金曜8時のドラマ「駐在刑事Season3」2022/02/21

記者会見情報

テレビ東京系で放送の金曜8時のドラマ「駐在刑事Season3」のオンライン会見に、寺島進、北村有起哉、佐藤寛太、藤井美菜、市毛良枝が出席した。シリーズスタートから約10年ということで、主演の寺島は「ずっと見続けてくれる『駐在』ファンの方々に感謝するのと同時に、すべてのレギュラーキャスト、スタッフの皆さんに支えてもらってここまで来れた」と感謝の意を述べた。今シーズンからレギュラー入りした藤井は、初回から重いシーンの撮影で緊張したそうだが、「撮影の空き時間に、先輩方が1人ずつ順番にやって来て『セリフ大変だよね』とか声をかけてくださるんです。いっぺんに来ると圧をかけ過ぎてしまうと気を使ってくださったのだと思いました」と、さりげない気配りで緊張がほぐれたことを明かした。寺島は「奥多摩駅に藤井さんを馬車で迎えに行きましたから（笑）」と冗談めかし、和気あいあいとした雰囲気をうかがわせた。

約10年ずっと見続けてくれているファンの方々に感謝です（寺島進／江波敦史）

「駐在刑事」は、2時間スペシャルから始まって約10年経つんですけど、ずっと見続けてくれている「駐在」ファンの方々に感謝するのと同時に、レギュラーキャストの皆さん、すべてのスタッフの皆さんに支えてもらってここまで来れたことをありがたいなと感謝しています。こうしてSeason3が決まったからには、Season2を超えるものをと、みんなで話し合ってしっかり決めました。自然豊かな奥多摩が舞台、それが「駐在」の真骨頂だと思っています。それにプラスして、素晴らしいキャストの皆さんと義理人情あふれるドラマを作りました。すごく癒やされるドラマになってますので、ぜひ最後まで見ていただきたいですね。1話、2話だけですと、藤井さんの演じる和泉玲香を勘違いしたままになっちゃうと思うんです。後半にいくにしたがって彼女の背景が徐々に見えてきますので、よろしくお願いします。

新鮮に、活気にあふれる現場というのが「駐在」の一番の魅力です（北村有起哉／加倉井国広）

Season3決定は素直にうれしかったですね。コロナになってから随分経ちますけど、こうしてまた新しいシリーズを再開できるってことは、「駐在刑事」を愛してくれている人がたくさんいらっしゃるんだなということです。本当にありがたい気持ちでいっぱいです。今回の見どころは、なんと言っても紅一点の藤井美菜さんですね。はっきり言ってパワーバランスが崩れます（笑）。これまで男臭い現場でしたけど、今回はいろんな意味でドキドキです。新鮮に、活気にあふれる現場というのが「駐在」の一番の魅力で、そのおかげでここまで続けてこれたんじゃないかなと思っています。これからもその新鮮さだけは忘れずに、いつまでも楽しいと思って見ていただけるよう、励んでいきたいと思います。

いつの時代も変わらない義理人情が色濃く描かれた作品です（佐藤寛太／軽部翔平）

Season3ということで、またスタッフやキャストの皆さんに会えることがうれしかったです。「駐在」は夏の暑い時期から撮影が始まるんですけど、その時期になると皆さんに会えるんだなと。今回は新たなキャラクターの登場でパワーバランスが崩れるし、加倉井管理官がいないことがあったり、これまでの「駐在刑事」ではないようなメンバーで事件を捜査していくことがあったり…。まだ解き明かされていない人物の過去が深掘りされていくところがSeason2と大きく異なると思います。いつの時代も変わらない義理人情が色濃く描かれた作品です。どの世代の方がご覧になっても楽しめる内容になっていますので、奥多摩の景色と人情にあふれるストーリーを楽しんでいただけたらと思います。

「駐在刑事」メンバーに加えていただけることを光栄に思います（藤井美菜／和泉玲香）

これだけ長いシリーズに、メンバーとして加えていただけることを光栄に思います。バリバリとお仕事を頑張る30代女性と聞いていたので、自分自身も共感しながら演じがいのある役だなと思ったんですけど、それこそパワーバランスをものすごく崩す、周囲をかき乱す役どころということがプレッシャーでもありました。いいスパイスにならなきゃという責任も感じていて…。でも、実際始まってみるとスタッフさんもキャストの皆さんもすごく包容力があって、それに甘えて楽しくやらせていただいています。今回は、佐藤さんが演じる軽部刑事や、私が演じる和泉玲香という若手刑事が抱えるキャリアの葛藤や迷いも描いているので、ご覧になるその世代の方々にも共感していただけるのではないかなと思います。初めての奥多摩は本当に素晴らしく美しくて、そこを背景にさまざまな人間模様や、事件を解決していくサスペンス要素、そして若手の葛藤などいろんな要素が詰まっています。どの世代の方にも楽しんでいただけるんじゃないかなと思いますので、家族そろってご覧ください。

見どころは、女性が風を吹かせるところ（市毛良枝／池原美也子）

コロナで世の中がすっかり止まってしまって、なかなか“あの場所”には戻れないのかな…と思っていましたけど、こうして満を持して、また夏が始まるんだなとうれしく思いましたね。なんというか「故郷に帰る」って感じがするドラマなので、やっと帰れるんだと思うと本当にうれしかったです。今回の見どころは、女性が風を吹かせるというところでしょうか。いろんな風が吹いてくるのが楽しみだなって思っております。「奥多摩の景色奇麗よね。いつも癒やされてるの」ってよく言っていただくんですが、それは本当にそうで、ここが東京都っていうことはすごいことですよね。小さな東京にこんなに自然の豊かな場所があるということなんですが、そこに感心しているだけではいけないなって（笑）。奥多摩の人間ドラマにスポットを当てる驚きの台本と奥多摩の自然に負けないような人間らしさを表現していきたいですし、実際そうなっているんじゃないかな、と思っています。