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黒島結菜がヒロインの“朝ドラ”「ちむどんどん」のキャストを3週連続発表中! 母親役・仲間由紀恵は「沖縄を表現するにも最高の人選」2021/06/15

 黒島結菜さんがヒロインを務める2022年度前期連続テレビ小説「ちむどんどん」(NHK総合ほか)の新キャストが6月1日から3週にわたって発表中! 沖縄が本土復帰50年を迎える来年、“朝ドラ”第106作となる本作は、沖縄で生まれ育ったヒロイン・比嘉暢子(黒島)と兄妹たち家族が描かれます。

 暢子は幼い頃からおいしいものを食べること、作ることが大好きな女の子。高校卒業を機に故郷を離れ、沖縄出身者が多い横浜市鶴見で暮らしながら東京のレストランで働きます。大人の階段をのぼる中、故郷の料理を見直し、東京で沖縄料理の店を開くために奮闘する物語です。

 キャスト発表第1弾は暢子の家族が、翌週8日には暢子が沖縄で出会う人々が決定。この後は、暢子が東京や鶴見で出会う人々が発表されます。NHKドラマ公式Twitter(https://twitter.com/nhk_dramas)とドラマトピック(https://www6.nhk.or.jp/drama/)で解禁されますので、ぜひチェックしてみてくださいね。

 その前に…。制作統括の小林大児さんが作品のテーマやキャスティングについて語ってくださいました。

★“朝ドラ”といえば“家族”&“ふるさと”

「“朝ドラ”といえば“家族”と“ふるさと”が一番大事なテーマになってくると思います。そして沖縄の本土復帰50年の年ということで、舞台を沖縄にしました。僕は20年ほど前にNHK沖縄放送局に勤めていたのですが、当時はインターネットの情報がなく、沖縄に行って初めて沖縄料理を知りました。沖縄そばがおいしくて、ほぼ毎日食べていたくらい沖縄料理を楽しんだ思い出があります。沖縄に限らず、その土地で暮らしながら食べるおいしさがあると思うので、このドラマで皆さんにご紹介できれば本望かなと思っております。沖縄の独特の食文化も魅力ですし、“おいしいものを食べると人が笑顔になる”というテーマ設定で考えました。さらに“朝ドラ”の世界観を描く上で、“遠く離れていても家族の絆がつながっている”ということも上乗せしたいと、作家の羽原大介さんや演出家とブレストしながら考えてきました。家族構成をイメージした時に、日本でいえば『細雪』、海外でいえば『若草物語』、“朝ドラ”でも『てるてる家族』(平成15年度後期連続テレビ小説)など4きょうだいものは理屈を超えた人と人との絆が魅力的で名作にあふれているので、そこを意識しつつ、一番上の子を男性にして、少し色どりを作りたいと思い、男1人女3人のきょうだいにしました」

★ヒロインは沖縄県出身の黒島結菜

「沖縄が舞台ということもあり、ヒロインは沖縄県出身の黒島結菜さんのほかに考えられませんでした。3月3日の発表前日に、沖縄のやんばるで広報写真を撮らせていただきました。カヌーに挑戦してもらった時は、少し雨も降っていて、決してベストな状態ではなかったですが、乗りこなしていらっしゃったので、運動神経がいいなと感じました。黒島さんがものすごく楽しそうにしていたのが印象に残っています。シャッターを切った人がいるので感想を…」

 ということで、当日カメラマンを担当された方からもコメントをいただきました。

「黒島さんとは初めてお会いしましたが、よく食べて、よく笑って、“暢子だな”という感じがしました。東京で見る彼女と沖縄で見る彼女は違って、“やっぱり沖縄の子なんだな”と感じましたし、天真らんまんで、周りの人たちを笑顔にさせる子でした」

★暢子の母・仲間由紀恵&父・大森南朋

「沖縄本土復帰50年という節目のドラマでもありますし、母親役は生きてきた歴史も含めて、沖縄の戦後を体現する人物であってほしいという思いから、“仲間由紀恵さんしかいないよね”と、早い段階で決まりました。大河ドラマでは主演をされて、NHKを背負ってきてくださった方でもありますし、沖縄を表現するにも最高の人選だと思っています。どこの都道府県でドラマをやるにしても、その土地の方をキャストに入れたいというのは常にあります。今回は黒島さんと仲間さんをキャスティングできて良かったですし、期待しています。また父親は、事前に発表していますように、早くに亡くなります。お父さん亡き後の苦労も含めて、子どもたちが生きていくことになるので、亡くなってしまう分だけ残していくものが鮮明であってほしいと思いました。堅い部分と柔らかい部分の両方を併せ持った俳優さんを話し合った結果、大森南朋さんが一番魅力的なお父さん像であり、大森さんが演じる“大家族のお父さん”も見てみたいと思い、お願いしました。ハードな役だけでなく、最近は民放のドラマで柔らかくて魅力たっぷりな役をやっていらっしゃるので期待しています。“朝ドラ”初出演に関して、大森さんとお会いした時に『出ていなかったんですか?』とお聞きしたら『そうなんですよ。出たいなと思っていました』というお話をさせていただきました」

★暢子のニーニー・竜星涼&ネーネー・川口春奈&妹・上白石萌歌

「長男役の竜星涼さんは、以前、羽原さんも僕もご一緒した『昭和元禄落語心中』(2018年/NHK総合ほか)で、明るくて型破りなキャラクターを演じてくださったのが印象に残っています。今回は違うキャラクターになりますが、僕らが考えているトラブルメーカーで優しい家族思いの“ニーニー”を演じてくれるのではないかと思っています。また長女は優等生で、真面目で、不器用な愛情を秘めている人にしたいと思い、川口春奈さんにオファーさせていただきました。川口さんは、大河ドラマ『麒麟がくる』(2020年/NHK総合ほか)で、とても印象に残るお芝居をしていただいて、真面目なだけではなく、そこに不器用さがあって、お母さんとは違い、優しいだけではなくて時にはぶつかったりもする…。未熟な堅い部分を残した魅力的なお姉さん像にピッタリだと思います。そして末っ子の妹は、当初から“歌を歌うのが大好き”“やや体が弱い”という2点を軸に、体が弱い半面、きょうだいで一番透明度が高い謙虚な人という設定にしたかったです。透明感という面を含めて、上白石萌歌さんがいいとなり、こちらも違和感なくイメージ通りに決まりました」

 豪華なキャスティングに“ちむどんどん”(沖縄の言葉で“わくわく感”の意味合い)しますね! 放送は2022年春スタート予定です。

【番組情報】

連続テレビ小説「ちむどんどん」
2022年春放送予定
作:羽原大介 ヒロイン:黒島結菜

NHK担当 M・I

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