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【WATCH的イケメン図鑑】Vol.24 ジョシュ・オコナー2020/10/25

チャールズ皇太子の雰囲気はもちろん、献身と戸惑いを見事に表現

 現在の女王、エリザベス2世を中心に、イギリス王室の内情を描く「ザ・クラウン」。エリザベス女王役のクレア・フォイ、オリヴィア・コールマン(2シーズンごとに交代)をはじめ、実力派俳優たちが実在の人物をリアルに演じる中、気になるのはチャールズ皇太子役のジョシュ・オコナー❤︎ エリザベス女王の長男にして、王位継承者として知られるチャールズの青年期を、シーズン3から登場のジョシュが好演している。

 顔立ちこそご本人と異なるものの、しぐさや姿勢、表情などを相当研究した様子のジョシュは雰囲気ばっちりで、視聴者からの評判も上々。いずれ王位に就く息子に厳しく接する父母の下、健気に、繊細に、キュートに、生来の気品とカリスマの予感をにじませながら特別な人生を送るチャールズの献身と戸惑い、そしてほのかな闇を見事に表現している。その健気さは涙なくして見られないほどで、とにかくまずはシーズン3の第6話「ウェールズ公」を見て! 第21代ウェールズ公となるチャールズが複雑な状況の中、現地の大学に通い、言葉を学び、地元民の信頼も得て称賛を得るものの、最も褒めてほしい母からはねぎらいの言葉一つもない展開ときたら…。また、同シーズンのチャールズはまだダイアナ妃との結婚前で、初恋相手のカミラと熱愛中。その恋する男子ぶりもちょっと頑固でかわいらしく、後に彼がたどる事実を考えるだけでモヤモヤとやるせない気持ちにさせられる。もちろんそれも、ジョシュ版チャールズだからなのかもしれないけれど。

 ジョシュ・オコナーの過去作といえば、映画「ゴッズ・オウン・カントリー」が最もよく知られるところ。田舎町の牧場で孤独かつ不毛な日々を送る中、短期労働のためにやって来たルーマニア人青年に恋をし、ときめきを感じ始める主人公を演じている。こちらのジョシュも猛烈にかわいらしく、英国インディペンデント映画賞の主演男優賞に輝くなど大ブレーク。ファッションブランド・ロエベのアンバサダーを務めるなど、セレブとしても注目を集めている。そんなジョシュのおかげか(?)、近頃ではチャールズ皇太子本人のファッションにまで関心が及んでいるとかいないとか…。とにかく、実際には少々影が薄いけれど(失礼!)、ジョシュ版チャールズにときめき、ご本人も好きになった人は多いはず。「ザ・クラウン」シーズン4のチャールズも、今から待ちきれない❤︎

【プロフィール】

ジョシュ・オコナー Josh O’Connor 
1990年5月20日生まれ。イギリス出身。ダニエル・デイ=ルイスやジェレミー・アイアンズも学んだ名門演劇学校を卒業した後、舞台、映画、ドラマに出演。映画「ライオット・クラブ」(2014年)、「シンデレラ」(15年)などを経て、「ゴッズ・オウン・カントリー」(17年)で高い評価を集める。ドラマ出演作に「リッパー・ストリート」(12~16年)「ピーキー・ブラインダーズ」(13年~)「レ・ミゼラブル」(18~19年)などがある。

【番組情報】

Netflixオリジナルシリーズ「ザ・クラウン」 
Netflix 
シーズン1~3 独占配信中 
シーズン4 11月15日から独占配信

文/渡邉ひかる

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