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「駐在刑事」寺島進が語る裏話「実は江波の乗っている自転車を…」2022/01/28

「駐在刑事」寺島進が語る裏話「実は江波の乗っている自転車を…」

 テレビ東京系で放送中の「駐在刑事 Season3」。笹本稜平さんの推理小説「駐在刑事」シリーズを原作に、元捜査一課刑事で現在は奥多摩で駐在をしている江波敦史(寺島進)が、奥多摩警察署の面々や奥多摩に住む人々と協力をして事件を解決していく物語です。

 今回、TVガイドwebでは、江波を演じる寺島進さんに直撃取材。長年演じられている江波への思いや、撮影でのお話を語っていただきました。

――江波を演じる上で大切にしている点は何でしょうか?

「人の痛みが分かって思いやることができるところを大切に表現しようと考えながら、撮影に臨んでいます。事件に関わる部分では、奥多摩の人々の協力もありつつ江波の動物的勘が事件を解決に導いているので、そういった感性を大切にしたいと思っていますね。実は江波の自転車を電動自転車にするという案が出たことがあったんです(笑)。でも、それって江波らしくないなって思って。普通の駐在さんってよく軽自動車のパトカーとかに乗っていると思うのですが、江波はずっと人力でいてほしいと思って、自転車で行かせてくださいと監督にわがままを言わせてもらいました(笑)」

――新キャラクターの和泉玲香を演じる藤井美菜さんの印象をお聞かせください。

「藤井さんはすごい努力家だと思いますね。和泉のセリフは長くて難しいものが多いのですが、それをロケバスで練習していた姿が印象的でした。奥多摩署の面々は荒くれ者が多いので(笑)、その中に藤井さんがいると華があるなと思います。和泉を演じている時は目が鋭くて、ヒョウよりヒョウ柄が似合いそうな格好いい女性なのですが、撮影の空き時間などはニコニコしていらっしゃって、そのギャップがかわいらしいなと。和泉は、警察という男性社会の中で、だいぶ勇気のある発言や行動を繰り返しているので、同世代の女性が和泉を見た時に共感していただけたり、和泉の存在がエールになったりするだろうと思います」

――撮影で印象に残っているエピソードなどありましたら教えてください。

「撮影で印象に残っているのは奥多摩の景色ですね。今回の撮影は天気にとても恵まれて、青空と奥多摩の緑のコントラストが素晴らしかったんです。また、豊かな自然の中での撮影なので、虫とはたくさん遭遇するのですが、僕と藤井さんが一緒に歩いていくシーンを撮影している時に、藤井さんの背中に大きなクモがついてしまって。思わず僕が払い落としたのですが、藤井さんは落ちたクモを見て叫んでいましたね(笑)」

――Season3の見どころをお願いいたします。

「奥多摩署の面々は平均年齢が少し高めなのですが(笑)、そこに軽部翔平(佐藤寛太)と和泉という若いエネルギーが注入されて、また新しい『駐在刑事』をお見せできているのではないかなと思います。物事に正直でいるということは大切なことなのですが、大人になっていくにつれて忘れてしまいがちですよね。若い2人がそういう姿勢を見せることで、この作品もあらためて原点に立ち返れるような気がします。また、コロナ禍で世の中全体が疲れてしまっていると思うのですが、『駐在刑事』をご覧になることで奥多摩の人々の優しさや、奥多摩の奇麗な景色に触れて、心のビタミン剤にしていただけたらいいなと思います」

 自然豊かな奥多摩でのお話を聞いて、物語はもちろん、何げなく映っている景色にも注目したくなりました! 本日、1月28日放送の第3話では、奥多摩で有名なお人よしの男性が事件に巻き込まれてしまいます。捜査を進めていくと、男性の裏の顔が見えてきて…!? ぜひご覧ください!

【番組情報】

金曜8時のドラマ「駐在刑事 Season3」
テレビ東京系
金曜 午後8:00~8:54

テレビ東京担当 S・N



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