腹黒いアイドルを演じる松村沙友理インタビュー「芸能界のお仕事は天からの贈り物」2019/04/24

「私のところに会いに来てくれるファンの皆さんは、心の底からいい人たちばかり」

──表と裏の顔を持つユメミは、アイドルを応援するファンにとっては刺激的な毒のある言葉を言ったり、衝撃的な行動に出たりするシーンがあります。松村さんは、ご自身のファンはどのようなタイプの方が多いと感じていますか？

「めっちゃ優しくて、甘やかしてくれる方が多いと思います。なんというか、私はユメミちゃんと真逆でありのままで生きているので、『良いところしか見せない！』っていうタイプのアイドルじゃないんですけど、そんなところも受け入れてくださっているなって感じます。私のところに会いに来てくれるファンの皆さんは、心の底からいい人たちばかりだなって。それはすごく思っています」

──ドラマでは、ユメミのファンで埋め尽くされた会場で夢子とのバトルが展開されます。乃木坂46では生田絵梨花さんや衛藤美彩さんがソロコンサートを開催された経験がありますが、もし松村さんに今後そのような機会が訪れたとしたら、ご自身のファンの皆さんに伝えたいことはありますか？

「結構、自分ではアイドルっぽくないというか…。元気を与えることができているのか不安になるんですけど、それでも好きだって言ってくれる人、応援してくれている人もいるので、『こんな私ですみません』と言いつつ…。もうちょっと上手に生きられたらいいんですけどね（笑）。でもやっぱり、真っすぐに応援してくれているファンの方がいることは本当にありがたいなと思っているので、不器用なんですけど、その気持ちが伝わればいいなと思います」

──最後に、この春からドラマの放送がスタートしますが、春になったらやりたいことはありますか？

「日本のいろんなところに行ってみたいなって思ってます！　全国各地の神社巡りをしたいんです。一時期すごくはやってましたよね。乗り遅れちゃったんですけど…（笑）。このお仕事をしていると『神様ありがとうございます』って思うことがたくさんあるんです。芸能界のお仕事って、天からの贈り物みたいだなって私は思っていて。なので、あらためて神様にお礼を言いに行く旅をしたいなって思ってるんです。今行きたいのは、出雲大社です！　毎年、伊勢神宮は大阪から近かったのでよく行ってたんです。東京に来てからは、よく明治神宮に行くようになって。あとはもう出雲大社じゃないかなって（笑）。強そう！（笑）」

【プロフィール】

松村沙友理（まつむらさゆり）
1992年8月27日生まれ。大阪府出身。おとめ座。B型。乃木坂46の1期生オーデイションに合格し、2012年に「ぐるぐるカーテン」でCDデビュー。2013年「BAD BOYS J」（日本テレビほか）でドラマ初出演。出演作は、映画「あさひなぐ」、ドラマ「初森ベマーズ」（テレビ東京ほか）など。舞台「じょしらく」シリーズや「すべての犬は天国へ行く」「FILL-IN～娘のバンドに親が出る～」にも出演。テレビアニメ「少年アシベ GO！ GO！ゴマちゃん」（NHK Eテレ）、「クリオネの灯り」「SNSポリス」（ともにTOKYO MX）では声優も務めるほか、雑誌「CanCam」の専属モデルとしても活躍中。