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吉川愛&板垣李光人がW主演!「ジェンダーレス男子に愛されています。」が実写化2021/03/02

吉川愛&板垣李光人がW主演!「ジェンダーレス男子に愛されています。」が実写化

 吉川愛と板垣李光人が、日本テレビで4月1日スタートの連続ドラマ「カラフラブル~ジェンダーレス男子に愛されています。~」(木曜午後11:59=読売テレビ制作)でダブル主演を務めることが分かった。2人は共に連ドラ初主演となる。

 原作は「FEEL YOUNG」(祥伝社)で連載中の、ためこう氏によるコミック「ジェンダーレス男子に愛されています。」。仕事熱心だが自分自身には手を抜きがちな等身大の女性・町田和子と、メークとファッションを自由に楽しむ男性・相馬周が、お互いがいることで成長し、自分自身や取り巻く世界がカラフルになっていく、かわいすぎる2人のラブストーリーだ。脚本は坪田文氏、監督は熊坂出氏と、2020年夏に同局で放送され好評を博した「おじさんはカワイイものがお好き。」を手掛けたスタッフが再集結し、最高にキュートな恋模様を作り上げていく。

 吉川が演じる和子は、美しいものが大好きだけど、仕事に夢中になるあまり自分自身のおしゃれは二の次になっている漫画誌の編集者。今春公開のディズニー映画「ラーヤと龍の王国」では主人公・ラーヤの日本版声優に抜てきされ、今夏公開の映画「ハニーレモンソーダ」ではヒロインを演じる大注目の存在である吉川が、懸命に働く一方、周の愛情を受け止めて自由に生きる楽しさを知っていくという、和子の明るく親しみやすい魅力を体現する。

 一方、板垣は、そんな彼女が出会う、メークも完璧なファッションショップ店員・周を務める。「仮面ライダージオウ」(テレビ朝日系)に出演し、映画「約束のネバーランド」ではメインキャストの1人に選ばれ、その美少年ぶりで話題を呼んだ板垣。今回は、大好きな和子にいちずな愛を捧げ、美しいだけでなく時に強い一面ものぞかせる、周を多彩な表情で魅せる。周は和子のことがずっと好きだったと言い、2人はお試しで付き合うことに。初々しい2人の恋は、どのように進んでいくのか注目だ。

 「主演をやらせていただけると聞いて、すごく光栄でうれしかったです。至らないところは多々あると思いますが楽しく撮影できればいいなと思います!」と初主演の心境を伝える吉川は、相手役を務める板垣について「初めてお会いした時に髪形、服装や、爪の先まで奇麗でこんな奇麗な男性がいらっしゃるんだとびっくりしました。まだきちんとお話したことがないのですがコスメ好きとお伺いしたので、撮影現場でもコスメのお話などできたらと思います!」と現場での対話を楽しみにしている。

 また、演じる和子のキャラクターを「わこちゃんは自分のことより好きなことに全力で夢中になってしまう猪突猛進で、かっこいい部分と不器用でかわいい部分がある女の子です」と説明し、「人には思い込みや偏見で、傷ついたり思い悩んだりすることがあると思います。そんな時にこの作品を見ていただきたいです。この作品を見ればいろいろな考え方を持てたり、前向きな気持ちになれると思うので、1人でも多くの方に見てほしいです!」と見どころをアピールする。

 初主演ドラマの撮影を前に「自分自身、今回初めて主演という立場を経験させていただけるということで、うれしさと不安とを感じています。ですがいつも通り、真摯(しんし)に愛を持って、楽しく作品と向き合っていけたらと思います」と意欲を見せる板垣は、吉川の演技に対して、「吉川さん自身もオタクだということで、わこちゃんのそういう部分の表現にすごくリアリティーを感じました。僕もオタクなので、推しを前にした時のお芝居を見て『分かる…』と心の中で激しくうなずいていました…」と共感を覚えたことを明かす。

 そして「高校時代、わこちゃんと出会って自由にファッションやメークを楽しむようになりました。わこちゃんのことを思い、自分の考える美しさというものに対してひたすら努力をする、真っすぐな子です」と役どころを語り、「原作の持つ、キラキラとした尊い空間を吉川さんはじめとしたすてきなキャストの皆さんと作っていけたらと思います。ぜひ、木曜の夜にカラフルでラブにあふれた世界をお楽しみください!」と呼びかけている。

 ためこう氏は「美しい男の子を眺めるのが好きで描き始めた連載ですが、まさか実写で拝見できる日が来るなんて…! ビジュアルでもストーリーでも、キラキラしたものを見られることを楽しみにしています」と実写化に期待し、脚本の坪田氏は「社会には良くも悪くもさまざまな人がいて、それぞれのハートを持って生きている。そんな彩り豊かな世界2人の主人公が手を取り合って歩いていくドラマです。そう言うと真面目な話に思えるかもしれませんが、『おじカワ』チームが再集結して作っておりますので全力で真剣にコメディーです。熊坂監督とは今回はパンクで行こうと決めました。何卒、皆さまよろしくお願いします!!」とメッセージを寄せる。

 さらに、番組を手掛ける小島祥子プロデューサーは「見ているだけで幸せな気持ちになれるお二人をダブル主演に迎えることができ、最高にフレッシュなドラマが誕生する期待でいっぱいです! 原作を拝読した時、お互いの個性をありのまま愛するキュートで新しいカップルの姿に、自分自身のだめな部分も許してもらえるような感覚をいただきました。ドラマは坪田さんや熊坂監督の手で、すべての人の生き方を肯定する“カラフルなラブ”に満ちた、でも身構えずに楽しめる群像劇に仕上がっていっております。木曜の深夜にかわいいカップルのやりとりやコミカルな展開に笑って癒やされながら、明日からちょっと楽に生きられる、元気がもらえるドラマをお届けしたいと思っています」と意気込んでいる。


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