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新しい「ドラゴン桜」を彩るキャストが会見に登壇! 阿部寛「今も作品の影響を受けたと言ってくださる人がいて、それが何よりもうれしい」2021/04/24

 4月25日にスタートする阿部寛主演の日曜劇場「ドラゴン桜」(TBS系)。本作は、週刊漫画誌「モーニング」(講談社)にて、2018年から人気連載中の三田紀房による「ドラゴン桜2」が原作となっており、2005年に放送された前作ドラマの原作である「ドラゴン桜」(03〜07年連載/講談社)の15年後を描く続編。今作では、今の時代の日曜劇場でやるべきエッセンスを入れたドラマオリジナルの展開が予定されている。

 先日行われた製作発表会見には、阿部のほか、阿部演じる桜木建二がかつて受け持った「東大クラス」の教え子・水野直美役の長澤まさみ、学園の教頭役の及川光博、さらに、東大専科の生徒役の髙橋海人(King & Prince)、南沙良、平手友梨奈、加藤清史郎、鈴鹿央士、志田彩良、細田佳央太が登壇。作品への意気込みや、撮影の様子を語ってくれた。

――阿部さんは今回16年ぶりに再び桜木健二を演じるということですが、意気込みをお聞かせいただけますか?

阿部 「自分が16年前にやらせていただいた桜木建二を再び演じさせていただけること、そして日曜劇場でやらせていただけることを大変光栄に思っています。前作を超える作品になるよう日々葛藤しながら頑張っています。今回は、冒頭からアクションがあったりとか、結構前回にはなかったような展開から始まっていきます。なので、最初の1カ月ぐらいは体力勝負でした。ここからは長澤さんも来てくださって、授業や学校での話が始まっていくのでワクワクしていますし、一層頑張っていかないとなと思っています」

――作品では前作から15年経過している設定ですが、そういう点でも前作との違いも見られるのでしょうか?

阿部 「原作があるのでそこはもちろん頼るのですが、16年前の勉強法と違っていますし、今はスマホだったりいろんな便利なものがたくさんあります。そういう今の時代に合った最前線の勉強方もあり、昔ながらの体力勝負の勉強法とかいろいろなものを駆使して、原作を超えるものにしたいと思っています」

――私(司会の篠原梨菜アナウンサー)も実は東大出身で、子どもの頃に前作を見て勉強することの格好良さに憧れた部分があったんです!

阿部 「この作品をやらせていただいて、放送後に作品を見てくれた方から、勉強嫌いの子どもが有名大学に進学したというお話を何度かおっしゃっていただいて、そんなに影響力のある作品だったのかとあらためて感じました。今もこうやって作品の影響を受けたと言ってくださる人がいて、それが何よりもうれしいです」

――それと同時に桜木先生にも憧れていたのですが、今回再び演じてみて、あらためて桜木という男はどんな人だと思われましたか?

阿部 「基本は変わっていないと思います。昔と変わらずクールで自分の利益を考えている中で、どこが一番人生のコースとして最先端なのかを子どもたちに説いていきます。それは学生だけじゃなくて大人の方が見ても参考にしていただけるところで、そこは前作と変えずにやっていくつもりです」

――長澤さんも16年ぶりに再び水野直美を演じて、新しい東大専科の生徒たちを導く立場になると思います。意気込みをお聞かせください。

長澤 「同じ役を再度演じることは数多くないので、16年ぶりに水野を演じるということで、どんなキャラクターだったかなと思い出しながら、まだ手探りな感じで撮影しています。水野がこれからやることは、桜木先生に対しての恩返しみたいなことだと思うんです。これからの未来を担う若い人たちの頑張りを見届ける側になるということで、責任は重大なのかなと思います。でも、台本を読んでいて、後押しする側の人間だけど桜木先生の言葉に鼓舞されていますし、桜木先生の存在はやはり大きくて、唯一無二の人なんだなと思いました」

――長澤さんとして、東大専科の皆さんにはこうなってほしいなというところはありますか?

長澤 「受験ってその先の自分の人生を変える出来事の一つだと思います。その方法を自分次第で変えられるというのが魅力だと思うので、そういったところに一生懸命突き進んでほしいと思います」

――では、髙橋さんにお伺いします。今回瀬戸輝役を演じるにあたって難しいと感じるところはありますか?

