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「ちむどんどん」ヒロイン・黒島結菜が上京後に出会うキャスト10人が発表2021/06/15

 黒島結菜がヒロインを務める、NHK総合ほかで来春放送の2022年度前期連続テレビ小説「ちむどんどん」(月~土曜午前8:00ほか、開始日未定)に、原田美枝子、高嶋政伸、井之脇海、飯豊まりえ、片岡鶴太郎らが出演することが発表された。

 沖縄本土復帰50年となる来年。“朝ドラ”第106作となる本作は、ふるさと沖縄の料理に夢を懸けた比嘉暢子(黒島)と支え合う兄妹たちの、本土復帰からの歩みを描く、笑って泣ける朗らかな50年にわたる家族の物語。映画「フラガール」(07年)や、「マッサン」「こもりびと」(ともにNHK)などを手掛けた羽原大介氏が脚本を務めるオリジナルストーリーだ。暢子の両親役で仲間由紀恵、大森南朋、兄妹役で竜星涼、川口春奈、上白石萌歌が出演する。

 今回、発表されたキャストは、ヒロイン・暢子がふるさとを旅立った後、東京や横浜市鶴見で出会う人々。原田は暢子に絶対的な力を持つ東京のレストランのオーナーで、実は暢子の家族と因縁を秘めている大城房子、高島は暢子の直属の上司で、房子を敬う優しくて勇敢な厨房のリーダーの二ツ橋光二を演じる。

 原田は「大城房子は、横浜生まれの沖縄移民2世で、1970年代では、まだ少なかったイタリアンレストランのオーナーです。精神的にも経済的にも自立し、『食』だけでなく、『文化』や『哲学』にも造詣が深い、強くて聡明な房子を魅力的に演じられるようにと、今から楽しみにしています」と意気込みを語る。

 高島は「私のデビューは、1988年の連続テレビ小説『純ちゃんの応援歌』。役名は、金太郎。最初の登場シーンのセリフは『ジャーン!』。この登場シーンは、一度も忘れたことのない感謝のデビューであり、私の役者としての原点です。当時、デビューにあたり、何から何まで力になってくれたわが父、忠夫にきつく言われた、『一番最初に台本をもらった時の感動を忘れるな』という言葉も、今回あらためて胸に響いています」と朝ドラ初出演を振り返り、「あれから30年以上たちまして、1997年に出演させていただいた『あぐり』に続き、三度、その原点である連続テレビ小説『ちむどんどん』に出演させていただくことになり、本当に感激しております。『一番最初に台本をもらった時の感動を忘れるな』。はい! 忘れません! 今の気分は本当に『ちむどんどん』!ですよ、忠夫さん!!」と亡き父が残した言葉に思いをはせる。そして「今回いただいた役は、イタリア料理のシェフです。ちょっと頼りないけど、根は優しい。正に、私そのもの(すみません、ちょっと盛ってます)。とにかく、初心忘れることなく、真心込めて演じさせていただきます」と力を込める。

 また、井之脇は、暢子が勤めるレストランの厨房の先輩で、新人の暢子には厳しくかつちょっと意地悪にも当たるが、紆余曲折(うよきょくせつ)を経て暢子の重要な仲間になっていくシェフの矢作知洋、飯豊は暢子の幼なじみ・青柳和彦(宮沢氷魚)の同僚であり恋人の新聞記者で、暢子とも友人関係となるが、暢子と和彦との仲の良さが徐々に気になっていく大野愛、片岡は故郷を出て途方に暮れていた暢子を救う、鶴見の沖縄県人会会長・平良三郎を演じる。

 井之脇は「矢作は人付き合いが苦手で、不器用で頑固な“世渡り下手”な人物。第一印象は良くない印象を持たれやすい矢作ですが、接していくうちになぜか放って置けなくなってしまう、かめばかむほど味が出るタイプだと思います」と役柄を説明。「見ている方に、矢作の、ひねくれた言葉の裏にある真意や、台本に描かれていない人生を想像して、かむように矢作を味わっていただけたらうれしいです。魅力的な人物になるように頑張ります」と意欲を燃やす。

 「初めて連続テレビ小説に出演させていただいたのは10代の頃でした。あの頃にしかできなかった経験や、見ることができた景色が今の私につながっています。ご縁に感謝し、真摯(しんし)に大野愛さんと向き合っていきたいと思っております」と抱負を述べる飯豊は、「当時はまだ多くなかった女性の新聞記者ということで、意志を持って仕事をしていくという部分は、自分の気持ちとしても通ずるものがありますし、当時の社会の中でそれを決断していく彼女の心の動きも丁寧に演じられればと思っています。今から出演者の方々とのお芝居がとても楽しみでしかたありません」と期待に胸を膨らませる。

 片岡は「上京してきた沖縄県民のためにいろいろと世話役を担い、面倒みがよい沖縄県人会の会長。何かトラブルがあれば県民の盾になるという男気のある人物です。堅気やアウトローな面、シリアスな面、コミカルな面。さまざまな一面を持ち合わせ人生の歩みのなかで、矛盾というものが出てくると思います。その矛盾をうまく結合させて生きていく術を持っている男だと伺っております。その矛盾の結合をうまく表現する人物を演じたいと思っております」と気合を入れている。

 そのほか、暢子の兄・賢秀(竜星)と丁々発止のやりとりを繰り広げる、養豚場の勝気な娘・猪野清恵役を佐津川愛美、賢秀が働く養豚場の経営者で2人を見守る清恵の父・猪野寛大役を中原丈雄、青柳の勤める新聞社の上司で皮肉と情熱に満ち、若者たちを導くジャーナリスト・田良島甚内役を山中崇、暢子が暮らす横浜市鶴見の沖縄県人会会長の妻で、夫と共に鶴見の県人会や暢子を支える平良多江役で長野里美、暢子の下宿の大家であり鶴見の沖縄居酒屋主人・金城順次役で藤木勇人が出演する。

 また、番組のロゴも決定。デザインを手がけた小杉幸一氏は「『心(ちむ)高鳴る(どんどん)』の言葉の意味から、躍動感や多幸感、優しさや美しさなどを多面的に感じてもらえるような題字デザインを心がけました。心や愛を表現するために『ちむ』にはハートを内包させています。また、沖縄らしい空や海、人や家族はもちろん物語を紡いでいくにつれ、食と文化、日本までもどんどんつながっていく絆のイメージをさまざまな色のグラデーションで表現しています。見た人が『ちむどんどん』するようなものになっているとうれしいです!」と語っている。


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