Feature 特集

【WATCH的イケメン図鑑】Vol.29 マックス・シエリオット2021/03/25

たくましく成長していく新人隊員役を好演!

 ネイビーシールズ(アメリカ海軍特殊部隊)の精鋭チームが、危険な戦地で命懸けの任務を遂行する「SEAL Team/シール・チーム」。むくつけき空気漂う骨太なアクションドラマだが、その中で異質の(!?)輝きを放っているのが新人隊員のクレイ・スペンサーくん。手練れの先輩たちに負けじと頑張る彼を、マックス・シエリオットが好演している。

 そもそもシリーズ当初はチームの一員ですらなく、一訓練生に過ぎなかったクレイ。高いポテンシャルを感じさせるものの、若さゆえの自信と傲慢さが顔を出しがちな彼に、チームリーダーのジェイソン(デヴィッド・ボレアナズ)は半信半疑の目を向けてもいた。そんなクレイの成長は物語の太い軸にもなっていて、シーズン1の序盤は「クレイは無事に訓練を終え、チームメンバーになることができるのか?」のドラマと最前線で任務に身を投じるジェイソンたちの死闘が同時進行。敏腕兵士たちの圧倒的なアクションにハラハラしつつ、どこか危ういジェイソンにもハラハラさせられるという…。絶妙な構図が作品の持ち味の一つになっていた。

 しかし、若者はやがて成長するわけで、シーズン1が中盤を迎える頃にはクレイもめでたくチーム入り! クルクルの明るい巻き毛に、ちょっと眠そうな垂れ具合が母性をくすぐる瞳…と、屈強な軍人にしては子犬ちゃんのようにかわゆい外見が、いつしかワイルドで頼もしく見えてくるようになって本当におめでとう。ただし、それに伴い、クレイも先輩隊員たちと同様、世界を駆けずり回る仕事と祖国での私生活のバランスに悩み始めるのはもはや当然で、真剣交際中の女性・ステラ(アロナ・タル)との関係の行方が気になるところ。来たるシーズン2でも、クレイからますます目が離せなくなりそうだ。

 演じるマックス・シエリオットは「ベイツ・モーテル」のディラン役でも有名。“あまりにも有名な殺人鬼、ノーマン・ベイツ(フレディ・ハイモア)に振り回される気の毒なお兄ちゃん”の役どころが非常にはまっていた。なかなか共感しづらいノーマンに代わって視聴者の近くにいてくれたディランだが、それは「SEAL Team/シール・チーム」の中で等身大の成長を見せ、視聴者と一緒に戦いのあれこれを学んでいくクレイにも言えること。これまでもこれからも、ドラマを楽しむ時はマックス・シエリオットについていくべし!?

【プロフィール】

マックス・シエリオット Max Thieriot  
1988年10月14日生まれ。米・カリフォルニア州出身。クリステン・スチュワート共演の「ミッションX」(2004年)で長編映画俳優デビュー。他の映画出演作に、アトム・エゴヤン監督の「CHLOE/クロエ」(09年)をはじめ、「ウェス・クレイヴンズ ザ・リッパー」(10年)、「ディス/コネクト」(12年)、「ボディ・ハント」(12年)など。映画「サイコ」の前日譚を描いた人気ドラマ「ベイツ・モーテル」(13~17年)のディラン役でも知られている。

【番組情報】

「SEAL Team/シール・チーム シーズン2」(全22話)
FOX 
4月26日スタート 
月曜 午後10:00~11:00ほか(字幕)

文/渡邉ひかる

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