Feature 特集

「エール」環の恋人・今村嗣人役の金子ノブアキ。「光と影の間に揺れる役にベストを尽くす」2020/06/18

 

 第12週・第59回(6月18日放送)の連続テレビ小説「エール」(NHK総合ほか)では、音(二階堂ふみ)が歌手の道を目指すきっかけを作った双浦環(柴咲コウ)の若かりし頃の物語でした。スカラ座やオペラ座の舞台に立つことを夢見て、1913(大正2)年にフランス・パリに留学した環が、画家を目指している今村嗣人(金子ノブアキ)と出会います。

 15歳で賞をとってパリにやって来た画家の嗣人は、前途有望な若者で自信に満ちあふれているように見えました。一方、初めての海外で訪れたホームパーティーに、ちょっと不安な様子がうかがえた環。そんな環に声を掛け、自分の絵の感想を求めたことがきっかけで恋人になり、一緒に暮らすように。

 切磋琢磨しながら夢に向かう2人でしたが、その関係に変化が訪れます。第60回(6月19日放送)では、嗣人はパリでなかなか認められず、焦りを感じ始めるのです。一方で、友人の里子(近衛はな)から日本人が世界的な舞台に立てる最大のチャンスは、オペラ「蝶々夫人」だと聞いた環は、ミラノまで「蝶々夫人」のオーディションを受けに行きます。そのことがきっかけで歌手になる夢に徐々に近づいていきます。周りから環について聞かれることが多くなった嗣人は、素直に喜べず複雑な気持ちを抱えるようになるのです。

 そんな嗣人を演じる金子さんは「連続テレビ小説の現場は聖域。久しぶりに参加させていただいて本当に光栄です。 光と影の間に揺れる今村嗣人という男を演じます。 日々の彩りに加えていただけるよう、ベストを尽くします」 と意気込みを語っていらっしゃいました。その言葉通り、第60回は大きく揺れ動く嗣人の心情が痛いほど伝わってくる回となっています。

 また、制作統括の土屋勝裕さんは、金子さんの起用理由について「金子ノブアキさんに演じていたただいた今村嗣人は、フランスで修業している若手画家です。前衛的なものを生み出す荒々しい芸術家というオーラがあって、どこか精神的には屈折しているところもある嗣人をうまく表現してくれるのではないかと思い、金子さんにオファーしました」とコメント。土屋さんの読み通り、芸術家のオーラがありながらも精神的に屈折した今村の弱さが見える金子さんの演技に注目です。

【番組情報】

連続テレビ小説「エール」 
NHK総合 月~土曜 午前8:00~8:15ほか 
NHK BSプレミアム・BS4K  月~土曜 午前7:30~7:45ほか 
※土曜は1週間の振り返り。 

NHK担当 K・H

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