髙橋 「まず僕自身、受験を経験したことがないので、受験生という青春を作品を通して体験させていただいています。東大合格を目指して頑張って勉強したいです! そして、瀬戸は僕が今まで演じさせていただいた役の中で一番男らしくて、武骨な人間。素の僕と結構違うところがたくさんあるので、そういう面では悪戦苦闘していますが、日々勉強だなと思い頑張っています!」

――男らしくて武骨というと、桜木先生もそうですよね!

阿部 「海人くんのお芝居を見て、すごくキレが良いなと思いました。今までにない生徒という感じです。まだそんなにたくさん一緒のシーンを撮っているわけではないのですが、これからどういうふうになっていくのかとても楽しみです」

髙橋 「いや〜緊張しますね…。姉がラーメン店を経営している設定なので、2日に1回くらいラーメンを食べているのですが、そういうのもどっかで役に立ってくれたらいいなと(笑)。僕自身にも姉がいるので、本当の姉との絆を生かしていけたらなと思います」

――King & Princeのメンバーからは、今作出演にあたって応援の言葉などはありましたか?

髙橋 「僕のグループは新しい仕事が決まる時に、マネジャーさんに集められてみんなの前で発表されるんです。今回も『海人が“ドラゴン桜”決まったよ!』って発表された時は、みんな飛び跳ねて喜んでくれました! King & Princeみんなの期待もかかっているので頑張っていきたいです」

――南さんは、民放ドラマ初出演が日曜劇場ということですが、意気込みをお聞かせいただけますか?

 「私は前作のドラマも拝見させていただいていたので、出演が決まった時はとてもうれしかったです。身が引き締まる思いですが、精いっぱい務めていけたらいいなと思っています」

――南さん演じる早瀬菜緒は今どき女子という役どころですが、ご自身の性格などと比べて共通するところはありますか?

南 「私はもともとすごくテンションが高いわけでもないですし、明るい学生生活を経験していたわけでもないので、自分と違うところの方が多くて危惧することもあるんですけど、今は自分の中の一番明るい部分を引き出してお芝居をしています」

――特に役作りでこだわっている部分はどこでしょうか?

南 「私もまだ探りながらお芝居してて、これで正解なのか分からないんですけど、普段テンションが上がることがあまりないので、日常生活の中で今テンション上がったなと思うところを見つけて、それをお芝居に生かせるようにしています」

阿部 「実は彼女の役柄はまだ監督も探っている部分もあって、桜木にホの字みたいなのを敢えて入れようかとかも話しています。そこも楽しみにしていてほしいです。何より南さんにはいろいろな役を経験をしながら、連ドラを楽しんでもらいたいです」

――では、平手さんにお伺いします。ご自身の岩崎楓という役は実際演じられてどのような人だと感じられていますか?

平手 「楓はすごく真っすぐで仲間思いな女の子ですね」

――オリンピック選手による本格的なバドミントンの指導を受けてると伺ったのですが、練習は大変ですか?

平手 「大変なこともあるのですが、先生がすごくすてきな方なのでたくさん助けられています!」

及川 「平手さんは本当に運動神経がすごいんです! なんか体が面倒くさがってないのよ!(笑)」

阿部 「本当にすごいよね。この前も階段から落ちるシーンがあったんですが、見事な落ち方をしていて、監督も驚いていました。聞いたら岡田准一くんのところでトレーニングしてるって(笑)」

平手 「(恥ずかしそうに)そうなんです…(笑)」

及川 「けがはしないようにね!」

平手 「ありがとうございます。気をつけます」

――加藤さんは、天野晃一郎を演じられてみてどういう印象でしょうか?

加藤 「天野は優秀な弟を持っていて、その弟をかわいがる母親が自分のことをかわいがってくれないなど、いろいろな要因から自分に自信が持てず、意思を隠してしまう一面があります。でも、演じているうちに、これは兄弟だけではなくて、友人や同僚同士でもあることなのではないかなと気付きました。他人と比較してしまい自分のことを下げてしまう人は、見てくださる人の中にもたくさんいらっしゃると思います。天野が受験をきっかけに自分自身や、桜木先生や勉強と向き合って成長していく姿を届けて、皆さんの勇気につながればなと思いながら演じています」

――ロンドン留学なども経て演技に磨きをかけてこられたかと思います。その上での日曜劇場出演となりますが、あらためて意気込みをお聞かせいただけますか?

加藤 「日曜劇場で、あの“ドラゴン桜”に出演させていただくということは本当に大きなことですし、緊張しています。いい緊張感を持ちながら、その緊張感と戦って作品と向き合っていきたいと思います」

――鈴鹿さんは「MIU404」に続いてのTBS連ドラへの出演となりますが、意気込みをお聞かせください!

