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【WATCH的イケメン図鑑】Vol.30 ジャック・ディラン・グレイザー2021/04/25

キュートさにアンニュイな雰囲気が加わった美少年

 軍人である母親の異動をきっかけに、イタリアの米軍基地で暮らすことになった少年の日常の物語が展開する青春ドラマ「僕らのままで/WE ARE WHO WE ARE」。イタリアの名匠、ルカ・グァダニーノが全8話の監督を務めたことも話題の本作で、とにもかくにも大注目したいのが主人公の少年・フレイザー! ポップカルチャーやファッションが大好きで、繊細で、お母さんにちょっと反抗的で、恋や友情に揺れるフレイザーをジャック・ディラン・グレイザーがみずみずしく演じている。

 映画「IT/イット」シリーズでは過保護な母親に支配されるエディを、「シャザム!」ではスーパーヒーローになった親友とのナイスコンビネーションを見せるフレディを好演し、そのキュートな魅力で注目されてきたジャック。今や人気若手俳優の1人に数えられる中、今回はこれまでのキュートさにアンニュイな雰囲気が加わっちゃって、もう大変❤︎ 大人には程遠い子どもでありながら、背伸びを繰り返しつつ成長していくフレイザーのティーンエイジャーらしい痛みと喜びをナチュラルに表現している。

 というのも、ジャック演じるフレイザーくん。第1話の冒頭でニューヨークからイタリアにお引っ越しするのだけど、なかなかの環境変化にもかかわらず「どうでもいいし」感満載の脱力ぶり。けれども14歳にして自分のワールドはしっかり持っているようで、部屋には「ブルー・ベルベット」や「ラスト・タンゴ・イン・パリ」のポスターを飾っちゃうシネマ通な面も。さらに、嫌な会話や見たくない光景はクラウス・ノミの曲を聴きながら目を閉じてシャットアウト! バレンシアガの新作を気にするおしゃれさんでもあり、スタイリッシュなファッションで武装していたりもする。また、ジャックはフレイザー役のために髪をフワフワのブロンドに染めていて、すてきですよ~、美少年❤︎ そんなフレイザーが隣に住む女の子と唯一無二の関係を築いたり、お母さんの部下にあたる青年のことをちょっといいなと思ったり、美しい浜辺や夜の街ではしゃいだり、ドキドキしたり、全力疾走したり。ヒリヒリ&エネルギッシュな青春模様に目を奪われる。

 ルカ・グァダニーノ監督といえば映画「君の名前で僕を呼んで」、「君の名前で僕を呼んで」といえばティモシー・シャラメ…といったつながりなどから、本作をきっかけに“第2のティモシー”と呼ばれているともいうジャック。ピクサーの新作アニメーション「あの夏のルカ」に声優として参加するなど、今後もますます活躍しそうな気配を漂わせる彼は、俳優だけでなく監督業などにも興味があるそう。フレイザー同様、ジャック・ディラン・グレイザーの青春も、まだまだ始まったばかり!

【プロフィール】

ジャック・ディラン・グレイザー Jack Dylan Grazer  
2003年9月3日生まれ。米・カリフォルニア州出身。幼い頃から舞台、CM、ドラマなどに出演し、「ハロウィン2016」(15年)で映画デビュー。「IT/イット “それ”が見えたら、終わり。」(17年)と続編「IT/イット THE END “それ”が見えたら、終わり。」(19年)で主要登場人物の1人であるエディを演じ、注目を集めた。ほかの出演作に、ティモシー・シャラメ扮する主人公の少年期を演じた「ビューティフル・ボーイ」(18年)、DCコミックスのヒーロー映画「シャザム!」(19年)など。「シャザム!」続編への出演も予定されている。

【番組情報】

「僕らのままで/WE ARE WHO WE ARE」
5月5日スタート 
スターチャンネル1  
水曜 午後11:00~深夜0:15ほか(字幕・全8話)※第1話無料放送

文/渡邉ひかる



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