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吉川愛☆映画「転がるビー玉」で夢を追う女の子を熱演!2020/01/22

ファッション&カルチャー誌「NYLON JAPAN」の創刊15周年プロジェクトとして製作された映画「転がるビー玉」で、萩原みのり、今泉佑唯と共にメーンキャストを務めている吉川愛。東京の中心部・渋谷で、夢を追う仲良しの3人がマンションをシェアして暮らしている設定の作品。撮影現場でのエピソードや舞台裏などを聞いた。

──モデルをしている愛という役を演じるにあたり、何か準備をしましたか?

「初めて宇賀那健一監督にお会いした時、『シェアハウスで過ごす愛は、他の2人の面倒を見るような女の子だけど、仕事では努力がなかなか実らず、夢がかなわないつらさを溜めてしまう女の子。そこに気を付けてくれれば、あとは自由に演じてほしい』と言われたんです。だから特に準備するようなこともなく、自由にやらせていただきました。演技をしながらその時々で抱いた感情をうまく出せればいいな、と思いながら演じました。私は愛ちゃんと似たような仕事をしているので、共感するところもたくさんありました。例えば、大野いとさんが演じるカリスマモデルのテテに、『こっちは死ぬ気でやっているのに、やる気がないなら辞めれば?』というようなことを愛が言われるシーンでは、その言葉に思わずウッとなりました」

──共演された萩原さん、今泉さんから何か刺激を受けたことはありましたか?

「久しぶりに同世代の方たちとの共演だったので、すごく新鮮でした。しかも、シェアハウスという設定だったので演じるのがすごく楽しくて! 撮影の初日、人見知りの私はつい2人と距離を置いてしまって、何かしゃべらなければと思いつつ、何もしゃべれなかったんです。でも、いざ撮影に入って、『よーい、スタート!』の声が掛かった時、不思議と自然な演技がしやすかったんですよね。カットが掛かった瞬間、すぐ元の状態に戻ってしまったのですが(笑)、すてきなセットと2人のおかげだなと思いました。2人に頼れたからこそ、その後も自由に演じられたのだと思います。完成した映画を見た時も、まだ関係性を作れていないまま撮ったファーストカットが違和感なく、とても仲良く感じられたので、自分でもすごく不思議だなと思いました」

──本作で描かれている女の子の友情や、一緒に暮らしているからこそ生まれる関係性には憧れますか?

「いいですよね~、ずっと友達と一緒にいられるなんて。常にちょっとした話ができるのもいいし、無言でも別に大丈夫だし…。“一緒にいる”という時間や空間がすてきで、きっと居心地がいいんだろうな、と思います。私は友達にお泊まりしてもらうことが多いのですが、一緒に家具を選んだり買い物に行ったり、すごく楽しそうですよね。今回、そんなシェアハウスの疑似体験ができてうれしかったです!」

──もし本当に誰かとシェアハウス生活をするとしたら、どんな共同生活を送りたいですか。

「疑似体験をして感じたのは、やっぱり3人がベストだな、ということ。4人はちょっと多くて、2人は少なすぎると思います。メンバーもこの3人で、役割分担も映画の設定のままでいいし、家も撮影で使ったあの家がすてきだし、映画のままに3人で実際に暮らすことができたら、すごく幸せです。でも、実際にシェアハウスで暮らすのは難しいだろうな、とも思います」

──舞台は“再開発で変わりゆく渋谷”ですが、渋谷にはよく行かれますか?

「待ち合わせがしやすい場所なので、よく行きます! 待ち合わせをして、映画を見て、その後でご飯を食べに行ったりします。それに、欲しいものは何でもそろう最先端の街なので、渋谷に行くとついコスメを買ってしまうんですよね(笑)。ただ、東急東横線の駅のホームの雰囲気とかがすごく好きだったので、そういった場所を含めてどんどん変わってしまうのは少し寂しいな、と感じることもあります」

──渋谷で過ごすこと以外で、お休みの日はどのように過ごしていますか?

「アニメが好きなので、アニメを見ています。映画もチェックしますが、まずはテレビ番組を見ます。最近は『鬼滅の刃』が大好きで、放送は終わってしまいましたが漫画は続いていて、大好きな推しキャラもできて、もう幸せです(笑)。グッズも買うくらい、愛があふれています! アニメファンの友達からいろいろと情報を教えてもらっていて、毎日何かしらをチェックしています(笑)」

──今後は、どんな作品や役に挑戦していきたいですか?

「大好きなアニメの声優もやってみたいですが、あまりにも好きなので恐れ多すぎて、やりたいなんて言えないですね(笑)。『好きです』と言うのが精いっぱいです! 私が目指すのは、“カメレオン”と言われるような女優になること。どんな作品に出ても、“吉川愛っぽいね”、“吉川愛にしかできないね”と言われるような演技がしたいんです。特に挑戦したいのは、コメディー作品。変顔でもなんでも喜んでやります!!」

【プロフィール】

吉川愛(よしかわ あい)
1999年10月28日東京都生まれ。蠍座。B型。’19年はドラマ「初めて恋をした日に読む話」(TBS系)、NHK大河ドラマ「いだてん~」などに出演。ドラマ「恋はつづくよどこまでも」(TBS系)に出演中。映画「のぼる小寺さん」が6月公開。

【作品情報】

「転がるビー玉」
1月31日 ホワイトシネクイントにて先行公開
2月7日 全国順次ロードショー

「NYLON JAPAN」創刊15周年記念プロジェクトにより製作。再開発中の渋谷で、取り壊しが決まったマンションをシェアして暮らす愛(吉川)、瑞穂(萩原)、恵梨香(今泉)はそれぞれ夢を追い掛けているが…。配給:パルコ

取材・文/折田千鶴子 撮影/尾崎篤志 
ヘア&メーク/Moe Mukai、Maki Ihara スタイリング/Yoko Irie(TRON)

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