鈴鹿 「僕は年齢でいうと大学4年生の代なのですが、同級生に就職活動を頑張ってる人や、就職して仕事を頑張ってる人がいます。そんな友達が悩んでる姿をたくさん見ている時期なので、彼らに今作を見てもらって『月曜日ちょっと頑張ってみようかな』とか、『就活頑張ろう!』『勉強頑張ろう!』と思ってもらえるように、伝わると信じながら頑張っています」

――志田さんは、小杉麻里役を演じてみてどういう印象を受けましたか?

志田 「今までに経験したことがないくらい難しい役です。でも、難しいからこそ学ばせていただくことも本当に多い現場ですし、もっと頑張りたいなっていう思いが強くなっています。緊張感と一体感のある現場で、本当に幸せだと感じながら毎日お芝居させていただいてます」

――細田さんは日曜劇場に出演することが元々一つの目標だったとお伺いしています。撮影されてみてどうですか?

細田 「本当に大きな目標の一つだったので、オーディション合格の連絡をいただいた時はうれしい気持ちでいっぱいでした。オーディションが終わってから合格の連絡をいただくまで2週間ほどあったのですが、どうしても出たいっていう思いの強さから、その2週間がすごく長く感じていたんです。だからこそ、合格のお知らせをもらった時には安堵(あんど)感みたいなのも交ざっていました。撮影現場は毎日刺激的です。良い作品を作ろう、届けようっていうチームの熱量や、すてきな先輩方や同世代のキャストの方々に囲まれて、いい緊張感の中で自分も撮影に臨めているなと感じています」

――及川さん演じる高原浩之は、学園を再建するために桜木たちを呼んだ張本人ですが、 実際どのような人物なのでしょうか?

及川 「どんな人物かって? それは4月25日、日曜9時スタート!(ウインク)」

一同 「(笑)」

及川 「基本、高原は真面目な人間ですよ! 真面目だからこそ間抜けな一面があったり、空回りする部分があったりします。生徒のことを思って一生懸命生きている先生ですね。数学の教師という設定なのですが、なるべくなら授業するシーンはないことを願っています。数学は苦手だからね…」

―― 福澤(克雄)組の先輩として皆さんへ何かアドバイスありますか?

及川 「福澤監督の現場では、ワンシーン撮るのに5、6テークで済むとは思うなよ!と、フレッシュな人たちに伝えたいです。20〜30テーク撮るつもりでいれば気持ちが楽になりますし、早くシーンが終わった時にすごく喜びを感じると思います」

髙橋 「僕も福澤組に入らせていただいて、テーク数が多いことに驚愕(きょうがく)していました。今の言葉を肝に銘じておきます!」

及川 「やっぱりこのフレッシュな皆さんはここから大きく羽ばたいていく方たちなので、私も恩を売っておきたいと思います(笑)」

――それでは最後に、阿部さんから視聴者の皆さんへメッセージをお願いします。

阿部 「世の中に元気を届けられる作品を目指して日々頑張っていきたいと思います! ぜひ多くの方に見ていただけたらうれしいです。よろしくお願いいたします!」

第1話あらすじ(4月25日放送)

 かつて、落ちこぼれだった龍山高校から東京大学合格者を輩出し、一躍時の人となった元暴走族の弁護士・桜木建二(阿部)。その後、法律事務所を設立し、学校再建のエキスパートとして順風満帆な弁護士人生を歩んでいました。時は令和。偏差値32で経営破綻寸前の龍海学園で、教頭・高原浩之(及川)が桜木による再建案を提案します。しかし、自由な校風を理想に掲げる理事長・龍野久美子(江口のりこ)は進学校化に反対し、意見が割れていました。果たして桜木、そして彼の元教え子であり法律事務所で一緒に働く弁護士の水野直美(長澤)は東大合格者を出し、学園を再建できるのでしょうか。

 そして、彼らを待ち受けるのは姉思いだが将来に不安を抱え、姉と2人で両親が残したラーメン店を手伝う瀬戸輝(髙橋)、何をやっても長続きしない今どき女子高生の早瀬菜緒(南)、バドミントンのトップ選手の岩崎楓(平手)など、それぞれの悩みや問題を抱えた龍海の生徒たち。桜木や水野と出会うことで、彼らの運命は大きく動き出そうとしていました。

【番組情報】

日曜劇場「ドラゴン桜」
4月25日スタート
TBS系 
金曜 午後9:00〜9:54 ※初回は午後9:00〜10:19  

TBS担当 A・M

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