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奈緒&磯村勇斗が初共演!「演じ屋」でW主演2021/03/21

奈緒&磯村勇斗が初共演!「演じ屋」でW主演

 奈緒と磯村勇斗が、WOWOWプライムで今夏スタートするWOWOWオリジナルドラマ「演じ屋」(日時未定)でダブル主演を務める。依頼された役になりきる“演じ屋”という職業をテーマにした物語で、演じ屋のアイカを奈緒、自分を痴漢の冤罪(えんざい)に追い込んだ犯人たちに復讐(ふくしゅう)するためにアイカを雇うトモキを磯村が演じる。

 最初は、演じ屋という職業に戸惑いを隠せないトモキだったが、アイカとの復讐を通じて成長していき、物語が進むにつれてアイカとの恋の予感も。アイカもトモキを演じ屋の世界に引き連れて、自身のある復讐の目的に誘い込む。ドラマでは、演じ屋の仲間たちの姿を描きながら、家庭内暴力や飲酒運転など日本が抱える社会問題にも切り込む。脚本と監督を務めるのは「ファイナルファンタジーXIV 光のお父さん」のテレビドラマ版などを手掛けてきた野口照夫氏。2000年代初頭にインディーズ作品として「演じ屋」を制作し、約20年ぶりに新しい「演じ屋」を生み出すこととなった。

 映画「演じ屋reDESIGN」(2019年)にも出演し、今回主演が決まった奈緒は「撮影が終わってからも、ずっと『演じ屋』の皆さんと再会できる日を信じていました。主演をやらせていただくというのは身の引き締まる思いです。信頼する野口監督をはじめ気の置けないスタッフ・キャストの皆さんと共に最後まで駆け抜けたいです」と意気込む。

 また、脚本を読んで「人の弱さや奇麗なだけではない部分、アイカの言葉を借りると『悪党』もたくさん出てきます。その中でキラリと光る登場人物の優しさを汲みとった本だと思いました。『演じ屋』ならではのブラックユーモアも愛らしく健在で、何回読んでも面白いと思いました。アイカさんはとても情に熱く優しい人だと思います。人のみにくい部分にたくさん触れてきたことで、達観している部分と子どものようにピュアな部分を併せ持っているアイカだからこそ、揺れ動く姿がとても人間らしく魅力的に感じます」と語る。

 共演する磯村については「ご一緒できると聞いたときは本当にうれしかったです。映画で拝見してとてもすてきな役者さんだと思っていたので“『演じ屋』に強力な仲間が加わるぞ”と、心の中でガッツポーズをしていました。現場では全体を見てくださっていますし、和やかな空気を作ってくださっていて心強いです」と信頼を寄せる。

 その磯村は「奈緒さんとは今回初めての共演ですが、以前番組で女優を志した理由や、芝居に対して真摯(しんし)に向き合っている姿を拝見して、一本心(しん)の通った女優さんだなという印象でした。現場に入ってからもその姿勢を感じますし、笑顔がすてきな愛嬌(あいきょう)のある方なので、これからの撮影が楽しみです」と期待。

 自身が演じる役柄に関しては「素直に感情を表す人物だと思いました。人の言葉を素直に受け入れるし、自身が感じたものはそのままストレートに表現するので、分かりやすい性格だと思います。そして、出会う人たちに寄り添う優しい一面もありながら、決断を下すべきところはしっかりと下す。強い心(しん)を持っているところがトモキの魅力だと思います。あと演じ屋からいじられる姿は弟的なかわいさもあるのではないかと思いました」と印象を述べる。

 そして、自身が演じ屋だったらスパイをやってみたいそうで「あらゆる権力やお金を牛耳っている人物の懐に入り情報を得る。そして必要であれば武力ではなく頭脳を使って精神的に追い込んでいく手法を使い制裁していく。そんなシチュエーションでスパイを演じてみたい。映画の見過ぎかもしれませんが、絶対に出会うことのないスパイという、そもそもが演じ屋である職業を演じてみたいです」と明かしている。


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