Feature 特集

大政絢、佐藤大樹は「現場で初めてお会いした時からどんどん印象が変わっていく方」――「理想ノカレシ」インタビュー2022/07/15

 TBSでこの春からスタートした新たな深夜ドラマ枠「ドラマストリーム」で、2作目となる「理想ノカレシ」が放送中。本作は、「TBS連ドラ・シナリオ大賞」第4回大賞受賞者の渡邉真子さんが原案、第5回の入選者である木村涼子さんが脚本を担当。2人の若手女性脚本家がタッグを組み、アラサー女性のリアルな恋愛観と、こんなことがあったら… という夢のような恋愛模様をオリジナル脚本で描きます。 

 仕事をバリバリとこなす “ハイスペック女子” の主人公・小野寺優芽子を演じるのは、女優・モデルとしてはもちろん、「日曜日の初耳学」(同系)ではMCを務め、幅広く活躍する大政絢さん。優芽子は、外ではデキる女風でキメていますが、家では家事もファッションも適当な残念女子。中でも恋愛には超不器用で、いまだに高校時代の初恋の相手が理想の男性だと思い続ける“夢見る夢子”です。そんな優芽子の“初恋の人”にそっくりで、ミステリアスな村瀬光琉を演じるのは、佐藤大樹さん。佐藤さんは、優芽子の初恋の相手であり王子様のような男子高校生・神宮寺望役も同時に務めています。

 今回は、最終回に向けて主演の大政さんにインタビュー。物語終盤の見どころはもちろん、大政さんの理想の彼氏像や、本作での気づきについても語っていただきました! 

――オリジナル脚本のラブストーリーで優芽子を演じてみていかがでしたか? 

「恋愛モノでオリジナルストーリーって最近あまり多くはないのかなと思っていて、その中で本作と出合い、プロデューサーさんや監督と会話をしながら優芽子を作り上げることができたのがよかったです。キュンとする作品を送り出せているのではないかなと思います」 

――オリジナル作品で楽しかったこと、難しかったことがあれば教えてください。 

「原作がある作品では髪形などのイメージをキャラクターに近づけたりするのですが、オリジナル作品だと一からキャラクター像を作るので、衣装やメークも話し合いながら作り上げるんです。そういう過程は楽しい一方、時間がかかるものなので同時に大変だった部分かもしれません」 

――そのような話し合いで、ご自分から意見を出されたことはありますか? 

「あります! 優芽子の衣装は、仕事服、私服、部屋着とパターンで多いので、それぞれのギャップが見せられたらいいなと思っているのですが、優芽子を格好いい女性像にしたかったので、仕事着では淡い服よりも、ちょっとクールなものを選ぶようにしていますね。こっちの方がいいかな? というような意見はたくさん出させていただいています」 

――劇中の大政さんの表情の芝居がすごく印象的で、仕事モード、恋愛モードの使い分けが特にすてきだなと感じています。モデルとしても活躍されているからこその表情もあると思うのですが、いかがでしょうか? 

「ありがとうございます…! 女優のお仕事もモデルのお仕事も相乗効果で生かされていると思います。どちらも10代の頃から同時に始めたこともあって、どっちに何が生きているのかはっきり線引きができないのですが、生きていると感じることはたくさんあります。例えば、優芽子の場合は、仕事の時はシャキっとしているけど、プライベートではだるだるなので(笑)、そういう意味で歩き方を変えてみたりはしています!」 

――先ほどもヒールを履いているのにものすごく奇麗に歩かれていましたが、その歩き方を崩すってことですよね? 

「そうですね。普段の優芽子の時は意識している歩き方を崩したり、背筋をピンとしないようにとか。そういうシーンは面白いなと思いながら演じています」 

大政が明かす理想の彼氏像「自分のマインドに近い人が憧れに…」

――優芽子は高校生の頃の初恋相手を理想の彼氏と思い続けていますよね。大政さんの理想の彼氏像もぜひ教えていただきたいのですが、高校の時から変わっていますでしょうか? 

「本作の撮影に入り、理想の彼氏像について考える機会が増えたのですが、年齢を重ねるにつれて変わって、高校生の時とは全然違うなと思います。今となってみれば、20代後半くらいからは、普通に優しい人がいいなとか、自分と同じで動物が好きな人がいいなとか、食の趣味が合う人がいいなとか、自分のマインドに近い人が憧れになってきている気がします。10代、20代はキュンキュンするものを求めていたり、刺激があるものを求めていたりすると思うんですよね。食の趣味が合わなくても、話してて楽しいとか、そういうものを求めていた気がします」 

――では、優芽子を演じて変わった理想はありますか? 

「意外と自分と優芽子に近いものがあったので、変わるよりも逆に照らし合わせるところが多いですね。仕事をいちずにやりすぎて周りが見えなくなってしまったりとか(笑)。そういう気持ちは共感しながら演じています。でも、こんなにキュンキュンすることは普段の生活では経験することはあまりないので、そういう意味では優芽子と似ている部分があるからこそ、ドラマの世界に入り込んだ感覚になって、ぜいたくな時間を過ごさせていただきました」 

――ほかに優芽子との共通点をあげるとしたらどこでしょうか? 

「私も実は仕事が休みの日は家から出ないタイプなんです。何もしなくていいなら、ソファでずっと海外ドラマとかを見ていたいタイプ。忙しいとそういうことができないので、優芽子の休日いいなぁと思いながら演じていました。そういう意味では、オンとオフの差はかなりあると思います」 

――作品が解禁された時のコメントでは、「大人の恋愛だからこそ共感できる」とおっしゃっていましたが、具体的にどんなところに共感されましたか? 

