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斎藤工“ヘミングウェイ”が、日本の未来を予言する!?――新章開幕の「漂着者」第6話2021/09/03

斎藤工“ヘミングウェイ”が、日本の未来を予言する!?――新章開幕の「漂着者」第6話

 ある海岸に突如、正体不明の男性(斎藤工)が漂着。彼は、撮影された動画内で自身が発した言葉から“ヘミングウェイ”と呼ばれ、世間からあがめられるように。そんな中、彼の周りではさまざまな事件が発生。その事件をヘミングウェイが持つ不思議な力で解決しながら物語が進むという、先の読めない展開が続くドラマ「漂着者」(テレビ朝日系)。

 先週放送の第5話では、ヘミングウェイの祈る姿を映した動画が大流行。しかも、この動画からは「“ヘミングウェイ”の声が聞こえる!」とこれまで以上に世間を騒がせました。その一方で、ヘミングウェイの婚約者を名乗る謎の女性・古市琴音(シシド・カフカ)は、ヘミングウェイの正体を知ろうとする新聞記者・新谷詠美(白石麻衣)を監禁。その監禁場所には、なんとバスごと行方が分からなくなっていた幼稚園児たちが! 次々と起こる怒濤(どとう)の展開に、筆者はずっとハラハラしていました…。その後、琴音が起こした事件も無事(?)に解決し、一見落着…と思っていたら、ラストには、ヘミングウェイの正体を追う刑事・柴田俊哉(生瀬勝久)を呼び出したヘミングウェイが「失踪した娘に会いたくないか?」と、柴田が誰にも言ったことのなかった事実を言い当てたのです。

 ますますヘミングウェイの謎が深まるばかりですが、そんな物語も後半戦に突入! 本日(9月3日)放送の第6話では、ヘミングウェイを巡ってそれぞれが動きだします。ヘミングウェイの元には…なんと総理大臣がやってくる展開に!?

ローゼンの存在が物語を大きく動かす!?

斎藤工“ヘミングウェイ”が、日本の未来を予言する!?――新章開幕の「漂着者」第6話

 正体が分からないヘミングウェイの身元を引き受けているNPO法人「しあわせの鐘の家」の代表・ローゼン岸本(野間口徹)。ここまで何かとヘミングウェイたちに関わってきましたが、第6話では、幼稚園バスの運転手を殺害し、13人の園児を拉致・監禁していた琴音の家に出入りしていたことが判明。ローゼンと琴音…今までの展開では考えたことのなかった2人の接点はいかに…? 

斎藤工“ヘミングウェイ”が、日本の未来を予言する!?――新章開幕の「漂着者」第6話

 ローゼンと琴音の話を聞いた柴田は、部下の野間健太(戸塚純貴)とともに、ローゼンのもとに向かいます。重要参考人として警察に連れて行こうとすると、そこに現れたのは総理大臣・宮部。日本のトップがいきなり目の前に現れたことに、柴田・野間コンビも思わずあ然。「ローゼンに話がある」と言ってやって来た宮部は、ヘミングウェイに公開討論を持ちかけてきたのです。話を受けたヘミングウェイは「なぜ記憶もない自分が政治に利用されるのか?」とローゼンにぶつけるも、ローゼンからは「むしろヘミングウェイ様が総理を利用するのです」と諭されてしまうことに。何を考えているのか分からないローゼンですが、この発言の真意とは…。「もしかして総理とつながってるのでは…?」と思わせるほどのローゼンの行動には目が離せません!

詠美もヘミングウェイの正体を追う! 向かった先で出会ったのは…?

斎藤工“ヘミングウェイ”が、日本の未来を予言する!?――新章開幕の「漂着者」第6話

 柴田たちがローゼンから話を聞こうとする一方で、ヘミングウェイの正体を独自の取材で迫ろうとする詠美も、琴音の事件でヘミングウェイに助けられたことで、これまで以上に取材に気合が入ります。手掛かりを探すため、海岸近くの漁村の家一軒一軒に話を聞いて回っていくと、そこで暮らす老人からある話を聞かされることに。

 老人の話に大きく関わるのが、ヘミングウェイの足に描かれている謎のタトゥー。タトゥーと言えば、第1話で彼が入院していた病院で、ヘミングウェイの足のタトゥーを見た教授・後宮徳治郎が突如おびえ、その後、謎の不審死を遂げるというシーンがありましたよね。老人の話は、この伏線の回収になるのか、そもそもこのタトゥーの意味は何なのか…。

斎藤工“ヘミングウェイ”が、日本の未来を予言する!?――新章開幕の「漂着者」第6話

 ローゼンの話を受け、ついに総理大臣・宮部との公開討論に挑むヘミングウェイ。果たして、討論の場でヘミングウェイは何を口にするのか。物語の新たな展開をお楽しみに!

第6話あらすじ(9月3日放送)

 幼稚園バスの運転手を殺害し、13人の園児を拉致・監禁していた琴音(シシド)をマークしていた公安が、外務省からの横やりで撤収させられていたことが判明。琴音の監視を続けていた刑事によると、彼女の自宅にNPO法人「しあわせの鐘の家」の代表・ローゼン(野間口)が出入りしていたという…。話を聞いた刑事・柴田(生瀬)は、部下の野間(戸塚)とともに、「しあわせの鐘の家」に向かう。重要参考人としてローゼンを警察に引っ張ろうとすると、そこに総理大臣・宮部が現れる。ローゼンから「テレビで総理大臣と公開討論をしてほしい」と言われたヘミングウェイは、彼の狙いが何なのか分からず、ローゼンの正体に疑問を持ち始める。

 一方、新聞記者・詠美(白石)は、“声が聞こえる”と世間を騒がせたヘミングウェイの動画を専門家に検証してもらうが、一切細工は施されていなかった。「影響力のある人物が何かを発信すると、集団催眠になることもある」という言葉に、詠美はこの話を否定しようと意気込む。しかし、詠美の上司である橋太(橋本じゅん)は、何度も危険な目に遭っている彼女に、手を引くよう進言する。それでも諦めきれない詠美は、海岸近くの漁村へ向かうと、そこで暮らす老人から、ある話を聞かされる。

【番組情報】

「漂着者」
テレビ朝日系
金曜 午後11:15〜深夜0:15 ※9月3日は午後11:20~深夜0:20
※地域によって放送時間が異なります

テレビ朝日担当 S・H



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