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「パラサイト 半地下の家族」が地上波初放送。 オリジナル吹き替え版で神木隆之介が声の出演2020/12/18

 10月に35周年を迎えた日本テレビ系の「金曜ロードSHOW!」(金曜午後9:00)。2021年最初の放送となる、1月8日は「35周年記念作品」として、今年のアカデミー賞作品賞を受賞した話題作「パラサイト 半地下の家族」を本編ノーカットで地上波初放送する。また、番組オリジナルとなる吹き替え版で、神木隆之介が声の出演をすることが分かった。

 ポン・ジュノ監督が手掛けた本作は、今年のアカデミー賞で作品賞はじめ、監督賞、脚本賞、国際長編映画賞の4部門を受賞。アジア映画では史上初めての作品賞受賞となった。さらに、第72回カンヌ国際映画祭で最高賞となるパルムドール受賞など、世界各国の映画祭を席巻。全世界が熱狂し、かつてない社会現象を巻き起こした。日本でも公開直後から話題となり、47億円を超える興行収入を記録した。

 そんな超一級エンターテインメント作品を、今回は「金曜ロードSHOW!」でしか見られない吹き替え版で放送。神木は、家庭教師になりすました青年・ギウ(チェ・ウシク)の声を演じる。そのほか、ソン・ガンホ演じる一家の父親・ギテク役に山路和弘、家庭教師の生徒・ダヘ(チョン・ジソ)役に早見沙織など、実力派がそろっている。

 神木は「今まで声で参加させてもらった作品では、僕の出す声の色がついていましたが、今回はそれをあえて抑えて、今までにない声の出し方に挑戦させていただきました。やったことがないチャレンジだったので不安もありつつ、どんな出来上がりになるかとても期待しています」と吹き替えに挑戦した感想を話す。

 作品の魅力は「起承転結の『転』の部分」に感じたそうで、「坂道を岩がゆっくりと転がり出すと思ったら止まらずに転がる予想だにしないストーリー展開。計算と伏線がいっぱい張り巡らされ、綿密に作られていて、先が読めません。『えっ! こういう終わり方なんだ…』とあ然とする一方で、最後は希望を見せてくれる部分もあります」と解説。

 そして、ギテクの「計画通りいかないのが人生だ。だから人間計画すべきじゃない。計画がなければ失敗することもない…」というセリフがお気に入りだと明かし、「世の中、自分の思い通りにいかないのが当たり前で、失敗しないための逆転の発想がすごいなと思いました」とその理由を語る。

 さらに、好きな登場人物には、妹のギジョンを挙げ、「僕も(妹ではなく)姉ですが、きょうだいがいるので、会話の雰囲気など息の合った本当に兄妹な感じがとてもいいなと思いました。気を使ってない兄妹の距離感、苦楽をともにした関係性が少しうらやましかったです。姉は結婚していて最近はあまり会話できていないのですが、たまには話してみたいなと思いました」と打ち明ける。そして「映画自体、すてきな映画で、何度見ても『伏線の回収の仕方が見事だなあ!』という思いは色あせません。ぜひ、字幕以外の形で皆さんに見て楽しんでいただけたらうれしいなと思います!」とアピールしている。

 日の光も入らない“半地下住宅”で暮らすキム一家は、現在全員失業中。楽天的な父・ギテク、元ハンマー投げの選手だった母・チュンスク(声・津田真澄)、大学入試に失敗し続ける長男・ギウ、予備校に通えない美大志望の長女・ギジョン(声・近藤唯)の4人は、貧しいながらも家族仲良く暮らしていた。ある日、ギウがエリート大学生の友人に家庭教師の仕事を紹介される。訪れた先はIT企業のパク社長(声・東地宏樹)一家が暮らす高台の大豪邸。受験のプロのギウは、若く美しい妻・ヨンギョ(声・恒松あゆみ)と娘・ダヘの心をつかむことに成功する。続けてギウは、パク家の末っ子・ダソン(声・小林由美子)の美術家庭教師に妹のギジョンを紹介し、兄妹そろって豪邸で働き始める。急速に一家の信用を得ていくギジョンは、次にある仕掛けを思いつき…。身分を偽り、徐々にパク一家にパラサイト=寄生していくキム一家。果たして彼らに待ち受ける衝撃の結末とは!?


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