挙げられ、黒柳は自身の経験を口にしながら「自分だけのものはなんだろうって考えて、個性というものを作ってみることを考えてほしい」と伝えた。

 かつてはモーニング娘。のメンバーとして、現在はソロで活動する鞘師からは「新しい環境で自分の意見を伝えなきゃいけない時に、協調性を大事にしてしまって主張ができない」という悩みが。これには黒柳が「私も自分の思いを伝えられずに悩んでいた時期があった。数々の番組を担当していながらも、芝居の演技のために留学をするか悩んでいたけど、いざマネジャーに打ち明けてみると快く受け入れてくれた」と自身の経験を踏まえ、“伝えること”の大切さを語った。

 りゅうちぇるは「自身のSNSを通してSDGsの活動をしているが反応が薄い。好感度を上げるためにやっていると思われているのではないかと思ってしまう」という悩み抱えていた。アジア人初のユニセフ親善大使としての活動経験から黒柳は、「『有名になりたい』と思って活動していたら、もっと早く終わっていた。自分が本当にやりたくてコツコツやっていれば、みんなに分かってもらえる」と言い、りゅうちぇるは「勝手な責任感でたくさん発信しようとしていた。これからは自分の目の前の仕事を一生懸命頑張って、少しずつコツコツ続けていこうと思う」と決意を新たにした。

 最後に黒柳は「皆さんがこの仕事を続けていこうと思うなら、勇気をもってこの仕事を続けていってほしい。勇気をもつということは、信念が途中でグラつかないこと。やっていけば途中で報われる。私もここまでやってこられたから、皆さんもやっていける。頑張ってください」と若者たちへエールを送って、授業を締めくくった。


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