アイドル育成バラエティー「虹のコンキスタドールが本気出しました!?」を手掛ける多田祐一P＆木俣誠Pに聞く「#いま見てほしいテレビ」＜連載Vol.18＞2020/06/18

　新型コロナウィルス感染防止のため、外出自粛期間に、テレビ番組を手掛ける方々はどのような番組を見て過ごしているのか？　また、収録やロケを見合わせたり、今までと違った形で番組作りに挑戦したりする中、今後放送する番組について、どのようなことを考えているのか？　TVガイドWebでは、すてきな番組を生み出す制作陣の方々に現在の思いを聞く連載「#いま見てほしいテレビ」を展開中。

　第18回は、今年4月からスタートした、虹のコンキスタドール初の冠番組「虹のコンキスタドールが本気出しました!?」（BS11）を手掛けるBS11の多田祐一プロデューサー、キングレコードの木俣誠プロデューサーに、「#いま見てほしいテレビ」をお聞きしました。

Q1：現在手掛けている番組を教えてください。

　アイドル育成バラエティー「虹のコンキスタドールが本気出しました!?」です。

Q2：外出自粛が続く中、「いま見てほしいテレビ」を教えてください。

「NewsPicks」で配信している落合陽一さんの「WEEKLY OCHIAI」。この時代に考えるべきことなど、純粋にとても勉強になりますが、出演者の考える次元が僕とは違いすぎて面白いです。また、テレビではないですが、好きなテレビの出演者のラジオをセットで聞くと、裏話はもちろん、違った一面が見えます。リスナーが出演者同士の架け橋になってくれたりして、よりテレビ番組が面白くなるので、時間があるこの時期におすすめです。「むかいの喋り方」（CBCラジオ）、「虹コンの征服ちゅうずでぃ」（FM FUJI）、「オードリーのオールナイトニッポン」（ニッポン放送）、「ハライチのターン」（TBSラジオ）などを聞いています。（多田）

Q3：今の業界を目指すきっかけになった番組、自身が影響を受けた番組などありますか？

「天才・たけしの元気が出るテレビ!!」（日本テレビ系）、「オレたちひょうきん族」（フジテレビ系）、「ダウンタウンのガキの使いやあらへんで！」（日本テレビ系）、「夢で逢えたら」（フジテレビ系）、「ダウンタウンのごっつええ感じ」（フジテレビ系）などの伝説に残るバラエティーやたくさんの映画を見て育ちました。その時のインパクトや楽しさは今でも強く残っています。映像作品は、見る側にとってその後の人生の人格形成にも大きく寄与していると私は思っています。そのため、どんなにつらくても最後は笑顔になれる、誰かの“何か”になれればと思って制作にあたっています。（木俣）

Q4：自身が手掛けている番組の“これから”について教えてください。

僕自身アイドルに疎かったですが、キングレコードさまに今回のお話をいただいて、虹のコンキスタドール（虹コン）を知ってから、アイドルの印象がガラッと変わりました。今では、僕自身が虹コンにハマっています。自粛期間中はこの状況を逆手にとった番組作りや展開をしていきながら、アイドルに縁遠い方々にも興味を持ってもらえるようにしていき、結果的に、虹コンがさらに羽ばたくきっかけになる番組にできればと思っています。（多田）

アイドル界でもネクストブレイク筆頭として人気が高い「虹のコンキスタドール」の冠番組です。もう3年以上一緒にお仕事をしてきましたが、この番組のおかげで新たな表情、あまり公にはしていない特技などを知ることができました。これからの番組ではさまざまな企画を通じて、小さな新しい発見や楽しさ、喜びなどを再発見できる番組ができたらと思っています。（木俣）

Q5：仕事中の「元気が出るアイテム」を教えてください。

　娘の写真です。気付いたら見てます。（多田）