「優芽子が理性を強く持っているところはすごく共感できました。良くも悪くも大人になるほど直感で動けなくなる部分があると思っていて、現実的に物事を考えている優芽子の様子は大人として共感できる恋愛だなと」 

――確かに優芽子は考えているシーンが多いですよね。その時のモノローグもかなりセリフ量が多いと思うのですが、芝居で意識したことはありますか? 

「皆さんも頭の中でいろいろ考えながら普段の生活を送っていると思うのですが、その中でも顔に出過ぎる人と出ない人が分かれると思います。優芽子はその中でもすごく顔に出やすいタイプ。だからこそ、モノローグの時の表情の豊かさを前半は特に意識していました。監督にも『もっとオーバーにやっていいよ』って言われたので、自分もやれるところまでやろう!と思っていた部分です」 

――ご自身は考え事をしている時の表情が出るタイプですか? 

「表情には出ないと思うんですけど、いろいろ物事を考えてしまって頭がぐるぐるしてしまうタイプです。なので、そういう時は頭を空っぽにするために気分転換でお皿を洗ったりドラマを見たりします!」 

話題の胸キュンシーンに「あんなことが現実に起きたら一瞬で恋に落ちてしまうんだろうな(笑)」 

――優芽子はわんこ系男子の光琉と、弟系男子の冬馬(小宮璃央)という2人の年下から好意を寄せられますが、大政さんはどちらにキュンとしますか? 

「(少し考えて)わんこ系男子かな。これまであまり考えたことなかったのですが、本作を経て、わんこ系男子ってなんかいいなと思うようになりました。そういう存在が近くにいると癒やされていいねって女性のスタッフさんとも話題になったんです。光琉みたいな人がいたら、だまされてもいいからちょっと前に進んでみたくなるよねって(笑)」 

――これまでは年下男子に魅力を感じる瞬間はなかったのでしょうか? 

「今まではただかわいいという感情が湧くだけだったんですけど、年下の方との恋愛の形を知ることができている気がします」 

――そんなわんこ系男子・光琉との胸キュンシーンはSNSでの反響も大きいですが、数ある胸キュンシーンの中で印象に残っているのはどこでしょう? 

「特に印象に残っているのは、第2話のキャラメルを渡すシーン。最初の方に撮影したからというのもあると思うのですが、自分もキュンとしながらやらせていただきました。あんなことが現実に起きたら一瞬で恋に落ちてしまうんだろうな(笑)」 

――佐藤さんにも同じ質問をしたら、同じところを挙げておられました。すごく照れたとおっしゃっていましたが、共演されていかがですか? 

「本当ですか! 佐藤さんは、現場で初めてお会いした時からどんどん印象が変わっていく方です。本当にいろいろな面を持っている方なんだろうな。今回佐藤さんは1人2役ですが、それがすごく彼に合っているなと思います。いろいろな面を持っているからさまざまな表情を出せるんですよね」 

――そういえば、佐藤さんが「大政さんが現場を引っ張ってくださっていてありがたい」とおっしゃっていました。 

「そんなこと言っていただけて本当にうれしいです。実はプロデューサーさん、監督さんに、『年下のキャストが多いから、しっかり引っ張っていってね!』と言われていたので、そのプレッシャーもありました。スタッフさんや共演者の皆さんがより楽しくお仕事、お芝居ができるような環境作りをしたいなと思いながら取り組んでいます」 

――では、本作で新たに得た気づきや価値観はありますか? 

「優芽子を演じていると、すごくいとおしい気持ちになります。それぞれキャラクターに心の動きがあるのですが、その感情をしっかり受け止めることができている感覚があります。恋愛モノって胸キュンも大事ですが、感情をぶつけ合う行為が一番大事。細かい表情の変化で、言葉と心の矛盾も表現できた気がします 」 

――個人的にはここ数年の大政さんの作品の中で「ミストレス〜女たちの秘密〜」とか「昭和元禄落語心中」(ともにNHK総合)などが印象に残っていて、今回恋愛が初心者な役どころを演じているのがすごく新鮮です。役柄のギャップなどはありましたか? 

「久しぶりにピュアなラブストーリーに出させていただいていますね。なかなかないじゃないですか、こんな真っすぐなラブストーリー! 私も優芽子の恋する気持ちやワクワク感を意識していましたし、私も恋愛ドラマで元気をもらうことが多いので、本作では自分も感じたキュンを視聴者の皆さんにも感じてもらえるように演じたいなと思っています!」 

 取材中、スタッフや取材で集まっていた記者たちに気を配っていらっしゃった大政さん。合同取材では、「◯◯さん(媒体名)、お願いします!」とそれぞれに女神のような笑顔で声を掛けてくださいました。撮影では、少し蒸し暑さを感じる窓際に移動していただいたのですが、衣装でピンヒールを履いているにも関わらず、全くブレずに美しく歩いていらっしゃったのも印象的。クールから柔らかい笑顔まで、さまざまな表情を見せてくださり、カメラマンからもスタッフからも感嘆の声が上がっていました。 

【プロフィール】 

大政絢(おおまさ あや) 
1991年2月4日生まれ、北海道出身。 女優としてさまざまなドラマ・映画・CMに出演。主な出演作品は「ひとりで飲めるもん!」(WOWOW)、「昭和元禄落語心中」「正義の天秤」(ともにNHK総合)など。モデルとしてのキャリアも長く、2020年からファッション誌「Precious」の表紙キャラクターを務める。 「日曜日の初耳学」(TBS系)の司会としても活躍している。 

【番組情報】

「理想ノカレシ」
TBSほか 
火曜 深夜0:58〜1:28

【プレゼント】

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【締切】2022年8月11日(木)正午

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取材・文/TBS担当 A・M 撮影/尾崎篤志 メーク/SAKURA 衣装/ 髙野夏季
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