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【「猫ひた」新年インタビュー特別編】MC・小林且弥に聞く“猫ひた火曜イズム”2021/01/14

 若手俳優の潜入リポートが人気を博しているテレビ神奈川(tvk)の情報番組「猫のひたいほどワイド」。このたび、番組が冬休み期間に届けるインタビューの特別編として、火曜MCの小林且弥を直撃取材した。「猫ひた」の各曜日の中でも、特にアグレッシブな印象が強い火曜。そんな火曜の“イズム”に迫るべく、“コバカツ節”全開で語ってもらった。

――本日は小林さんに「猫ひた」火曜のことをお聞きしたく、お時間をいただきました。よろしくお願いいたします。

「こちらこそ、よろしくお願いいたします」

――まず、火曜の特徴として、これまでやってきたMCコーナーの数が多いという印象があるのですが、いかがでしょうか?

「MCが変わっていないのが僕の火曜と三上真史くんの水曜だけなので、確かに多いのかもしれません。でも、水曜と違って火曜の場合は、単純にネタが尽きるんでしょうね(笑)」

――番組開始当初から料理系のコーナーはずっとありますよね。

「そうですね。『精進します』のコーナーも長くやらせていただいていますし、最初の『スムージースムージー』から形態は変われど、現在の『ギュ~っとミラクルサンド』まで、いろいろやっていますね」

――ほかにも「おいしソース」や「ワールドヘルシー」、「タピオカワールド」といったコーナーがあったと思います。

「『おいしソース』ありましたね! あれが一番短かったかもしれないですね。あと『ワールドヘルシー』は、僕は終わったつもりではないんですよ。僕は『ワールドヘルシー』をやってくれとスタッフさんに言っているのですが、全然やってくれないんです。(笑)」

――午後1時台にやっていた「あぶない相談事務所」も面白かったです!

「あれは武藤敬司さんあってのコーナーでした(笑)。武藤さんにも『スースーとストレッチ』のコーナーで3年くらいお世話になりましたね」

――また、火曜には“猫の手も借り隊”のパープル・井深克彦さんがいらっしゃいますね。

「パープルの件はほかの曜日から『火曜だけずるい』と文句が出ているようですが(笑)」

――火曜は特にメンバーの皆さんが個性豊かな印象です。

「みんな、番組に出初めて2~3カ月経過すると、『自分はこうしなきゃいけないんだろうな』『自分を出すためにこうしよう』と考えて前に出てくるようになるので、それが火曜の力になっているのではないかなと思います」

――みんなが番組の発展に貢献している感じでしょうか。

「みんな番組を『面白くしよう』『いいものにしよう』と思って臨んでくれています。僕も5年間やっていて難しいなと思う部分もあるのですが、いろいろ気にして萎縮してしまうよりは、根底に楽しんでもらおうという気持ちを持って臨んでいれば、いいのではないかと考えています。奇麗事かもしれませんが、ミスをしてもそういった気持ちが根底にあれば、それはミスではないと僕は思っています。そのことは気付いた時にメンバーに伝えています」

――火曜の団結力の背景には、そうした精神があるのですね。

「舞台の仕事で僕がずっとお世話になっている演出家さんから教わったことで『何やっても1点』という言葉があります。その方は、昨年の5月に番組で『舞台芸術を未来に繋ぐ基金』を紹介した際に、電話出演していただいた方なのですが、『何をやっても1点』という言葉は舞台だけでなく、テレビ番組も同じだと思うんです」

――「何をやっても1点」という言葉について、詳しく聞かせてください。

「舞台も番組もチームプレーなので、例えば『かっこよくても1点』『笑いをとっても1点』『人にちゃんとパスを出しても1点』、それで合計何点入れられるのかだと思うんです。そして、点を入れるためには、自分にボールが回ってきた時にちゃんと責任を持つことが基本。悪いのはボールが回ってきても責任を持たないこと。表に出る仕事をしている以上、その球を持っている人は(決して無理やりではなく)何かしら自分のパフォーマンスを出さないといけません。それは例えば、若いからとか、僕が年だからとか、そういったことは関係なく大事なことだと考えています。ありがたいことに、火曜はそれを分かっている子たちが初年度から来ているので、それが火曜の色になっているのかなと思います」

――確かに、皆さん積極的に動いている感じがします。

「そうしないと生き残れないという防衛本能が働くのではないでしょうか(笑)。(火曜は)黙っていても、こうだよね、ああだよねってさせないので(笑)。大家族みたいなので。遠慮していたら、おかずなくなっちゃうよという感じです」

――家族という言葉が出たところで、先日は番組内で梶田冬磨さんのご結婚の報告がありましたね。火曜メンバー全員が清川村に集まって祝福した光景は心温まるものがありました。

「見ていただけました?」

――はい。そして、梶田さんはお父さんにもなられるということで。

「梶田は20歳なので、彼が今の僕くらいの年齢になった時に、お子さんは今の梶田くらいの年齢になっているということなんですよ。衝撃ですよ。僕は父親になるという経験をしていないので、彼が父親になることを聞いた時に、何て声をかけていいのか分からなくて。自分が父親になる経験をしていたら、かける言葉も違ったのかなと、僕自身も考えることがいろいろありました」

――清川村のロケの際に小林さんが伝えていた「みんな味方だから」という言葉は、梶田さんにとって心強いものになったと思います。

「届いてくれればいいなと思いました。そして、先ほど話した“責任を持つ”ということを、梶田は一番感じているのかもしれないです」

――そんな感じはありますよね。

「彼は(状況を見て)『たぶん、こういうことなんだろうな』と自分で考えていて、自分にいざスポットが当たった時『ここで、引いたらいけないな』という気持ちの上に力を発揮してくれるんです。なので、梶田に振った時にグッとエンジンがかかるのが分かるんです。20歳でその感覚が分かっているのはいいなと思います。僕は20歳の時に『猫ひた』のような生放送をやらせていただく機会もなかったので。この経験は映画であろうが舞台であろうが、梶田の武器になると思います。舞台でも映像でも根底は変わらないと思うんですよ。みんなで作品をつくるということに関しては。その肌感を20歳で分かっているというのは強いなと思って。うらやましいですね」

――火曜メンバーでいうと、大城光さんも真面目な印象です。

「光は火曜メンバーらしからぬ仕上がった感じですね(笑)。本当に光は真面目ですよ。光自身はもしかしたら、もっとはじけたいという気持ちがあるのかもしれませんが、ほかがはっちゃけている分、自分もそっちにいくとバランス悪くなっちゃうなという気持ちは感覚的にあるのかもしれないですね」

――大城さんは“火曜の良心”といった雰囲気を感じます。昨年のお米作りも頑張っていらっしゃいましたし、今後が楽しみです。

「そうですね。そして、火曜は光に助けられています。彼がいてくれて本当にバランスが取れているので(笑)。ありがたいです」

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